ナイフ
以前、拾い集めたエゾ鹿の角をある方に送りました。 なんでも、その方のお父様がナイフづくりが趣味でその柄の部分に角を使いたいということです。 死ぬまで作っても余る?ほど送りました。 ある日のこと、なんと、その鹿角を柄にしたナイフが2本送られてきました。しかも、重厚な皮で出来や鞘です。 ナイフはこんな感じです。 こんなのまともに買ったら数万円はしますから恐れおののいています。...
View Articleミンククジラのストランディング
月曜日のこと、漁を終え帰港途中、定置網の向こう側に大きな塊が見えました。大きさの異様さに、すぐにはそれが何なのか理解できないほど! できる限り近寄って、それがトドどころかはるかに大きいクジラの死体であることを理解しました。 体内にガスが溜まって、とんでもないことに! 帰港してから、問題の定置網漁業者らにクジラの死体が絡みついていることを報告しました。...
View Article海の中は入り乱れている?
春から漁業者の間で海の中の異変はよく話題になっていますが、科学者の方々も言うことが二転三転し困惑しているようです。 エルニーニョでダメとか言っておきながらも、海水温は表層が高いようです。 そのせいなのか、寒冷、温暖地域の魚種が入り乱れて水揚げされています。...
View Article懐かしいCM
自分が高校生の頃です。 このCMがテレビから流れると手を止めて見入っていました。 悲しいような、ホッとするような、何とも言えない気持ちになったものです。 唄もいいんですよね!
View Articleモモジロコウモリを保護しました
この時期になると沖合で操業中、よく蝙蝠が船の周りを飛んでいます。 条件としては無風に近く、霧が発生していることが条件ですね! 当然、夜間の操業中ですが明るくなる前にほとんどのコウモリは陸に向かって飛んで逃げ切ります。 しかし、時々間に合わないというか、横着して船のどこかに隠れ潜む個体が居まして、そんな蝙蝠が動き出した船に驚いて飛び立つわけです。...
View Article不安な予感!
気象庁発表で当初予想されていたエルニーニョ現象がずれ込むというか思ったほどでは無く済みそうです。 でもね、生物界では明らかにおかしいわけです。 過去には何度かエルニーニョを経験していますが、その時はこんなことはありませんでした。...
View Article斜里岳へ
日曜日、自分の体調を推し量る意味で濡れた岩場の多い斜里岳に登ってみました。 天気予報は終日曇りで、夕方は雨の予報でしたので眺望は全く期待していません! 普段ならこの時点で登らない自分ですが今回はちょっと違う!...
View Article第32回ふるさと少年探険隊・第1回スタッフ会議
今年も知床を舞台に5泊6日の旅が始まります。 日程は7月28日出発、帰着は8月2日。 今回は40名の子供たちを引き連れての旅です。 スタッフも毎年のことながら仕事や家庭の事情で入れ替わりが激しく、今年も約半分は未経験者です。 事前の入念な打ち合わせがこれからの探険隊の成否を握るわけです。隊長からの挨拶! 続いて後方支援のトップとなる社会教育課長の挨拶!...
View Articleミズウオダマシ
深海魚が揚がってきました! 近いうちに地震あるの? 前回はミズウオという魚を取り上げましたが、今回はそれと間違えられるというかよく似た魚で名前もありがたくないような 『ミズウオダマシ』と言うそうです。 普段は深海1000m以深に生息しているとか? 深海魚らしく歯は鋭い!動くものは何でも捕食しないと餌が少ない深海では生きていけません!...
View Article第32回ふるさと少年探険隊・保護者説明会
ふるさと少年探険隊に参加する児童生徒40名の中で今回初参加となる子供たちが15名います。(男子19名、女子21名) また、初めて知床半島を目指す子供も4名(全員女の子)います。 対応するスタッフは若干女性の方が多い感じですが、実を言うと例年は7割方男性だということを考えると今年はちょっと自然界同様異変が起きていますね!ここでも草食化が進んでいるんでしょうか?...
View Article思い出のマーニー
日曜日、天候が優れず、登山の予定を変更して釧路まで映画を見に行ってきました。ジブリの映画『思い出のマーニー』です。 宮崎監督が引退し、そして米林監督作品・・・・。 映画を観た宮崎監督が酷評していましたが、それがどういう意味なのかは計りかねます。後継者への励ましの意味なのか、本気なのかは受け手側の米林氏関係者、及びその後のジブリの方向性で決まるでしょうね!...
View Article個性が光る昆布船!
羅臼では今、昆布漁真っ最中!自分も小学生までは家が昆布漁師でしたが、干場が浸食で無くなり、当時は夏場の刺し網も漁があったので昆布漁の権利を更新しなかったんですよね! 子供心に内心嬉しかったです。 なんでかって?昆布はゆっくりする暇がないというか、常に空を見上げていましたし終わりが見えないんですよね! 子供と言えど貴重な労働力ですから、小学生時代夏休みの思い出は無いようなもの!...
View Article浮上開始!
足の状態も良くなり、練習を始めました。 実は、先月ン十年ぶりに若い頃のマラソン仲間に出会いました。 彼がいまだに現役として各地の大会に出ていることは知っていたのですが、現役らしくマラソン体型を維持していましたね! 話し込んでいるうちに自分がトレランの大会に出ていることを知りフルマラソンに誘われました。 最後に走ったのは27歳の時、過去2回だけ走っています。...
View Article黙っとけって言うんですよね!
トドが近所で漂着していました。 双眼鏡で海岸線を覗いていると、オジロワシがたむろしているのが見えました。 そういう時は100%当たりです。何羽いるのか? 全部で5羽、すべて幼鳥です。まだ自分で餌を獲るのは下手なので依存しますね! とても奇麗で素敵な色合い、良い感じです。 探険隊のコースに無ければ良いのですが、保証はできません! あって、居たらどうする? 実力行使でしょうね!...
View Articleトドのその後
トドの死体がその後どういう経緯を辿ったか参考までに! 漂着が確認された翌朝、まず現場の波打ち際から消えていました。200kgほどの死体を引き摺り上げた跡があります。赤丸は残されていたひれの一部!そして、100mほど引き摺って一晩ここで食いだめをしたようです。 50kgぐらいは食べた感じです。 そして一晩たった今朝です。...
View Article第32回ふるさと少年探険隊事前研修
28日出発を前に、子供たちと初参加のスタッフを対象とした事前研修が行われます。 自分は仕事の関係で午後途中から参加!既に多くは終わり、班ごとの旗を作成していました。 各班の力作?をご覧あれ!(作成途中ですが) 旗は完成し、初めて参加する隊員たちにも、また復習の意味も含めて険しい海岸線ルートの説明です。再度質問などが無いか、よっしーからの最終確認! ルートの地図の折りたたみ方を教授しています。...
View Article第32回ふるさと少年探険隊荷物搬入
明日の出発に備えて、スタッフや子供たち総勢約70名の5泊6日を支えるにあたりベースキャンプ地となるモイレウシ湾へ荷物を運びこみます。早朝、手伝うことが可能なスタッフで船を使い現場へ! 昨日の天気予報は覆り、朝から雨模様!明日も雨の予報です。 おまけに少し時化模様です。 隊長は瀬渡しのための船外機船で!...
View Article第32回ふるさと少年探険隊スタッフ最終ミーティング
午後から総勢70名分の5泊6日の食料の仕分けです。 品物や数の確認!食料は現地調達も多少はありますがやはり大事です。 夜は6時から最終ミーティングです。 いよいよ明日から出発するわけですが、天候の不順、野生動物の問題行動自然相手の問題も山積みなわけですが、力を合わせて乗り切ろうというわけです。隊長挨拶...
View Article第32回ふるさと少年探険隊無事帰還!
昨日夕方、無事スタッフ、子供たち全員が無事帰ってきました。 そして自分も今朝、スタッフ慰労会から無事家に戻りました。 とりあえず家の中も無事だったようで、今日は明日からの漁の準備でした。 さて 今回の探険隊は記事にするにあたり少し時間をください。 子供たちの保護者の方は既に子供たちからは話を聞いているとは思いますが、決して誇張ではない出来事が満載でした。...
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