トドの死体がその後どういう経緯を辿ったか参考までに!
漂着が確認された翌朝、まず現場の波打ち際から消えていました。
200kgほどの死体を引き摺り上げた跡があります。赤丸は残されていたひれの一部!
そして、100mほど引き摺って一晩ここで食いだめをしたようです。
50kgぐらいは食べた感じです。
そして一晩たった今朝です。
熊はすでに目撃者が出ていました。橋の下を通って往復していたようです。
赤←のあたりが、昨日まであった位置です。おこぼれを狙ってオジロワシも20羽ほど集まっていました。
巣立ちが終わったとはいえ、縄張り意識が強い連中がこれだけ集まるっていうことは何らかの伝達手段があるんでしょうね?
当然昨日の場所にはありません!自分が確認に来ていたので匂いが残り、人間に取られるのを警戒して持ち去ったようです。
念のため後をつけて見ました。
やがて川の中へ、川底に足跡を残して近くの蕗藁に持ち込んで隠していました。
一度手に入れた食べ物には強い執着を示します。
それが人であっても!確か岩手かどこかで昨年警察官らが襲われたのがそういう例です。
このように熊はこういう物に非常に執着しますので、住宅地が隣接する海岸部で漂着した場合は速やかに通報し回収を行わないとえらいことになるということです。
それはお互いにとって決して良いことではなく、最悪不幸な事態を招くわけです。
これからの時期、前浜では昆布漁家が夜でも作業しているので注意が必要です。