第302沿岸監視隊
標津町と羅臼町に小規模ながら秘密のベールに包まれた自衛隊施設があります。その名も『沿岸監視隊』・・・根室や網走に有る様な空自の施設ではなく、陸上自衛隊の施設です。友人がここの自衛隊員だったこともありヒソヒソと言って良い事だけ!一度、友人にこっそり猟期に羅臼の自衛隊敷地内に侵入してみたいと言ったら『それだけは絶対にやめてください』何度もしつこく念を押されました。そんなに信用できないのでしょうかね?そう...
View Articleハーフライフルの限界
昨日、海況も良く初めてのトド対応に出港しました。トドの群れは徐々に大きくなり、それに伴って被害の拡大も報告されてきています。今は羅臼町よりも隣の標津町の方が被害が酷いようですが、我々が許可された海域は羅臼町側、標津町は標津町で何とか頑張って欲しいというのが切なる願いです。海は一緒なので!現実は甘くなかった!漁労時は漁船の周りにも平気で近寄るトドに楽観視していました。引退した経験者らの話を聞くにつけ、...
View Articleハーフライフルの限界 ②
トド追い払い2日目!現場には昨日の効果で居ないことを願いましたが・・・現実は?しっかり姿を確認!しかし、海況が思わしくなく荒れてきています。優雅に足ヒレを出したり、シンクロナイズドスイミング!波が高くなり、暗礁への怖さから近寄れません!それでも勇気を出して近寄り少しづつ矢先の安全な方へ移動してもらいました。しかし、前日の追い払いが全く効果ないというか・・・こちらを見ながら移動・・・・。安全な場所まで...
View Articleハーフライフルの限界 ③
トドの追い払い3日目!その前にハーフライフルってなんぞや?とお思いの方も多いでしょうでも説明するのが面倒なので簡単に!ライフルに比べりゃおもちゃみたいなものです。でも、至近距離では絶大な威力です。以上終わり!詳しく知りたい方はググってください。さて本題!3日目は凪が良かったので沖へ出て見ました。標津町との境界線沿いに日ロ中間ラインを目指して途中自分の現場だった場所も通過。実は疑問がありました。実際に...
View Articleハーフライフルの限界を超えて
トド追い払い4日目の23日土曜日。毎日出港時はトドが良い方に学習して姿が無いことを祈りながら出港しています。見回り範囲である春日町沖に到達すると1頭だけ居ました。しばらく、様子を見ていましたがやがて姿を消し見えなくなったのでゆっくりと岸伝いに南下しながらトドを探します。やがて幌萌町沖に群れを発見!エンジン音に気が付いてこちらを確認、煩いがなんてことはない漁船と学習しているようです。バカにされているの...
View Articleトド追い払い最終日
低気圧の接近に伴い27日まで行う予定だったトドの追い払いですが24日で終わりに決定組合からもほぼ全ての漁船が切り揚げるというので自分もそれに従います。20日から始めた追い払いですが色々と勉強にはなりました。想像以上に揺れる船から、モグラたたきの如く神出鬼没に顔を出すトドに狙いを定めるタイミング・・中々です。加えて、連中の賢さ!人が教える芸は覚えなくても、生き抜くための知恵は素晴らしいものがあります。...
View Article座頭市VSプレデター
いま、巷のマニアの間で話題になっている。自分もあまりの出来の良さにこんなの観たい!座頭市シリーズではビートたけしやスマップの香取、女優の綾瀬はるかがそれぞれオリジナル作品で演じているが観る気すら起こらない。ちらっと宣伝動画を見たことがあり、尚更幻滅した。やはり、座頭市は勝新太郎です。でも、菅田俊の座頭市は見事です。他の怪しい脇役らも良い感じ、SFちっくですがこれは観たい!クラウドファンディングするな...
View Articleトド観光
自分が行うトド関連のお仕事は今年度、終了しました。あとは来春の沿岸小定置及び沖のトキサケ定置網で被害があれば粛々と仕事人としての作業を全うします。駆除や追い払いをする側のお仕事と、このトドを観光の目玉としてお仕事をされる方もあり、その方々との折り合いも大事です。同じ羅臼町民、それぞれの思いはありますが、それぞれの立場や生活もあります。そこに行政やら保護団体やら、外国政府の思惑も絡むというわけです。ロ...
View Article柿元愛里さん(33)
今、世間を騒がしているニュース。1年の締めくくりに暗いやるせなさを感じるニュースが流れています。可愛い娘を監禁?病院でも何でもあるだろうに?凄い違和感がありました。相手が子供なら、親なら何とかできたはず?大阪・寝屋川市の住宅で、33歳の長女の遺体が見つかり、両親が逮捕された事件で、長女の小学校時代を知る同級生が、FNNの取材に応じた。...
View Articleカスケット
今年1年間、死ななかった自分へのご褒美にスィーツを!まだありますけれど・・・いいでしょ?この年齢(54)になると周りでの突然死が50代から急に増えますね事故だったり、自死だったり、病気だったり、考えると落ち込むので紛らわす物が必要です。中標津に買い出しに行った際、フランダースというお店でクリのロールケーキ(年に数回購入する)と目に留まったケーキを!なぜ目に留まったかというと・・・名前が・・・・?『カ...
View Articleジュエリーアイス
ジュエリーアイスと言えば十勝管内の十勝川河口付近の海岸が有名ですね!出来る条件が揃うと、他の地域でも見ることができます。まずは強烈な寒気が入り数日間、川が凍ります。川は大きいほど良いです。その後一時的な暖気で増水し川を覆っていた氷が流されます。問題はこの時、風向きが沿岸に向かっていることです。河口から流れ出た氷はすぐに海岸に打ち寄せられること!そうしないと海水の摩擦で溶けてしまいます。水も混ぜると温...
View Articleアメリカが関与した北方領土の強奪
今朝の北海道新聞朝刊に驚くべき記事が掲載されていた。大東亜戦争前にロシア革命を成し遂げ共産社会主義国家として赤い道を歩み始めていたソビエト連邦(ロシア)とは一線を画し資本主義の象徴であったアメリカ合衆国が裏ではこういう姑息な真似をしていたという。戦後、北海道を分割する案が出ていたのは有名でしたが、この案を撤回させるうえでの行動だったのでしょうね?負けた日本はいいようにされたわけですが!ロシアからもア...
View Article何をするのか?
時々、ブログ上で披露される怪しい拾い物や狩猟で獲得したものについて、欲しい場合は早い者勝ちなので連絡くださいね!あっ、その前に新年明けましておめでとうございます。ドタバタしていたので更新が滞っていました。さて、年末に夏の間、拾って保管していたミンククジラの下顎の骨(対になっている)が欲しいという女性から連絡がありました。東京藝術大出の女性ですが、何に使うのでしょうね?大きさが知りたい?取りに来るとい...
View Article2018もくだらないニュースがてんこ盛りですね!
2018年最初のスーパームーンの時に地軸が変化して人類滅亡となるような大災害が起きると『ムー系』(わかる人はわかる)な人々の話題も簡単に過ぎ、世間はいつも通りくだらないニュースがてんこ盛りです。ダウンタウンの浜田雅功の黒塗りメイクが黒人差別と騒ぐ!マスコミは話題が欲しくて騒いでるようにしか思えない!黒人差別にしても朝鮮人差別にしても差別と感じる側は劣等感が根底にあるんだよね!差別と騒ぐのは差別を助長...
View Article狩猟はスランプ
2018年は元日から狩猟に出かけました。気合を入れて道東太平洋沿岸へ!別海方面はとても無理な状態で浜中町沿岸へ!何とか見つけて発砲するも半矢となり・・・・出血量が多いのですぐに回収できると思ったのですが…延々逃げられて・・・やがて、道路を渡り保護区へ逃げてしまいましたのでアウト!幸先悪く厚岸方面へ南下するも昨年までの狩場が造材作業で禿山に捜せど、探せど、可猟区は皆無!最終地の標茶町に入るも同様に!諦...
View Articleまずはひと段落
年が明けてドタバタしながらこれでひとまず自分の中で落ち着いた感じです。何のことかはさておき昨日は自分の基地港の利用組合の総会が某町でありました。事務局を預かる身として…総会、宿泊代、懇親会費等の大金を預かる身としては気が休まりませんね!人のお金を預かるのは嫌なもんです。宿泊したホテルは良かったっすねぇ~!禁煙のシングルが開いていなかったのでダブルへご案内!宿泊旅行をほとんどしない自分としてはこういう...
View Articleおめでとうございます!
年明けの集まりで話しを知りました。知床らうす観光協会の事務局長だった池上美穂さんが退社されたという話。年度末では無く12月末ということでどういう事情かは分かりませんが円満退社なようです。というのも1昨年に地元羅臼の方と長い交際の末にご結婚されていたらしく、退社に当たりいろいろと引継ぎがあったのでしょうね!お相手の方は実は学校は違いますが同級生、優しい表情の髪もフサフサのイケメンです。年間売上高100...
View Article君たちはどう生きるか
漫画と言って馬鹿にしてはイケマセン!日本の素晴らしい文化です。漫画が日本で発達し世界が認めるようになった背景には日本人の独特の器用さがあったという話です。文字と絵を同時に見て脳の中であたかも動画の如く理解できるということだったらしく、長らく欧米人にはこれが苦手というふうに聞いています。巷で話題の本が気になり、購入してきました。子供たち、若者に是非読んでもらいたい本かもしれませんね!我々世代はなるほど...
View Articleトド等海獣問題
昨年末から自分もトド等海獣捕殺の許可が銃及び使用漁船に下りました。数年前まではこの問題には関心が無く、対岸の火事のように日本海側の現状を眺めていた自分ですが、3年前から状況が一変しました。エゾ鹿や熊に見られるように被害が出始めてからでは遅いということは知っていたはずですが甘かったですね!羅臼の昭和な日々はトドやアザラシの狩猟(有害駆除)で生計を賄う人もいるほど海獣もハンターも溢れかえっていました。平...
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