自分が行うトド関連のお仕事は今年度、終了しました。
あとは来春の沿岸小定置及び沖のトキサケ定置網で被害があれば粛々と仕事人としての作業を全うします。
駆除や追い払いをする側のお仕事と、このトドを観光の目玉としてお仕事をされる方もあり、その方々との折り合いも大事です。
同じ羅臼町民、それぞれの思いはありますが、それぞれの立場や生活もあります。
そこに行政やら保護団体やら、外国政府の思惑も絡むというわけです。
ロシアと行き来する野生動物で難しいですし、自分も被害者側とはいえ感情論とならぬことが大事です。
なので、根室海峡15頭の捕殺枠を増やして欲しいですね
駆除反対派との戦争は
さて本題!
知床では冷たい海に潜ってトドと戯れ撮影することができます。
これって凄いことで、世界でもここだけでしょう。
みなさん来てください。
『知床ダイビング企画』でググってくださいね!
水に潜ると彼らもフレンドリーです。
でも、タコ空釣り縄のタコ喰うんじゃねぇ![]()

もう一つ、船外機船で海面から見るツアーです。
危険が無いとわかるとこれまたフレンドリーです。
海獣類特有のつぶらな瞳が癒し効果を生みますが、自分には効かない!
今現在!
昨日、追い払い現場海域でトドの撮影やっていました。![]()

結局、あんなに頑張ったのに全く効果ないんですね!
漁船なのに自分が不穏な動きをした時はこんなに近づけてはくれませんでしたね!
漁船に追いかけられたので船外機船は大丈夫と思った?
そんなわけはありません、この船は昨年も大丈夫だったと学習しているのでしょう。
それにしても近いわ!
自分の行為が取材の邪魔にならなかったのは幸いです。
みなさん少し寒いですが、観に来てくださいね!
数年後は滅多に見ることが無くなるかもしれないので!
もう二人、若手漁師でトドハンターを目指す人材がまさに取得しようとしていますので!
追悼記として
自分達の大先輩で語り草になられている方がいます。
以前このブログで流氷に乗ってソビエトに行ってしまった方として書いたことがある方です。
昭和47年発刊の『知床のすがた』という書籍から
やはりトドの賢さに苦労していたんですね大先輩!