前の記事とも多少関係ありますが、知床では昨年ごろから野生の熊に対する餌やりが問題化していました。
今年から『ストップ!えさやり』のマグネットシールを貼り付けた車輌を地元で見る人も多いと思います。
そんな地元ぐるみで運動を盛り上げていた矢先に事件は起こりました。
もともと、これらの活動の根底には意識、無意識に関らず『観光客が・・・・』という考えがあったはずです。
それは自分にもありました。
6月のはじめ、知床半島ウトロ側で事件が表面化しました。
どこかの観光客がグループで来て捨てていったのだろうと・・・・・?
でも、きっと犯人は捕まらないだろうと思っていたのです。
でも、日本の警察、優秀でした。
捕まえたのは良いのですが・・・・・・・何と地元だったのです。
しかも、どちらかと言えば注意を促さなければいけない立場の人間でした。
きっとね、初めてじゃないはずです。
関係者の落胆は大きいでしょうね。特にウトロ側はそのえさやリが大きな問題となった現場ですから。
ところで、気になったのは元ホテル従業員という書き方?推測に過ぎないのですが警察の捜査が入った時点でホテル側がマスコミに流れる前に手を打った様な気がします。
捨てたときは従業員でしたので雇い主の監督責任もありますが、トカゲの尻尾切り?
餌やりとは言いませんが、地元の人の類似行為は様々にあります。
ゴミ屋敷然り、生ゴミの放置(指定日意外に出す)、その他の不法投棄、海の場合もそうなりますね。車の窓から捨てる缶コーヒーすら同様です。
反面教師として、せめて子供達だけでもしっかり心に刻み付けて欲しいものです。