北海道一円では一部地域を除いて10月1日から狩猟が解禁されます。
羅臼猟友会では猟期前に全員が集まり、必要書類の受け渡しや猟期中の注意事項、諸問題等を話し合い事故が起きないように徹底して行きます。
あちらこちらで起こっているエゾ鹿の有害駆除に関する問題では我が猟友会に飛び火しないように、これからも気を付けて行きたいものですが、それにはこうしてお互いに顔を突き合わせていくことがとても大事です。
エゾ鹿の有害駆除では自治体ごとにバラつきがありますが、大きなお金が動きます。
一頭の駆除に1万円以上の報奨金が出る地域も珍しくなく、自治体ごとに割り振られた頭数を巡って会員同士で諍いが絶えません!
中にはそれで飯が食べていけるということで獲りまくって百万単位のお金を手にする方もいるようです。
そして欲に目がくらんで違法行為が目に余るようになり、結果的にハンター全員の首を絞める結果にもなります。
鶴居村での訴訟問題にまで発展した行為は元を辿ればやはりこれですし、網走方面でも問題になっている方が居るようです。
羅臼町ではそういう問題を避ける意味から、あくまでも共同で行っています。
事故が起きないように、違法行為が無いように、一般住民との軋轢が生まれないように地元自治体にも参加してもらい、報奨金(経費を差し引いて=全員で食堂などに入るので)などに関しては参加者全員で平等に分配されています。
難しいでしょうが各自治体もそうすべきです。
ハンター同士でいがみ合い、縄張り争いなどは愚の骨頂ですしね!
席上、今猟期からハンターとしてデビューする新人の挨拶もありましたが、同時に去るハンターもいます。
なんと、時々記事にも登場していましたが我が部会のアイドルハンター『ユキちゃん』が去ることになりました。
思わず声が出てしまいました!![]()

普通に考えれば横浜出身の彼女、いつまでも羅臼に居るわけがありません!
これからの彼女の人生に幸多からんことを!![]()

衝撃から一夜明け、今猟期の有害駆除はどうでもよくなりました!
終わる!