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大間のマグロに思うこと!

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年末から年明けにかけて恒例となっている青森県大間のマグロ漁の様子ですが、自分も観ます。

あまりの大博打漁に少しヒキながらもそこは他人事としてバラエティの領域で

ただ年々思うことですが少し煽り過ぎているような気がしています。

それが事故を生まなければとも?

漁の様子は純粋に他人事として面白いですが、自分なら絶対に無理!

神経戦は耐えられそうにないです、表には出てきませんが想像として場所の取り合いやら魚の奪い合いなど、人間関係は微妙なのではとも!

それを感じさせたのが3億3千万の水揚げをした方の表情ですね!


それとは別にとても見ていて気になっていたことがあります。

ライフジャケット(救命胴衣)ですね!

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実は平成30年2月から義務化されています。

漁協が知らないわけもなく、ましてや海保も知らないわけもなく・・・

罰則が適用されるのは平成34年2月1日からだったかな?操業停止が待っています。

観ていても『おいおい』という場面に楽しんで観てはいれませんでした。

浮いていてくれれば助かる可能性もあります。

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どんなに泳げても冷たい時化の海ではオリンピック選手でも無理です。

今や全国区となった大間のマグロ、それぞれの方にファンもいるそうな?

悲しい事故が起こってからでは遅いです。

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                      (赤乗組員だけ膨張式着用)

ライフジャケットに対する苦言ですが実は各漁協が着用を進める某メーカーのライフジャケットが実は国土交通省の安全基準を満たしていないのでダメということを小型船舶検査機構の指摘でわかりました。

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それにこのライフジャケットには使用期限があり、中の浮袋がすぐにダメになりほぼ浮力が無くなります。
             
そして、適合品の3倍以上の価格です。

今現在ほとんどの漁船で常備されているライフジャケットはほぼ期限が切れていて浮力はゼロです。

一度、船主はもちろん、乗組員も漁協も海保も注意してみてはいかがでしょう。


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もう一つ、昔の羅臼の漁師たちの中にはこの知識が無く夜逃げせざるを得なくなった方々もいます。

3億3千万のマグロ。

税金の心配です。

その昔の羅臼の漁師の中には1~3月で稼いだお金を税金のことなど頭になく、湯水のごとく使い借金を抱え多くの人に迷惑をかけた人たちも沢山いました。

申告は来年になるのでそれまでにいかに節税対策するかです。

単純に考えるとその後も水揚げが普通レベルであり3億5千万とします。

諸経費を考えても船の規模からはどんなに見積もっても1億以上にはならないでしょう。

でも1億として、残り2億5千万に45%の所得税とすると1億125万円、住民税も計算されます。これも2億5千万に対して・・まぁ半分は税金で無くなりますのでそこをわかっていない人だと大変なことになります。


テレビを観ながら、よほどしっかりしていないと人生を狂わす、マグロ漁だなと思いましたね!

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北海道有林も銃猟禁止

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どんどん厳しくなりますね!

要望として林業関係者から上がるのは当然です。

これを後押ししたのにはきっと・・・年末にまた起こった事故も関係していなくはないかも?

12月29日午前7時半ごろ、北海道苫小牧市樽前の山林で、1人でシカ猟をしていた栗山町、無職勝呂裕司さん(69)が左手を骨折する重傷を負った。苫小牧署は、他のハンターの流れ弾が当たったとみて業務上過失傷害容疑も視野に調べている。


樽前の山林が道有林なのか町有林なのかは判りませんが、林業関係者にとっては『またかよ』ですね!

無職の勝呂さん・・・実は有名な方です。

オリンピックのノルディックスキーで日本人初の入賞となったかですが足腰も元アスリートとして丈夫なのでしょう。



話を元に戻すとして、狩猟自粛の影響か?結構例年ならここに出てくることは無いだろうという場所でも見ます。

禁止事項が増えることで一番の痛手はガイドの方やジビエの方、内地から楽しみに来られる方でしょう。

鹿による林業被害も農業被害も道内の場合は言うほどじゃないとも聞きます・・・予算獲得のために盛っているだけとも?

林業、国や自治体からお金が出ているわけだろうし、被害があっても業者は痛くもかゆくもないだろうし、それどころか逆に仕事が増えてWIN,WIN?

農業も共済が下りるような話も?無くても柵という単純な方法で管理さえきちんとすれば防ぐことが可能なのを友人の記事でわかります。

唯一、漁業被害だけは何の保証も、防ぐ手段も無く、やられ損なのでぶち殺すことは歓迎されるけんね。


白い目で見られる機会が多くなってきたハンター、もうこれからやりたいという後輩君たちに薦めようとは思わないな・・・おれは

一部の阿呆のせいで・・・

学校の先生がエッチいことして捕まっても、その個人以外の先生が白い目で見られることは無いよね?

道警の警察官が覚せい剤をネット販売しても他の警察官が白い目で見られることは無いよね?

やっぱり殺生に関わるってこういうことなんだな!

愚痴でした。



ウィルス!手が込んでいる

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最近、いきなり画面に出てくることがあります。

ネットでニュース記事を見ている時やfbでも!

一瞬、びっくりしますが、ウィルス対策ソフトは正常に機能している。

とにかくもっともらしい内容で、『すぐに更新しないと大変なことになるよ』という不安をかきたてる内容です。

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こういう時は記事内容をネットで検索するとすぐに出てきますね

でも、慣れていない方だとうっかりやってしまいそうです。

こういう系統の殆どは中国が関わっているというのは周知の事実。

国家ぐるみですからね!

アメリカが怒るのも無理はありません。

情報の世界ではすでに世界大戦が継続中です。

直接の死者が出ないのでピンとこないでしょうが、経済の世界では生死に関わるわけです。

日本は特亜3国の息のかかった左翼政治家や運動からの抵抗で法整備が進んでいませんので事実上野放し状態。

防衛機密でさえハニートラップの餌食になった連中が流す時代、企業は目先の金に欲がくらみ技術を売り渡す。

スパイ防止法は必要なのではと思っています。




最新型かい・・・

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先週、次女のスマホの調子がどうたら・・・ということで呼び出されて行ってきました。

実は、離婚後も娘二人と元妻の通信費は自分が出しています。

娘二人は良いのですが・・・まぁそこは深く考えないように…しています。

契約者がいないとマズイ事態でしたので・・・

父が元気なうちは過保護しますが、ダメになった時は自分たちで何とかしてねということは伝えています。

スマホは接触不良ということで同機種を買い替えた方が良いようで、こちらはポイントで対処。


店内を見渡しながら i Pad が目に入りました。

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買うことに決定しました。

2018年モデルの最新型、128Gだそうです。


少しいじってみましたが・・・まぁ次女もすぐに使いこなせるようになるでしょう。

使い古した経年劣化の激しいノートパソコンは回収、壊れてはいませんが購入から9年が経過し動作はまさにお年寄り。

携帯電話が出る前と今では個人はじめ企業も通信費って凄いことになっていますよね

終わる。

安全操業への懸念

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安全操業露国境警備局の臨検数激増 今年すでに68隻

北海道、外務省通じロシア政府に抗議

 日露の枠組み協定に基づき、北方領土・国後島周辺で行われている安全操業で、北海道羅臼町の羅臼漁協所属のスケトウダラ刺し網漁船が今年に入り、ロシア国境警備局から異例の頻度で臨検を受けている。北海道水産会によると、昨年まで年数隻程度だった臨検が、今年は今月2日までに延べ68隻に上り、1998年の安全操業開始以来、最も多い。道などは漁に支障が出ているとして、外務省などを通じてロシア政府に抗議した。

今や世界は報復合戦の様相を呈している。

外交の世界は常に戦争状態なのは頭ではわかっていても、人質ともとれるような事案は不安をかきたてますね!

米中加の騒動も形を変えた戦争です。

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やられたらやりかえす。

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北朝鮮の拉致とは違いますが、根っこは同じような物。

日産のゴーン会長も、フランスにとっては拉致と捉えているでしょう、だからJOCの竹田会長です。

今地元の道東では北方領土のことで国境の海は危険な感じです。

漁協も漁民もその危機感を感じているんでしょうか?

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外交カードとして常にロシアに利用され搾取され続けてきた北方領土問題。

拿捕を繰り返し、漁民に銃撃や連行時の粗末な扱いで死者も出る海です。

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相手が軍事大国ソビエト、ロシアの前に何もできない日本、そんな中での安全操業(鈴木宗男氏の尽力)も曲がり角です。

その気になればいつでも連行拿捕できる立場にある国境警備隊。

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外交カードとして羅臼の漁船が利用される可能性もあり得ます。

もしも、拿捕されることがあり外交上支障をきたせば、羅臼は町全体総てが猛叩きに合うでしょうね!

今や政治家の一言で安全ではない安全操業として地元では周知の事実です。

グレート・ジャーニー

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少し前ですが、テレビの特番でこの方のシリーズが放映されていたので、ご存知の方もいらっしゃるのではと思います。

なんでも、関係者の方のお話ですと関野氏とお知り合いの女性が羅臼の友人通しでご紹介くださったという?

中々、ナマの声を聞く機会が無いのでアウトドア派にこれは貴重です。

どうか吹雪で飛行機が欠航になりませんように

羅臼の狩場

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今でこそ羅臼駐在所署長の移動などで無くなりましたが、数年前までは嫌がらせではとも思えるほど頻繁にここで検挙し、違反切符を切っていました。

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町民はそこが狩場であることは承知していましたが、現場は市場などへ急ぎで行き交う交差点、でも見通しがよく、スピードを出す場所でもなく、徐行で十分に安全確認が可能な場所なので、皆さん徐行で交差点に進入するわけで、そこを隠れて待ち伏せし検挙するわけで、派出所地域課として町民とは協力関係にあるべきが、大いに反感を買っていましたね!

何度も地域住民と派出所警察官の間で言い争いになっていました。

ある時は某観光船の船長と激しくやっている現場に遭遇、口では絶対に勝てないでしょ?

この道路交通法に基づく標識は警察が建てるんでしょうけれど、昭和な昔なら必要だったのですが、車の性能(4輪駆動)が当たり前となり坂道で動けなくなることも無いわけなので徐行に変えるべき標識です。

地図に落とすと進行方向赤に向かって撮影です。

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地元民なら、警察でさえ分かるような徐行でも十分に安全確認が可能な交差点ですがどうしたものか?

よほど苦情が行ったんでしょうね?

今でこそやらなくなりました。

捕まえれば良いっていう物じゃないと思うんですよね?





もう一つ、よくトラブルになっていた箇所があり、こちらは改善されました。


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進行方向前方は一方通行です、つまり向こうからは車は来ない前提ですので当然反対側には一時停止の標識が無く、逆走してきた車両との事故が時々起きていました。

ではなぜ、そのようなことが起こるのか?

実は標識の設置不備です。

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赤が進行方向ですが、港側から侵入する交差点には進入禁止或いは指定方向外通行禁止などの標識が皆無で、地元民以外、観光客が主に迷い込み逆走し星印で接触事故が起きていました。

ある時自分が目撃したのは観光客と地元漁師のトラック、漁師がいくら説明しても標識が無いので向こうも引き下がらず大変なことに!

でも、きっと切符切られていたはずです。

10年くらい前でしょうかね?

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ようやく標識の不備が改善され、以後トラブルは聞いていません。

以前は止まれの標識だけだったので、右折して進入し、上から3枚目の画像の交差点で接触事故が多発していました。

実は道路工事など民有地も絡み、標識の変更不備が進まず意味不明な道路標識って意外とある物だと思いますが、そこが付け目で交通課の良い猟場なんてのがけっこうありますよね!

前後が速度制限がない(60kmh)のにそこだけ40kmh?以前そこは住宅地だったけれど、更地になりその速度制限自体意味の無いものにもかかわらず、残っている。

そしてそこはネズミ捕りの良い猟場となるわけで、それって悪質ドライバーならいざ知らず、反感を買うだけでは?

ただ、ドライバーは常日頃、標識の見落としをせず、交通法規を守り安全運転に終始しなければいけないので、理不尽だとは思っても、そこが痛い所!

昭和な時代なら庶民にも警察官にも心の余裕があり、注意だけで済むことが多かったものですが、時代が変わり、情状酌量を逆手にとったり、悪用する一部の輩が出てきて、それが一切の妥協を許さないギスギスした社会に、まさに世相を反映しています。

取り締まる側も心では思っているはずですが、その善意?を悪用される世の中ですからね!



可哀想なのは楽しい思い出を作りに来られた観光客です!

鮭ふ化放流・北海道内縮小へ?

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まだ決定では無いけれど・・・そういう方向らしい?

おそらくはその方向で進むことは限りなく間違いないとは思われるが?

自分は秋鮭漁業者で無いので直接的な影響は無いですが、この方向性には大いに疑問です。

昭和な終わり時代から平成の初めは道東の河川では秋サケが川から溢れていました。

当時、有名なのは標津町薫別川。

川を埋め尽くしてテレビなんかでも放映されて観光客もわんさか!

時代が変わり、ふ化放流の形態が変わりました。(詳細は省略)

不漁な上にさらに追い打ちをかけるこの仕打ちは驚きです。

北方領土では大量のふ化放流が功を奏し、溢れかえっているのにです。

あまり言いたくは無かったのだけれど、30年以上も研究してきて成果どころか何も出せないでいるような無能な研究ならやる必要が無いです。

自分の知っている限りでも平成はじめに稚魚への遠赤外線がどうたらこうたらでエライ学者さんらのために施設で働く職員らが視察に訪れるときは効果があるようにあの手この手でご機嫌取りをしていたという。

クソの役にも立たない御用学者のためにふ化放流を縮小って本末転倒の何物でもないですね!

まぁ、声を出さなければいけないのは秋サケ定置漁業者です。もちろん漁協も。

もう、定置漁業者自らやるように、各漁協単位で事業を継続すれば?

自分たちの飯の種ですからね!

まずは天下り先の国立開発研究法人水産研究・教育機構・・・が一番必要ない

これカットで相当違うはずよ!



釧路市・なつかし館

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20日日曜日、調べ物があり釧路市図書館に入り浸っていました。

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古い建物から

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北大通に移転し北海道銀行と同じ建物に入っています。

最初、場所が見当つかずグルグル回っていました。

昼食抜きで調べ物をし、出たのが15時過ぎ・・・出てすぐに見かけて気になっていたお店に入りました。

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外観がナイス!・・・アイヌの資料に反応!・・・おやきが決定打!

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外から小窓で注文し、お持ち帰りも可能です。

外れだと大変なので最初は1個。からスタート

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手前がカスタード、奥がビターチョコ!

餡もあります。

その後、追加注文を繰り返し・・・10個ほど!

お腹が胃の形に出てきたところで、お店見学です。

主人(高齢でお店にはいない)が骨とう品好きのようです。

アイヌの資料を観に2階へ上がると・・・これはちょっとばかり貴重なのではと思う資料を発見!

他にもいろいろなものがありましたが、泥棒対策が心配になり、ハンター目線で店内を観察・・・おお~という場所に高性能のセンサーカ〇ラがあり安心しました。

少し前になりますが、北海道内の各資料館などから貴重な資料を盗みネットオークションに出品する輩が出て(逮捕済み)標津町ポー川資料館でも被害がでました。

日本ではそんなことをしないという性善説が通用しない世の中になってきたことに悲しく思ったものです。

気になった資料です。

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『春採土人熊送終式』・・・釧路市春採で撮影されたようですが背後に全く人工物が無く相当古いのでは?

左背後にあるのが釧路市春採湖なのでしょう。

お店の方にお話をし、経営者に連絡を取らせてもらいましたところ、木材系の会社経営者ということで多くの資料は工場脇の倉庫に眠っているというお話。

社長に情報の拡散、専門家への紹介について了承を得ましたので公表です。

気になった方は行って見てください。

ヤクザとサカナ

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この本、面白いというか・・・真実ですね!

他の地域のことは推測するしかないですが、道東に限って言えば真実です。

流石に今の時代にこういうことはほぼ・・?・・?・・?・・なくなりまし・・た。

平成の初めまででしたら、こういう本の出版は命懸けだったはずで今だから出版できるという気がします。

おそらく当時なら警察、海保、暗黙の了解のもとヤクザが執筆者を処理していた案件ではないでしょうか?

昭和な時代はヤクザ社会と漁業の世界は密接なつながりがあったものです。

昭和中の『やくざ映画隆盛』の影響もあったのでしょう・・・ヤクザの構成員だったり、半々だったりする連中は普通に居ましたし、よく話したりする人が実はその筋だというのは珍しいことではありませんでした。

時代が変わり平和になりました。

暴対法の影響で、生き残っているの大半は朝鮮系ヤクザとなり、漁業者も真面目世代になりました。

まぁ、50代後半から上にはまだ引きずっている方は珍しくはありませんが化石です。

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羅臼でも自分が中学生時代に大きなニュースになりました。

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一部の漁業者にお目こぼしをしたのでタレこまれたんでしょうね?

平等だったら事件として摘発されなかったのでしょうが昭和な時代は終わり、今また平成も終わり、記憶は風化していくのでした。

この本、漁業者は読んでみて損は無いです。

大坂なおみ

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大坂なおみの肌を白く表現したPRアニメ  日清食品が削除し謝罪  米マネジメント会社も削除要請

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女子テニスの大坂なおみ選手(21)と所属契約を結ぶ日清食品は23日、ホームページ上などで公開していた大坂選手を描いたアニメのPR動画を削除した。米国などから「肌の色を白く表現した」と指摘を受けたためで、日清食品ホールディングスは取材に対し「配慮が足りなかった。細心の注意を払いたい」と謝罪した。

 同社によると、批判を受けたのは「カップヌードル」のPR動画で、人気漫画「テニスの王子様」の作者、許斐(このみ)剛さんがキャラクターのデザインを手掛けた。動画は今回の全豪オープンテニスを応援する趣旨で制作されたといい、日清食品所属の錦織圭選手(29)とともにテニスをする様子が描かれている。日本国内では目立った批判はなかったとしているが、米国側の大坂選手の所属マネジメント会社からの要請もあり、削除を決めたという。大坂選手は動画について、特にコメントをしていない。

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 大坂選手はハイチ出身の父と日本人の母の間に生まれ、3歳から米国で育った。米紙「ニューヨーク・タイムズ」(電子版)は「肌が白く描かれていて批判が起きている」と報じた。



日清食品も考えて考えてやったんだろうね?

昨今の風潮から考えるとありのままに肌の色を表現すると、差別だと言われる可能性の方が高いだろうと!

実際、それはそれで有り得たわけで、今の世の中のなんでもクレームが生んだ現象です。


昭和な時代ならそのまま何も考えずに素直に表現し、誰もそれに異を唱える人などいなかったのですが!

考えすぎてこうなっちゃいましたみたいな?

息苦しい世の中です。

消防士の殉職

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フラッシュオーバー現象?消火作業中に犠牲か


22日午前7時頃、秋田県能代市富町、武田安一さん(94)方から出火、木造2階住宅兼店舗、隣接する住宅など計4棟を全焼し、約6時間半後に鎮火した。武田さん方の焼け跡付近で、消火作業に当たっていた消防士とみられる2人の遺体が見つかった。
 能代山本広域市町村圏組合消防本部は同日夕に記者会見し、室内の局所的な火災が数秒~数十秒のごく短時間に拡大する「フラッシュオーバー」現象が発生した可能性が高いと説明。遺体の2人は、能代消防署の藤田 大志 だいし ・消防士長(32)と佐藤翔・消防副士長(26)だとし、2人が「殉職した」と発表した。県警も、遺体がこの2人だとみて、司法解剖して身元を確認する。
 同消防本部によると、藤田さんと佐藤さんは午前7時10分頃、40歳代の上司と計3人で武田さん方に進入。同25分頃までに、逃げ遅れていた武田さんと家族の女性を避難させた。この時点では、火の勢いはそれほど強くなく、視界も悪くなかったため、藤田さんと佐藤さんが室内に残って放水を始めたが、突如、猛烈な火の手が上がったという。


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フラッシュオーバー   バックドラフトとは違うのかな?

まだ若い二人の消防士のご冥福を祈ります。

昨今は防火対策もしっかりし、住宅も新しくなり、火災も少なくなりました。

今でも火災原因の一番は放火ですが、それを除けば他はほとんどなくなりましたね!

自分が消防団に入って30数年、40歳手前くらいまでは毎年数件火災出動があったものです。

実際、消防職員の実戦経験・練度もたしかでした。

それが今ではほぼ火災出動などは無く、実戦を経験し場数を踏む経験をしていない職員がほとんど!

火災が無いことは良いことですが!

これは自衛隊でも同じことが言えるのでは?

今回の事故殉職が経験云々ではないと思いますが、火事の怖さを感じましたね!

自分も一度だけ、造船所火災で爆発を傍で体験しているので思い出しました。




猛禽類2割絶滅危機

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専門家の間では既に危機的な状況が続いていることは知られていますが、新聞紙上でも取り上げられたことは大きいと思います。

30数年間羅臼町の天然記念物鳥類監視員を続けて来ていて思うのは30年前と違い、ワシの分散化とシマフクロウが殆ど増えていないという感じ。

30年前、羅臼の海は冬の間スケソウ漁が隆盛を極め、揚網時にこぼれ落ちるスケソウダラを狙い北海道で越冬するワシ類のほとんどが集まっていました。

これは形を変えた餌づけでもあります。故意に餌を与えたか、どうかの違いでしかありません。

畑の落ち穂に餌付く野鳥類も同様、形を変えた巨大な餌づけです。

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人間の活動により発生した食料の確保ですね!

オジロワシは増えました。新しい世代は人をあまり気にしません、それは人の傍に居ることでエサを容易に取ることが可能だからかもしれません。
人家のすぐ裏に巣があり、各漁場や港にはそれぞれのつがいがエサをねだりに来ます

だからと言って気を許すわけでもなく一定の距離感はありますし、共生という感じです。

オオワシは問題です。

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繁殖地のロシアの環境破壊、越冬地での北海道では鉛弾中毒、鉄道事故により命を落とすわけですが、昨今は鉄道事故が主ですねぇ。

羅臼でのスケソウダラで越冬が難しくなり、分散化したワシが目を付けたのがエゾ鹿の死体です。

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これもまた形を変えた餌づけです。

○○側が適切な対応を怠ることで事故は無くなるどころか増える傾向に!おそらく発表されている事故は氷山の一角であることを自分は投棄されていた死体で知っています。

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シマフクロウは必死に巣箱を設置したりしていますが、肝心の野生での餌環境が整わず、ほとんど変化なし何か良くない事態が起これば一気に姿を消しかねません。


野生動物保護に関しては様々な立場の人と交流があり、それぞれの立場の人の考え方も理解しています。

双方の言い分も一長一短といえば怒られそうですが、それぞれにしがらみのない立場の自分や一般の人たちはこう思うのではないでしょうか?

綺麗ごとばかり自分の立場で物言わず、タンチョウツル成功例のように無分別に餌づけしては?

本当にどうにもならない事態になってしまってからでは遅いのでは?

丹頂鶴の餌付けも当初は個人のエサやりから始まったわけで、それに環境省が後から乗っかった良いとこ取り!

それが功を奏し、個体数が増加、人馴れは多少ありますが、上手く共生できています。繁殖地の確保も自分達で適応しています。

ワシの餌付けで問題にされる羅臼の観光船によるエサやりもこちらに集中させて鉄道事故を防ぐ可能性もあるわけで、おそらく餌付けが無ければ今の羅臼にはほぼワシは見当たらなかったでしょう。

これでJR側が轢死したエゾ鹿の素早い回収を行ってくれれば問題無いですが、実態はかけ離れていることを現場で何度も目撃しています。

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シマフクロウも一般の方が餌付けしている個所が北海道に3か所あるわけです。他に給餌ということで環境省のお墨付きの方が2か所、増えないならエサ場を増やすべきでは?餌付けが悪いだのなんだのと言っていられない状況では?

しまいにはトキのように外国から持ってきて、繁殖しました万歳は無いのでは?



餌づけは良くない・・それはわかります。でもそれならば野生動物が人の活動でエサを得ることが無いようにすべきですがそれも出来ない。

ならば考えを変えるべきです。

多少の人馴れも絶滅を回避する上では必要悪なのでは?

綺麗ごと言っていても始まらないよ

おおすみ

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海上自衛隊の輸送艦『おおすみ』が釧路港に入港するという情報を釧路町の友人ヒデさんが伝えてくれました。

ちょうど用事もあり釧路に早朝からGo!

先に調べ物があり釧路市立図書館に行き危うく、時間制限に引っ掛かるところでした

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見えてきた。

デカいですが、これでも全長200mは無い、帝国海軍の空母ならあと100mプラスでしょうか?

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格納庫から入ります。ここに上陸用ホバークラフトなども2両入るんでしょうね?

見当たらなかったのは機密上の理由?

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昇降機で上へ・・・これでヘリなんかも格納するんですね?

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艦橋!

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今、話題の火器管制レーダーで追尾する20mm機関砲。ロックオンしてボタン押されたら終わり!

これよりもっと凄いのを積んでいる護衛艦とただの哨戒機で護衛艦側が脅威に感じ大騒ぎするのが理解に苦しむ。

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赤いのは消防、放水銃、やっぱり気になりますね!

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チャフ、攻撃能力が無いのでたくさんありましたね!

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眺めの良い指令室!

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後ろ!

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一番エライ席?

何度も写していいのか確認しましたが、昨今は大事なのはパソコンの中ですからね!


帰るわ!

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旭日旗は美しい!

昭和までは無関心だった隣国が平成も終わりになって、騒ぎだす。国民の不満のはけ口、政権運営上の理由とはいえバ韓国。でも仕方ないねよね、それより阿呆なのはそれに呼応する国内左翼です。

そろそろ空母お願い

どうして防ぐことが出来ない?

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死亡の小4、何度も泣き叫び「お母さん怖いよ」

千葉県野田市の小学4年栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅で死亡した事件で、傷害容疑で逮捕された父親の栗原勇一郎容疑者(41)が「生活態度を注意したらもみ合いになった。うるさくて暴れるので、しつけのためにやった」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。近所では、女児の泣き声や男性のどなり声が度々聞こえていたといい、県警は以前から虐待を受けていた可能性があるとみて調べている。

 発表によると、栗原容疑者は24日午前10時頃から午後11時20分頃、自宅で心愛さんに服の上からシャワーで冷水を浴びせたり、首付近をわしづかみにしたりしてけがを負わせた疑い。栗原容疑者の通報で駆けつけた救急隊員が浴室で倒れている心愛さんを発見したが、死亡していた。体にはあざが複数あったという。

 近くに住む主婦(48)や男性会社員によると、以前から女児が泣きわめき、「お母さん、怖いよ」と叫ぶ声や、「うるさいんだよ」という男性の声を何度も聞いたという。主婦は「最近も男の人のどなり声と泣き声が聞こえた」と話した。通学先の小学校によると、心愛さんは始業式があった今月7日から欠席していた。

 一方、同市によると、心愛さんは2017年11月、当時通っていた小学校が行った、いじめに関するアンケートで「父からいじめを受けている」と答えていた。小学校から連絡を受けた市が県柏児童相談所に通報し、児相が心愛さんを一時保護。その後両親のもとに戻され、18年1月に現在の小学校に転校していた。

 県警は26日、栗原容疑者を傷害容疑で千葉地検松戸支部に送検した。


お母さんも暴力を受けおかしくなっていたのか?

お母さんなぜ?

児相・・なぜ返す?

でも、日本の児童相談所は人手不足でほとんど機能できていないという・・国はそれを知っているのか?

地域によっては1人で100件は普通という・・・1件でもしんどいだろうに?

殺したのはクソ親だけれど、間接的に国も加担している、手を差し伸べることもできない人々も、手を差し伸べれば歪んだ考えで叩く人がいる以上国民全員か?

きっとこれも個人の権利主張が強い風潮、批判を恐れるあまり及び腰の社会がこの悲劇を生むんだろうね?

こんなにSOSをはっきり出しているのに救えないなんて・・・。




羅臼は冬の観光シーズンが始まったようです

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羅臼町では来週2/3から毎日曜日エゾ鹿有害駆除が始まります。

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それに併せて、『いるのか?エゾ鹿!』ということで見回っていますが・・許可区域外に見事に逃げ込んでいて、もう山登って景色楽しむ会になりそうです。

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でも、2か所、各1頭ずつ年前からいるんです。

1か所は可猟区で獲ることは問題無いのですが初心者用に放って置きました。

初日からキツイ山登りになりますが、怠惰な生活のおかげで1か月で6kg太り現在69.9kgあります・・それもこれも狩猟禁止、自粛のせいです・・

羅臼の名所、国後展望台からは対岸の国後島に流氷の先発隊が接岸しているのが見えていました。

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奪われた島が平和的に戻ることは無い、ロシアという国の歴史がそれを証明しています。

さて、流氷観光船も本格始動です。

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慣らし運転みたいなものでしょうね!

みんなどんなに寒くても外に出るのが凄い!

まさに売国奴!

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和牛の受精卵、あわや中国に 大阪の男性を告発 農水省


和牛の受精卵と精液が昨夏、中国へ持ち出されたとして、農林水産省は29日、家畜伝染病予防法違反の疑いで大阪府内の男性を大阪府警に刑事告発し、発表した。府警も告発を受理した。男性は発覚当時、「知人に依頼された」と説明していたという。

 農水省や関係者によると、男性は昨年7月、大阪府内の港で、農水省動物検疫所の輸出検査を受けないまま、和牛の受精卵と精液を持って中国行きの船で出国。だが中国検疫当局から「輸入不可」とされたため、そのまま帰国し、動物検疫所で受精卵について申告した。

 受精卵などは直径2ミリ、長さ約13センチのストロー数百本に入れられ、液体窒素のボンベ内に収められていたという。船舶ではすべての荷物を検査してはおらず、見逃されていた。

 家畜伝染病予防法は、牛の精液や受精卵の輸出には、家畜防疫官の検査を経て輸出検疫証明書を受けなければならないと定めている。違反した場合は3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されることもある。政府は現在、輸出に必要な二国間の取り決めを中国と結んでおらず、輸出できない状況という。


カネに目がくらんで事の重大さを認識せずにこういうことをやらかす日本人は国外追放かスパイ関連防止法みたいな法律で厳罰に処すべきです。

イチゴが盗まれた様にそれまでのたゆまぬ努力の結晶をこういう形で持ち出す。

中国は今こういうことの繰り返しで成り上がったわけです。

それゆえに米国もはじめロシアでさえ睨むわけです。

それに比べて、日本企業はもとより民間人もあまりにもお粗末。

100万円以下の罰金?

本人はその10倍以上の金額を提示されたはず・・。

それなら、何の抑止効果も無いわ

中国様のように死刑か生涯刑務所暮らしで良いんじゃないの?

探検家・関野吉晴氏

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今から10年以上前でしたっけ?  ちょっと記憶が定かではありません。

民放テレビ番組で『グレートジャーニー』という探検家関野吉晴氏が世界を冒険している様子が定期的に放映されていました。

まったく違う視点で映し出される冒険、その地域の人々とのふれあいにテレビを食い入るように見ていたものです。

漁師でもあるのであの小さなシーカヤックで海峡を渡るようなシーンは驚嘆でした。

医者でもある視点で見る世界もまた普通の探険番組ではないものでした。

その関野氏の講演が様々な縁で羅臼で開催されました。

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当然、行きました。

講演を聞きながら、あの時の番組をもう一度観たいと思ってDVDレンタルは無いか調べましたが無理でしたね。

どうやら購入しないといけないようです。

当時放映されていた番組内容で、今でも思い出す光景があります。

モンゴルでの少女の話・・・・数年前に出会った少女・・・天真爛漫で将来の夢を語っていた少女に数年ぶりに訪れて会いに行くと少女はいませんでした。

モンゴルにも経済改革の波が押し寄せ、日本製の中古車が大量に出回り・・・

少女は暴走車の犠牲となり、家族が見守る中半日以上現場に放置(社会事情による)

弟の涙、馬上で必死にそれを打ち消すかのように家畜を追う姿が見ていて辛かったです。

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講演ですが、北海道新聞の記者が良くまとめてくれています。

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世の中の環境問題は先進国の考え方、とりわけ白人の考え方が全てだという気が講演を聞いていて改めて思った次第。

アラスカの先住民族の昔からの営み、狩りにでさえ噛みつく白人保護団体、種の絶滅を招いたのはあなたたちなのですがそこは反省の色が無いという。

個人的に半日以上お話をしたい人でしたがそれが許されるわけもなく会場を後にしました。

北海道新聞の椎葉記者・・・日頃記事をよく読みますが、頭が良いなと勝手に思います。

エゾ鹿有害駆除1回目

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2019年、冬のエゾ鹿有害駆除が始まりました。

11月に起こった北海道恵庭市での狩猟誤射事故で道内では狩猟自粛、その後も自主的な自粛が各猟友会、個人で行われており、我が羅臼町内でも知床財団による囲い罠捕獲以外はその事故以降行われておりません。

釧路方面に行く際は裏道に入り、猟区内の道路を走りますが一部の方を除いてほとんどの狩猟者が今期の狩猟を諦めているようです。

町有林、土日祭日の道有林、許可を受ける私有林、私有地では問題無いのですが、誤解を受けるなどトラブルに巻き込まれたくないというのが心情でしょう。

開始前のミィーティングで事故の話をしてから、地吹雪の中、記録撮影。

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とうとう我が羅臼部会も女性が消えちゃいました。

これも世の流れというか、世も末というか、仕方がありません。

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すぐに本日の作戦行動を説明。

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羅臼おろしの強風が止まぬ中、午前の部は名犬ゲンタに頑張ってもらうことに!

そして彼は見事に仕事しました。

順番に2頭・・・3頭・・・・2頭・・・。間を置きながらハンターたち?の居る場所に追い落としてきたのです。

しかし、長いブランクがある我々は呑気にしていました。

そんな放してすぐには来ないだろうと・・・来たんです。

2頭目。
慌てて、車から飛び出したは良いが、銃も袋の中・・・・間に合うわけがありません

そのまま、体制を維持すればよいのですが、寒さで車に逃げ込んだところ・・・
3頭・・・・

慌てて、車から飛び出したは良いが、銃は袋の中・・・・間に合うわけがありません

性懲りもなく解除すると・・・
2頭・・・・

寒くて寒くて見送るだけでした。

一向に止む気配の無い強風に、一時中止し3時間後に再スタートすることに!

風が弱まった午後1時から山に登ることにしました。

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しかし、戦力が足りません・・・囲んだ鹿は悠々と道路に下り、住宅地を歩いて安全圏へこちらを見ながらゆっくりと去って行きました。

抜けたところは過去にも抜けられているのですが、人員配置が出来ず抜けないことを祈っていたのですが、そこは向こうも賢く見抜いていましたね!

初回から姿を見送るだけという・・・身柄確保はゼロでした。

前途多難なのですが、鹿が人里に下りてこないということは良い事でもあります。

3月末までの毎週日曜日。

事故無く終わらせることが出来れば捕獲成果は二の次です。




ピンガー が集団座礁の原因なのか?

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先日、羅臼ビジターセンター内で偶然手にした本を読む機会があり読み入ってしまいました。

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荻野みちる『海の哺乳類情報センター』という方の講談社から出版されている本です。

著書の中では鯨類画像解析の草分け的存在としての自分の功績も踏まえ、20世紀後半の日本の鯨類密輸?密輸についての見解、にも言及していました。

実際、ニュースで販売されている鯨肉が表示されている内容とは全く違う種の鯨肉だったりしたことは自分も知っています。

そのことが世界の怒りを買ったことも!

それがいつの間にかニュースにならなくなり、世間から忘れられたことも!

そのことについてはこの方なりの想いが書かれていて唸ってしまいました。

今ではさすがにそんなことはありませんが、その暴かれる事件が無ければどうなっていたのでしょう?





そこはさておき、気になったのは2005年羅臼町相泊で起こったシャチの集団座礁について言及していたこと。

大まかに

2005年2月、流氷が急速に勢力を増し沿岸に押し寄せ、回避できなかったシャチの群れが閉じ込められ集団座礁した事件です。

自分も当時、現場に見に行きました。

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        (写真は関さんではありません)
ひしめく流氷の中で息も絶え絶えのシャチと血の海でダイバーの関さんが奮闘していました。

シャーベット状になった氷塊の中でやがて次々と窒息していきます。

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群れの大半が(2頭行方不明、1頭が助かり沖へ)死亡した事件でその後研究目的で解体されました。

1年後、その研究について発表が羅臼で!
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当時の自分は興味こそあれ、関与することも無く。

死因というか、なぜ集団座礁に至ったのかについては科学者の立場上、言及はしていませんでしたが多くの人が急激な流氷の動きに逃げ場(呼吸する場所)を子供が失い群れ全体の遭難に繋がったのではないかという?

イシイルカでも流氷が原因ではということが近年、標津町でありました。

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40年前に同じことが1977年(昭和52年)2月にも北海道枝幸町でも!

荻野さん、著書の中でこの集団座礁は潜水艦のピンガー(パッシブソナー(音波測定器)・有効射程約20km)が原因ではと言っています。

潜水艦のソナー、いわゆる『ピンガー』が鯨類の集団座礁(マスストランディング)の原因の一つになっているという話は聞いていますし、米軍もそれを認めている風がありますね。


実は相泊のその年に北方領土の択捉でもシャチの集団座礁が起きていてこれもそうだという。

あの時、彼女も相泊の集団座礁の現場に駆け付けいろいろ意見したけれど聞き入れられなかったという意味の内容です。

現場で見たシャチにはピンガーによる特徴的な証拠として言われる眼からの出血などが見られているること言っていました。


それを読みながら、鯨類の集団座礁の原因にピンガーがあることは理解できるのですが、それを相泊の集団座礁に結びつけるのはどうかという気分です。

オホーツク海で潜水艦が行動しているとすればロシアでしょう。宗谷海峡は浅くて航行は浮上、根室海峡は通行できるほど深くないです。択捉水道なら・・狭い根室海峡に入り込む理由が無いですよね!

軍事上の事情や海底地形のことは知っていてのことでしょうか?

岩礁帯の浅瀬で流氷群に波と共に打ち付けられる状態です。

出血もしますって、加えて死後、内臓の腐敗でガスが出て体内の圧力が高まれば皮膚の薄い部分からの出血は容易です。

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新鮮でも海底から海面までの圧力の強弱で目から出血することはよくある事。

彼女の説明では無事逃げて行った1頭について説明が付かないこと。


少し著書を読みながら、自分の研究に自信を深めるあまり妄信という深みにはまっているような気がしました。

でも、いろいろと疑うことは大事です。でも信じすぎるのも危険です。

著書を読みながら研究者であろうと、『女の人って難しいわ』って思いました。









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