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Channel: 知床桜
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本の紹介

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松石先生からの紹介文をそのまま!

北水ブックス第2弾「出動!イルカ・クジラ110番」が刷り上がりました。すでに,たくさんのご注文をいただいており,順次お送りしています。特に,水族館から多数ご注文をいただいております。書店には11月6日頃に並ぶ予定です。

読者層として,高校生を一応のターゲットにしています。専門家でなくても十分お楽しみいただける内容になっていると思います。でも,中には未発表の知見について,論文投稿に支障を来さないギリギリの線を攻めていたりもします。鯨類の鳴音の採譜や,クリックス音(100kHz)がグランドピアノの最高音から鍵盤換算で"50cm"上の音,でも♩=94の128分音符(旗5つ)相当で繰り返すので,ヘ音記号下のAに聞こえる,といった表現は,他には無いと思います。

著者は私となっていますが,実際に出動!して解剖・調査するのは,松石研の卓越した研究員・院生です。ストランディングネットワーク北海道の先輩...たちや,現役の彼女らの研究も紹介しています。

彼女らの日々の奮闘ぶりをお楽しみいただければと思います。

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松石先生は著名なフルート奏者でもあるので鳴音の表現が独特ですが、音楽をやられている方はそういう物らしいですね!

著書の表紙画像には自分の提供した画像もあります。

女性が手に持っているのはセミクジラの髭板!

関わるようになって自分も10年くらい経ったのかな?

そしていよいよあれの論文も佳境らしい。

本を手に取るのが楽しみです。

一つ気になるのは研究に携わる後輩新入生が入ってこないこと!

観察などする綺麗な世界は人気があるのですが、基礎研究に欠かせないこちらの世界は敬遠されるのか?

男がひよって、だらしないのは今に始まったことでは無いけれど、もしもストランディングネットワーク北海道が活動停止に追い込まれれば、それまで積み上げてきたもの(人脈)が失われそうな気がしてなりません!

自分が高校性に戻れるならば・・・

ご興味のある方、特にこれからの世代(高校生対象ということなので)は手に取ってもらえればと思います。

その手に取った世代が数年後、自分と現場で会えるそんな日が来ることを信じて!

気になる地震

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果たして3回目はあるのか?

火山性なのか?

島が出来たらどっちの領土?

新たな火種になりそうな?

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海底地形を見てもわかるように、知床連山が連なって海まで続いています。

漁業者の間では知床半島の先に又浅い海底があることは知られています。

元々地震の震源地と言えば、太平洋側という認識で、こちらでの震源は体感としては記憶にありませんが今後は注意が必要なのでしょうね?

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1回目が昼間に起きまして、まさかこちらが震源とは思いませんでした。

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そして、夜に2回目は一瞬備えましたが、どちらも緊急地震速報は鳴らず!

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不気味ですが、これが断層破壊でマグニチュードが大きければ津波です。

ここで発生すると根室海峡の地形、海底の状態を考えると甚大な被害が起きます。

最後のヴュルム氷期が終わって1万年余りは津波の痕跡は無いとはいえ日本列島が形成された経緯を考えると起きない方がおかしいわけです。

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巨大地震は昼間の暖かい時期にして欲しい。

これが真冬の吹雪真っ最中なら終わる。

アカエイの尻尾

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昨日、カスベ刺し網を揚げていると、ズシリと・・・

直径が2mほどのアカエイが揚がってきました。

とてもじゃないけれど船に揚げることはできず、網を切り裂いて絡まった尻尾の部分から切断し、海に帰ってもらいました。

切断した尻尾の部分は網に絡まったまま御帰還。

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棘の部分がゴジラの背びれみたい。

凶器となる長い棘が折れると、その後ろの棘が移動して伸びるのでしょうね?

サメの歯と同じ感じのように思いました。

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短いうちは矢じりの様に精巧です。

DNAって凄い!こういう物を作り揚げるのだから!

ミンククジラのストランディング

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日曜日、何もすることもなく、やりたいこともなく・・これって老人の特徴ですよね?

それでも、小清水のモンベルまで行って見ようかと車に乗り込んだところで電話が鳴りました。

役場T君から・・・・クジラが漂着したという話です。

こういう情報がすぐに頂けるって、嬉しいことです。

信頼?に基づくことですね!

現場は羅臼町瀬石、準備して向かいましたが1時間かかります。

着いてみると、死亡間もないミンククジラです。

前日土曜日が低気圧の接近で荒れましたので、何らかの原因で弱っていた個体が死亡漂着したのでしょう。

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こういう時は解剖してみると原因がわかることも多いのですが自分一人ではどうにもなりませんし、その情報は時として国・自治体にとって要らない情報の場合もあり得ます。

昨今、マイクロプラスチックの話が出ていますが、死亡鯨類の胃袋がビニルやプラスチック製品で一杯だったという笑えない話が普通となりつつあります。

若い個体でしたので、十分にあり得る話で、胃袋を開いてみたいものです。

ちなみにですが、腹部などの傷はすべて昨夜のうちに餌付いた羆による食痕です。

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回収は月曜日の午前中という話でしたので、記事には上げずにいました。
なぜって・・・熊目当てのカメラマン防止です。

地元羅臼町民の方もたまに見に来ますが、匂いが嫌でほとんどの方は来ませんね!

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そんな中、好奇心旺盛なお母さんと娘ちゃんが来ました。

怖いもの見たさのお母さんと、終始迷惑そうな表情の娘ちゃんが対照的で面白かったです。

知床財団職員と一緒に羆の侵入経路を確認し、午前中のうちに退散、資料は採取しその日のうちに北大へ送りました。

夕方、民宿とおまわりのご主人が自転車で通りかかったところ、ちょうど熊が道路脇のフェンスまで来ていたそうです。

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これがその時の画像です。

彼は自転車で時速80km出せるそうなので何とかなりますが、普通の人は写真は止めましょう。でも自転車の公道での制限最高速度は30km以下だったような?

ああ~ここが可猟区だったら・・・・。



肋骨だ

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引っかかる場所が少ないので滅多に揚がってこないクジラの肋骨が揚がってきた。

夢はいつかマンモスの歯か牙でも揚がってこないかなと!

根室海峡ではマンモスの歯が5例ほど揚がっています。

可能性はゼロではないんですよね。

最近更新が少なくてゴメンナサイ、ネタが無いわけではなく疲労に抗えないだけです

恵庭狩猟事故

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また、最低な事件が起こった。

シカ猟ハンターが誤射か? 恵庭の山林 30代男性が死亡 北海道


北海道恵庭市内の山林で、男性が猟銃で胸を撃たれ、救急搬送されましたが、先ほど死亡が確認されました。

 事故があったのは、恵庭市盤尻の三段の滝付近の山林です。

 20日午後1時50分ごろ、「人が撃たれた」などと、119番通報がありました。

 消防などによりますと、撃たれたのは38歳の男性で左胸付近に傷があり、ドクターヘリで札幌市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

 消防によりますと、男性は同僚の男性と2人で森林組合関連の仕事で現場に来ていて、車を降りた直後に、撃たれたということです。

 警察によりますと、誤射したのはシカ猟のハンターで警察などでさらに詳しく調べています。


近隣の厚真町では2011年にも事故・・・いや殺人事件ですね!がありました。

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今回はハンターは逃げずに!

こんな事件がある度に嫌になります。

ハンターやっているのが!

当然すべてのハンターが白い目で見られます。

でもですね、自分は良いですが、他のハンターのために一言、言わせてもらいます。

車で人を撥ねて殺しても、全てのドライバーが白い目で見られるわけではないです。

飲酒で暴力をふるう人が出ても、全ての酒飲みが白い目で見られるわけでもないです。

ハンターは・・・

でも警察官が何かやれば・・・

公務員が何かやれば・・・・

自衛官・消防士が何かやれば・・・

そんなもんか?

それだけ責任あるっていうことですね!

これでまた全国のハンターは〇〇に虐められるな!


どこの阿呆なのか・・・性格が行動に出るんですよね!

ひょっとしたら、厚真の犯人連中じゃ?

一斉に冬眠へ

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今猟期からライフルになりました。

下手ながらも、多分当たりそう?

熊も撃てそう・・・そう思って猟期が始まってから出会いを求めるのですが、そうは思う意通りに行きません。

例年だと必ず出会っていたものですが、願うと叶わないものなのでしょうね?

道東の山間部も23~24日にかけて雪が降りました。

今期まともな降雪です。

それまで、呑気にしていた熊もこれで一斉に動き出しました。

24日辺りから道東のあちらこちらで羆の道路横断が相次ぎ、それにヒグマハンターが反応し、あちらこちらで追いかけっこ、大包囲網、著名となった崎無異の久保さんも追いかけていたようです。

その日、自分ははるばる札幌から会いに来ていくれたブログの読者と鹿撃ちに歩いていたのですが、羆の痕跡は見ていませんでした。

それが、25日の早朝・・・前日には無かった場所に真新しい羆の足跡。

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すぐさま、ヒグマハンターらに連絡しました。(自分では手に負えない)

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オルマップ川の道路から見えるダム脇です。

極めて新しい。

どこに抜け出たか、すぐに探しました。

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酪農道路中央の鳥谷宅に通じる直線道路を500mほど歩いてさらに羅臼側へ移動。

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前足幅16cmの雄ですね!
ちなみに脇の小さいのは野良黒猫で見たときは熊かと思いました(これホント)

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陸志別川方面へ

この時にはハンターらが集まり、分散して行方捜し。

熊は一気に山に向かっています。

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途中、離農して廃屋となった市川牧場の道路を親子が横断しましたが、こちらは親子なのでスル~!

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峯浜町市街地近くを横断し、旧小中学校付近の裏を通過、ここでも先に抜けられました。

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画像は夕方に撮影したものですが、午前中のうちに抜けられています。

10時頃、最後は旧バンケイ処理場あとから入った川の中に走り抜けて山へ向かう足跡が!

もう、この時点で追跡に気付いていて走っていました。

包囲網を突破する行動力と賢さ、流石ですね!
陸志別川沿いに山へ向かうと思った我々の裏をかき、国道沿いに平行に移動しました。

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赤い線が今回追跡された熊の確認した足跡で下から上に向かっています。

青い線は親子熊。

黄色は別なオス熊で標津方向へ。

これでほとんどの熊は冬眠するので、今年の熊は道東太平洋側、根室、別海、浜中、厚岸、釧路町方面を残すのみとなりました。

とうとう、熊見ないで終わったので、これからはトドのクソ野郎。
そして正月前後からは鹿撃ちに移行しようと思います。



マツカワ

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久々の大物が揚がりました。

高級魚のマツカワカレイです。

近年は増養殖の放流事業の成果が出て時々、漁獲されるようになりました。

成長が早く、味も美味ということでそれなりの値段が付きます。

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4kg!

競り値はkgあたり1,400円でしたので税抜き5,600円か!

思っていたほど価格的には残念ですが、近年は魚価安でしょうがないですね!

魚離れ、生魚なんて調理できない女性が殆どになった今、これも時代の流れでしょう。

ちなみに上の画像のマツカワは稚魚まで養殖し放流され、成長したものです。

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本当の天然物はお腹側が綺麗なオレンジ色をしています。

初めてマツカワを見たのは26~7歳の頃、漁師になって8~9年目くらいに小定置網に入網したときで種類が解らなかったほどです。

こんなのばかりが獲れれば言うこと無いですが、厳しいですね!

そして、サケ定置網が終わりそれに依存していたトドが今度から我々の刺し網に被害をもたらす時期になりました。

被害が出始めたら今漁期は終了ですね!

そうしないと全て網が全損となり、魚価安とのダブルパンチに耐えられません!

本当はロシア製で良いから、手榴弾欲しい!

その用心深さは

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ほとんどの熊が冬眠に向かったのですが、居残りが1頭確認されています。

実は隣町猟友会の熊ハンターAさんと一緒に行方を窺っています。

Aさん、現在まで100頭以上の羆をやっちゃった、人ですが200まで行くつもりらしいです。

Aさん曰く、この熊はデカい、400kは超えているだろうという話。

それを証明するかのように足跡が物語っています。

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足跡の大きさに、気味の悪さを感じつつ計測しました。

羆の足跡の測り方は前足幅で測るのが一般的で、本州の月の輪とは違います。

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前足幅18cmは現在まで自分が計測した中で一番大きい。

350kほどあったカンペ~ちゃんでさえ17cmです。

後ろ足の縦幅は正確に計測できませんでしたが30cmを超えています。

しかし、正確に計測したいので、本日昼間に幅跳びの砂場を均すように整地してきましたのでこうご期待!

監視カメラにはすぐ目の前を通るので全体像が写らないけれど、丸々と肥えています。

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でも、巨体を維持するためにはギリギリまで食べる必要があるのでしょうね?

実は近辺は春に行者ニンニクを採取する場所で気になった場所があります。

倒木がテントの骨組みの様に重なり合って、まるで小さな小屋の様になっている箇所が、そこには大量のサケの骨!

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ひょっとしたらそこで昼間は過ごしているんじゃないかと?

でも、確認に行く勇気はない。

鉢合わせの危険もあるわけでして、新米ハンターにはあの世への切符になりそうです


深夜しか出てこない行動パタ~ン!

この用心深さは近隣で起こった山羊喰いを連想させます。



なぜ起きた人身事故

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昨日、標茶町で開催されたヒグマの会主催のフォーラムに行ってきました。

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興味があったのは標茶町で冬に起きた死亡事故についてなぜ羆の捕殺に至らなかったのか?

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同じ時期に起きた厚岸町の事故では捕殺されています。

標茶町猟友会の猟友会長さんの講演もあるというので、その理由がわかるのではと?

でも、質問できる機会も設けられず一方的にフォーラムは終わりました。

積雪時期ですからね、狩猟期が終わったとはいえ危険な熊をほったらかしにするのであれば、広く有害捕獲の協力を近隣猟友会に頼めばよいのですが?それも出来なかったのはなぜか?

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今となっては・・・煮え切らない思いで会場を後にしました。

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熊対策について、他にも各町の取り組みなどが紹介されていましたがどこの自治体も専門の担当者がいくつも掛け持ち、ときには人事異動で引継ぎも難しい現状に、羅臼、斜里、標津は先進的で恵まれている方だと思いました。

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標茶町猟友会会長の後藤氏のお話は同じハンターとして思うところが一緒でしたね!

愛護団体ほどではないにしろ、この会も会場の大部分の方も、羆との共存共栄を目指すわけですが、会長の『共存は無理』」だという意見に一瞬会場が凍り付きました。

でも、それはある意味双方のバランスが崩れれば、全くその通りだと思います。

他にも質問用紙が配られたので多くの方が記入したのですが、都合の良さそうな質問だけ2~3に答えただけの残念な物でした。もちろん自分の突っ込み意見2点は却下です。

今まであまり羆の事故や騒動が起きていなかった地域での右往左往振りにこれからの行政も、これまで通りその場しのぎの右往左往が続くだろうと感じました。

ボイラーに詳しい方いませんか?

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我が家の灯油ボイラーですが温度を上げると冷水に熱水が混じるようになりました。

なぜ?

どこか配管なわけはなく、ボイラー本体?

どこかの弁が不具合を起こし交換の必要がある?

自分で何とかできる?

それと1年ほど前からシャワーの方が温度調節が上手く行かないようになりました。これはシャワー本体を交換すれば済む話?

燃やせばええやん

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ゴミのことなんですが、いま行われている分別処理も実を言うと環境にやさしいというのは嘘、誤魔化しです。

そのことは学者は当然、その道のみとたちなら理解しているはずですが、それを指摘すると叩かれるのが目に見えているので言わないだけ!

たしかこれはアメリカのゴア副大統領(当時)が旗振り役で始まったようなエコ戦略という世界規模の新たな雇用を生むための方法。

日本だけに目を向けても分別する手間、処理する手間、不法投棄の増加どう見ても遥かにコストがかかり環境に負荷がかかっています。

良く知られる紙の再利用も実は木材から始めた方がローコストなのは知られていても周知されていません。

金属類は良いかもしれませんが、これらは元々自然界に存在するのでやがて放置されても自然に還ります。

問題はプラはじめ石油化学製品、昨今はマイクロプラスチックも取り上げられていますが、火発などの化石燃料の補助にしていけばよいと思うのです。同じように石油や石炭燃やすのとどう違う?

タイヤは燃料として使われているのを見ました。

2酸化炭素?どっちを使っても同じでしょ!不法投棄を減らせるならその方がはるかに環境にやさしいのでは?

ダイオキシン?意外と知られていないのがポリ塩化ビフェニール以外を燃やしても発生しないということ。火発の高温なら適切に処理できるでしょうに?

問題はいろいろあるでしょうが、途上国に丸投げしてエコを謳うのはもう止めましょう。

昔の様に燃やすのが一番。

埋め立ては言語道断。

新たな産業を生み出すためのエコ戦略・・・綺麗なうたい文句だけに真実を語れば叩かれるので誰も何も言いません。


カマイルカって?

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12月に入って潮汐の一番穏やかな小潮の真っ最中に時化てもいないのに突然始まった大量の海藻類の漂流。

海の浅い標津町、羅臼のヒラセで被害が起きています。

刺し網に大量に付着し、漁どころではありません!

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赤い海藻なのですが名前はわからず、水指の方が調べてくれるそうです。

それが若干、落ち着いてきたらトドの目撃情報が個人的に寄せられるように!

ここ数年、12月10日前後から被害が始まるので時期ちゃ~時期です。

仕事が早めの終った時はパトロールしに行くわけですが、これが体力的にきつい。

居たら、目撃報告と海保が中華の警備艇に行うような並走のみ!

実力的排除は許されておりません!

ここは相手の違いこそあれ、日本中の漁業者の泣き寝入りを強いる構図です。

ささくれだった思いを少しでも癒してくれたのがフレンドリーなイルカたち。


彼らの捕食する魚類と我々の漁獲対象はバッティングしないので問題無し、何よりも漁具に被害を与えません。


船を走らせると競走します・・・競泳か?

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パトロールし終えると、もっと沿岸部にという話、暗礁のこともあり正直怖いんですよね!

標津町では操業中に船の周りを泳ぐ姿が目撃されていますが、自分は夜中操業と言いうこともあり見たことがありません。

将来的にこのままでは秋の操業を止めてトド追い払いにシフトした方が良いのかなとも思う海況です。

狩猟自粛

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北海道恵庭で起きた猟銃による誤射死亡事故について北海道猟友会が通達を出しました。

悲しいかな、こういう事故は全国を見渡しても無くなることはありません!

ハンターの一人としてこんなことを言ってはいけないのでしょうが、これからも頻度は減っても事故は起きるでしょう。

人の行うことです。完璧はありませんしどんなことにも事故は付き物です。

遺族関係者が聞いたら激怒しそうですが、交通事故が、警察官の犯罪が、聖職者の犯罪が、親が子に対する虐待が、飛行機事故が、原発事故が・・・100%は有り得ないのが物理の法則。

でも、何とかしなくてはイケマセン。

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とりあえず、見間違いが減る完全な積雪期まで自粛ということもあるのでしょう。

個人的にはあの事故も手伝って、正直狩猟する気にもなれませんので問題は無いのですが、他のハンターはどうなのでしょうか?

安全対策の徹底、羅臼は2月からの有害駆除期間は毎週行っていますがそれでも事故が起きないとは言えません。

自粛とは言いますが支部にはきっと狩猟するなという話だと思います。

いっそのこと、1か月と言わず2~3年狩猟・有害駆除禁止にすれば市民の理解も得られるのでは?

野生鳥獣は増えるでしょうが人馴れも進み、狩猟しやすくなり人と間違えることも無くなるでしょう。

獣害の深刻さにも少しは理解してもらえるのでは?

100%事故を無くすなら日本から猟銃を無くせば済む話。

死亡ひき逃げ事故が起きれば1か月間日本中の車輛ストップ?

警察官が一般市民を死に至らしめたら1か月間休暇自宅謹慎?



北海道猟友会の通達に気持ちはわかるが、どうもちょっと違うような?

こんなところにも昨今の何でもかんでも謝罪、責任の回避行動を垣間見る。

他県でもこういう事故は起きるけれど、どうしているのでしょうね?

ますます厳しくなるであろう猟銃の取り扱い、誰も事故を起こそうとは思っていないんだけれど、今回の事故で加害者側のハンターも気をつけないと自殺するかもね

そんな起きてはならない不幸な事故。


北海道博物館講座 北方四島の過去と現在・未来に何を伝えるか

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根室市ニホロで行われた北海道博物館講座に行きました。

折しも、昨夜からの降雪吹雪で沖止め、除雪に追われ間に合うかどうかという時間でしたが、若干5分ほど遅れて入館しました。

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パネラーの中には同じ羅臼町の友人が!

歴史的な遺産、近代から先史時代に至るまでのことについてそれぞれ発表をいただきました。

近年のロシア側の急速な開発が進む現状を見ていて心配はしていましたが、想像以上の破壊状況でした。

ビザなし渡航の研究者枠で参加されている皆さんですが、自然動物系の方々同様、様々な縛り、法的な解釈の違いで苦労されているようです。

社会主義、共産主義時代は国家の名のもと破壊が凄まじいことは理解していましたが、ソビエトが崩壊した今もあまり変わらないのかなとも?

今の北方四島の状況は昭和の高度経済成長時代の日本のように文化財など何の意味も持たない無用の長物として扱われているようでした。

先史時代の遺跡を無造作に破壊していく様に悲しい思いで聴講していました。

それでも、現地の人々の中にもこのままではいけないという人々、子供たちがいることに、来る日も来る日も道路工事現場や農地開発の後で遺物を拾い集めていた少年時代の自分と重なる思いでしたね!

どれもこれも興味深い内容でしたがいくつか抜粋します。

最近漫画『ゴールデンカムイ』などの影響もあり、アイヌ文化に興味を持たれる方もいますが、ここでも歴史的な話題として

千島アイヌ、占守島に住まわれていたアイヌの方々についての報告がありましたので

占守島と言えば大東亜戦争末期にソビエト軍と日本守備隊の激しい戦争が起こった地域です。この時日本軍守備隊が激しい抵抗を見せなければ北海道は後にソビエト領となっていた可能性すらある戦闘でした。

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話を元に戻し、明治に入り世界中の少数民族の受難の時代となりましたが、けっしてひどい扱いをしたわけではないということが歴史的資料でもわかります。

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人道支援もしていたわけですが、当時の状況を考えると色丹島移住は仕方がなかったとも言えます。

欧米を見てもわかるように差別とはもっと酷いものです。人を人として扱わないものです。

日本人の中にももちろんそういう輩は居たでしょう。でも大部分は違います。

もしも、アイヌをの人々文化を差別破壊するつもりなら、アイヌ語の地名など残っていないでしょうし、文化すら残らない。結婚?きっとあり得ないでしょうが、実際は多くの方々が一緒になり2世3世4世と繋がっています。

自分のルーツも国後島なのでよく判りません、身内にもいますし、娘たちにも少なからず血が混じっています。

昨今、人種だ差別だという権利主張が叫ばれ、ヘイトだなんだという時代になりましたが、少し前まではそんなことは無かったはずで騒ぐことで自分達に利することを狙っている連中がいることに辟易します。

話反れました。

色丹島移住。

良かれとした善意が仇となったわけですが、これをどうとらえるか、現代の我々では簡単に判断できないとも言えます。

自分の町内会にも色丹島出身のアイヌ末裔の方がいましたが決して差別などされていませんし立派な方でした。

一部、左翼系を含む方々のアイヌ差別について過剰とも思える昨今の反応、権利主張に少し違和感を覚えています。

むしろ差別をあおっているのではとも!


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江戸時代に起こった択捉島での露寇事件!詳しくは知らなかったです。

領土を守るということがいかに大事なことかですね!

ここでは江戸時代に亡くなられた東北方面の武士たちのお墓がたくさん見つかっているそうです。

ロシアとは日露戦争以前にこういうことが頻繁に起こっていたのでしょう。そして最後は力づくで強奪されてしまいました。

今、2島返還が話題になっていますが複雑です。

2島を故郷とするロシア人の方々の思いは?北方四島の出身者の思いは?

憎しみの連鎖ではなく、これは悲しみに連鎖になっていくのでは?

個人的には日ロ混住の特別区の方が良いのではとも、ただそこにはどちらの政府の権利がという難しい話になりますね!

でも、日ロ混住の良き時代が樺太でも北方四島でもあったわけですから互いの政府が歩み寄れば可能だと思うのです。

また話が逸れました。

衝撃的な画像も

北方墓参で墓標に散弾銃が撃ち込まれました。

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文化の違いはあれど墓地であることがわからないほどロシア人は馬鹿では無いです。

どうしても過激な人はいるでしょうね!いわゆる極右の方でしょうがこういう馬鹿が一定数いるのは双方とも仕方がないと言えます。

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北方四島の文化歴史遺産の保全は風前の灯火のように開発が進んでいます。

画像の中には道路建設で見事に切断された竪穴住居も、無造作に転がる遺物の数々、持ち帰ることも許されず、そのまま現場で風化、破壊されていく様は考古学に携わっている研究者らにとって断腸の思いでしょう。

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パネルディスカッションが始まり椅子やテーブルが足りなくなってギッシリ埋まった会場に意見が求められました。


数々の衝撃的な画像や内容に頭が混乱気味でしたが、誰も何も言わないので自分が意見、質問させてもらいました。

自分にも島民2世としてビザなし訪問する権利はあるのですが、奪われた島という気持ちがぬぐえず、素直に行く気にはなれませんでしたが、いま、行って見ようかなと思っています。



痛車もここまでくると

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先日、中標津町の東武サウスヒルズショッピングセンターの駐車場で見かけました。

凄い痛車です。

スポーツ仕様の装備に外観はシール貼り

ナンバーを見ると釧路ナンバー・・・地元です。

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初音ミクでしたっけ?

もちろん、本人たちの許可も得ていますが中標津町の方でした。

3次元の彼女がいるのか余計な心配しますが、メンドクサイのよりは2次元の方が良いのかもしれません?

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自分でデザインを考え、シールを注文し、自分で貼るそうです。

色々な痛車がありますが、これは間違いなく王道でしょうね?


猛禽注意の季節

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冬になり多くの渡り鳥が北海道にも南下してきました。

代表的な猛禽類であるオオワシやオジロワシも!

これからの時期は狩猟や轢死のエゾ鹿に餌付いて事故が起きます。

鉛弾のことはその筋の方々に任せるとして、自分が出来ることは死亡、負傷などの個体を回収することぐらい。

毎年のようにオオワシやオジロワシを回収してきましたが、今年もきっとあるのでしょうね?

先週の土曜日に根室に向かった際の別海町国道付近でワシやカラスが集まっている個所を見かけました。

『ああ~、あるな』

『交通事故かもしれないな』(衝突してから走り逃げた先で倒れるのは珍しくない、これは既に衝突時に心臓は停止していると思います=心臓が破壊されても50や100mは走る)そう思いながら、その時は用事が大事だったので通り過ぎました。

翌日、午後から消防団幹部と町長の意見交換会があったのですが、時間に余裕があったので気になり向かいました。

これってきっと、普通の人には時間と燃料代の無駄ですが、気になるものは仕方がないです。

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現場に着きました。手前の雪原の向こうにあります。

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今期初のスノーシュー装着で向かうと見えてきました。

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鋭利な刃物で皮を剥いで肉を切り取った痕跡があるので、狩猟ですね!

国道からもよく見え、こんな目立つところで検挙の可能性もあるだろうに、地元じゃない可能性が高いです。

鹿の死体よりも気にするのは冬場の貴重なご馳走を巡って鳥同士の喧嘩がよくあることです。

時には大きなケガをしたり、死に至ることも!

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                  (オオワシ)

そういうことがあったと思われる死体を過去にも見ています。

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今回は犠牲になったのはカラスのようです。

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胸の羽毛も血痕もあり、流れで綺麗に捕食されたのではないでしょうか?

猛禽でなくて何より!

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歩き回ったり、飛び立って行ったワシの跡が元気だなと思いました。

馬と鹿の上手い関係

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牛もそうですが、馬の放牧地でもエゾ鹿が中に紛れ込みます。

広い牧草地に鹿だけで居ることがどんなに危険なことかを彼らは理解しています。

先日、標津町の外れでよく夏場は馬を放牧されている農家?さんの畜舎の傍にデカいオスの鹿が居るのを見ました。

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一見すると御断りを入れて了解を得ることが地主さんはじめ近隣の方にも了承してもらえれば狩猟は可能とも言えますが、そこは敷地内には馬もいるので無茶ですね!

牛よりも敏感な馬は驚いて事故につながりかねませんが、その昔戦場で使用された馬は馴らすのが大変だったでしょうね?

今年もハンターによる馬の誤射事件?恵庭事故前に起きています。



函館市の放牧地で、10月26日、放牧されていた馬が死んているのが見つかりました。馬には銃弾が貫通したと見られる痕があり、馬の持ち主は、警察に相談しています。
 26日午前6時半ごろ、函館市鉄山町の牧場で、この牧場の利用者が、倒れて死んでいる馬を見つけ馬の持ち主に連絡しました。
 馬は生後3か月のオスで、診断書によると馬は皮膚から内臓まで、貫通したような傷がありました。

 状況から、馬は、何者かに撃たれ、死んだ可能性がありますが、体内に銃弾はなかったということです。

 秋山邦雄さん:「クマではないのははっきりしてんだ。馬を鉄砲で撃つってのはとんでもないこと。馬もってる人は心配。これからまた狙われたら大変なこと」

 馬は帯広のばんえい競馬の競走馬として、育てられていたもので、所有者は警察に、馬の死んでいた当時の状況などを説明し、対応を相談しています。 

2年前にも日高管内新冠町で保険金目当ての馬射殺もありました。

馬と鹿、動物同士はよく理解し合い共存していますが、獲れないハンターにとっては一瞬ですが誤認します。

自分も一瞬、『鹿?』と思ったことが何度か!

でもすぐにわかるんですよね!

新冠町の時もそうでしたがすぐに犯人はわかるんですよね!起訴になる段階でマスコミ発表、函館もそうであると信じたいですね!

ますます世間的にハンターが悪者になっていくことに嫌な気分です。

携帯・不通です

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現在、自分の携帯が着信不可の状態であることが判明しました。

自分からの発信は問題無いのですが、相手からの着信を受け付けることが出来ない状態です。

着信履歴を見ると12月10日の00:24の漁業者からの携帯着信が最後です。

皆さんからの指摘で気が付き、先ほど自宅電話から自分の携帯に電話しても反応無しです。

SMSは問題無いようです。

今しばらく死んだと思ってください。

電話が鳴らないのはある意味、静かで平和だと感じています。

北海道内国有林内での狩猟全面禁止へ

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  恵庭・ハンター誤射 道内全国有林で猟銃使用の狩猟を禁止

 北海道恵庭市で先月下旬、ハンターがシカと間違えて猟銃で北海道森林管理局の男性森林官を撃ち、死亡させた事件を受け、同局は11日、道内の全ての国有林で来年1月15日~3月末、猟銃を使用した狩猟を禁止すると発表した。都道府県全域の国有林での禁止は道内では初で、全国でも極めて異例。

 シカ、クマ、ウサギ、カモなど全ての野生鳥獣への狩猟が対象で、わななどによる捕獲は可能。ただ、シカは深刻な食害被害対策として市町村が実施した場合に限り、一般人の入林禁止などの安全措置を実施すれば認める。

 道内の猟期は10月からでシカ以外は1月末まで。シカの猟期は地域によって異なり、南西部の多くは3月末、十勝やオホーツクでは2月末などという。今回の禁止は狩猟者に法令やルールの順守徹底を促し、再発防止を図る狙いがある。

 11月の死亡事件では、ハンターが巡回中の森林官(当時38歳)を誤射。同局によると、森林官はオレンジ色のヘルメットに赤いジャンパーの目立つ姿で林道上を歩行しており、同局は「確認をせずに法令で禁止されている林道に向け発砲したことは明らか」と指摘した。
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11月20日に北海道恵庭市の国有林内で事故が発生しました。

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第一報を知った時は、『またかよ』でしたし、これでまた更に締め付けが厳しくなると感じました。

自分が銃所持の決心をした時のある事件があります。

常々、身内にハンターが多かったこともありましたが、深刻化する獣害(鹿よりも身近になっていた熊やトド)とハンターの高齢化、減少を危惧していた矢先に長崎県で猟銃によるストーカー殺人事件が起きました。

所持が厳しくなる、今しかない・・・そう思ってからの行動は早かったです。

銃を所持してからも次々と事故は起きました。

そんな中、忘れられない悲しい事故が2011年に起きました。

北海道胆振管内厚真町での死亡事故、殺人事件と言ってもいいでしょう。

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この事故の犠牲になられた方も森林作業に関わる方でした。

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しかも、逃走して未だに捕まっていません!

当時もそうでしたが、林業、山での工事作業される方々にとってはとんでもない話で怒りの矛先は他のハンターにも向いていました。

我が羅臼町でさえ、有害駆除作業中に『撃たれるんじゃねえか』と半分は冗談としても半分は本気とも取れる目で見つめられながら言われたものです。

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その記憶も残ったまま今回の事故です。

友人春日部のハンターシェフが危惧していました。

いたずらに、ジビエなどで煽ってハンターを増やすことに違和感、事故の増加を懸念する意見を述べていましたがそれが現実となりました。

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林業はじめ山間部で作業される方々、或いはアウトドアで山に入られる方々は常に発砲される危険を感じ無ければならず、こんな怖い話はありません。

足元から飛び出す冬眠中の熊も怖いですが、常にどこから狙われているかわからないスナイパーの恐怖は戦場と変わらないわけです。

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職場の方々の怒りは至極当然です。

自分がその立場でしたら同じ措置、もっと強い行動に出ていてもおかしくないでしょうね。

事故が起きて、すぐに仲間らには今後、そして来年以降は狩猟のための林道解放は有り得ないだろうと言いましたが、それ以上の措置です。

今年限りのようなニュアンスですが、はたして来年度以降は・・・も継続されるのではと感じています。

狩猟者で入林許可を取る方にはこういう冊子が配られます。


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大変見づらく、わかりにくいぼやけた地図です。

道有林や町有林、私有林も別サイトで調べていますが、難しいですね!

林野職員はそれぞれの区別はできるでしょう。我々もしつこく注意すれば何とか、でも一般の方々や警察官はどうでしょう?

地域、市町村によってはほぼ、狩猟可能な地域が無くなった場所も沢山見受けられます。

可能な場所があったとしても鹿は居ませんし、誤解から通報される恐れもあります。

実質、今年の北海道内での狩猟はこれで終了と思っても差し支えないでしょう。

有害駆除は許可されていますが、羅臼町みたいに役場立ち合いで会員全員が集合して行うような駆除でしたら可能でしょうが、個人で行う駆除は狩猟との区別が本人以外わかりにくいので通報の対象となりえます。

困るのは狩猟ガイド業の方、内地から楽しみに遠征される方、そしてジビエ肉の確保を目指して企業された方々でしょう。

今年から始めた新人ハンターは諦めた方が無難です。いつ辞めようかと考えている高齢ハンターの方々はこれがきっかけとなるかもしれません。

自分でさえトドの海獣被害が無ければ、辞めてもいいかなとも思っています。

職業的に鹿が増えても困りませんし、羆は檻で何とかなる時代! 最悪の事態は生命保険があります

被害に遭われた菅田健太郎さんのことが

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ご家族に幼い子供が3人いることが明記されています。

お父さんを突然、銃で撃ち殺されたわけです。

知らせようという善意に銃弾が・・

現場に居合わせた同僚の方も同職業関係者の方々も怒り心頭なのは当然です。

服装に問題も無く・・・

知らない方のために

今回の銃弾はハーフライフル(昔は散弾銃でひとくくり)と言われる銃に使われる弾が使用されました。

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ニュース画像から見えたのはフェデラル社製のサボットスラグ弾。

発射直後、銅の弾が音速を越えて回転しながら標的に飛んで行くわけです。(下画像の右)

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やがて標的に命中した時に左のように、花が開くようになり、これが回転しながら肉や骨を砕いて破壊し体の中をつき進むわけです。

あまりの残酷さに戦争では使うことが国際条約で禁止されているタイプの銃弾です。

こうして考えると・・・とにかくもう2度と起きて欲しくない事故です。

今回の事故で林業関係者からの信頼は元々無かったうえに、もっと酷いことになり何年かかっても信頼の回復は望めそうにありません!

これから新しく銃所持を目指す若者は道内に限って言えば減るでしょう。何よりも家族友人職場の理解が得られるとはとても思えません!

警察生活安全課も良い顔はしないでしょう。

春の銃検査ですがきっと、いろいろと言われそうですね!

自分のところの新人ハンターも初めて申請に行ったときに頭ごなしに犯罪者扱いされたのは有名な話で、何も知らずに行った本人は怒り心頭でした。

個人的には風貌が自分に似ていたので俺と間違えられたんじゃないかと?






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