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マフグ獲れています

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今年は定置網ですが、マフグが獲れています。

数年前までは市場で扱い拒否されていたフグ類ですが、今は荷受けされるように!

何せ馴染みが無い南の魚なので仲買人も扱いに苦慮するわけです。

ところで『マフグ』で間違いないのか?

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実は答える市場職員もそれでいいのか微妙に不安なようです。

1kgあたり100円ほどという話で、1箱当たり1000円ほどで内地の市場に直送されているようです。

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地元では皆さんチタタプ以外の調理方法がわからないので、自家消費の話を聞きませんね!

ちなみに悪食、どん欲なオオセグロカモメもカラスも絶対に食べません!

昨年の同時期に獲れていたタコは姿を消し、ブリもイマイチ、居るのは商品価値の無いカジカ類だけという・・・でもカラフトマスの回遊が例年に比べ早いようです。

サケマスは自分には権利が無いので見るだけですが手伝いはする。

暑くても腹は減る

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7月27から始まった道東の猛暑(といっても当地の羅臼は20度台)で食欲不振になるかと思いきや、陽が沈めば涼しい道東!

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出かけた先で腹が減っていれば誘惑に勝てません!

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塩分補給と練習後のたんぱく質補給は欠かせません

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ダイエットしなくては・・・と完食後にいつも思うのでした。




汗疹

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今朝は出港したが現場海域は大時化で近寄る事さえ出来ずに戻った!

さて7月27日から急に夏が来た羅臼。

それまでは全国の猛暑を他人事として見ていました。

連日10度台でしたし、沖に行けばむしろ寒さで震えるような日々も!

急激な変化は動物も堪える様で我が家の犬は肥満も手伝ってお腹のたるみに汗疹が?

痛かったのでしょうね?

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訴えるのでひっくり返ってもらうと・・・すぐに病院に行き薬ぬりぬりして現在は完治しました。

一見すると獲ったクマを裏返したようにも?

これで炎上ネタも作れそうです。

友人漁業者の犬も多分皮膚に・・・・

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そういえば最近散歩しているのを見かけていませんでした!

暑い・・・・と言っても冷たい海面に面している羅臼は30度を超えることはまず無いです。

でも、寒冷地仕様の我々の体は辛い!

熊も泳ぐ泳ぐ日々!

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                   (読売新聞記者石原さん撮影)
クジラも漂う日々!

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(藤本君撮影)


内緒にする必要もなくなってきましたので

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実は7月中旬くらいに町内会の酪農家さんが飼育している山羊が犠牲になりました。

我が羅臼町には9件の酪農家があり、そのうちの1件のお宅で全自動草刈機の役目を仰せつかった山羊が母子で2頭ほど自宅の周りで飼育されていました。

既に何度か書いていますが、酪農家周辺の周りは牧草地帯でもありますが道路と牧草の僅かな隙間を利用して沢山の熊が行きかっているわけで,そのうちの1頭が繋がれっぱなしの山羊に目を付けたわけです。

草食動物ってすぐ傍で臭いをかぐとエゾ鹿も山羊も牛も体臭にそんなに差があるとは思えませんので小柄なヤギはデカい牛と違い捕食の対象となったのでしょう。

ペット扱いとはいえ家畜が犠牲になったのは記録上、羅臼町初かもしれません!

隣の標津町は数えきれないほどあるわけですから、今までが奇跡みたいなもの!

今その熊を関係者一同、見極めています。

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山羊を軽々と持ち去る体躯なわけですから絞られてきます。

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犯行後も次の子ヤギを狙って付近をうろついています。

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カメラに写り込む熊!

練習ですれ違うたびに鳴いていた母山羊の姿は無く、子ヤギもあれ以来厳重に牛舎の中!

でもですね、一度覚えた行為です。生きている限りこの熊は何年たっても犯行に及ぶ可能性があり、現在駆除対象。

しかし、用心深さは群を抜いており、多分なんともできない可能性が高いです。

羅臼では外飼いの犬が毎年、熊のご馳走になってしまう例は幾度となく繰り返されてきましたが、こういうことってそのうち全道各地で起こると思うよ!

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今年も探険隊さん参加の時に良く迎えに来てくれていた2匹が犠牲になりました。

主人が引退し、近隣の方がエサを与えていたわけですが繋がれていたため・・・・

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熊との距離の取り方をいくら知っていても繋がれていればどうにもならないわけです。

ベアドッグなるものが有名になりつつありますが、最初から食い物として認識されている当地では役に立たないという例もあるということ。

自分がこうやって熊情報を出すことを良く思っていない、売名行為と思っている人がいますが勘違いも甚だしい。

そう思う時点でああ~都会育ちだなぁ~と!

それはよく耳にする『クマの縄張りに人が入るから』『クマの聖域だから』誰がそんなことを決める?それ自体が人の側の傲慢!

人も熊もどんな場所だろうとお互いのテリトリー、軋轢があるのは普通だしそれは紀元前からの話。

綺麗ごと行っても最後は武力だ

自分は人の側です。


ホッキョクグマの射殺について

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ホッキョクグマ射殺にネット上で批判の声 ノルウェー

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北極圏にあるノルウェー領の島で28日、ツアー客を乗せたクルーズ船の乗員がホッキョクグマに襲われ近くにいた別の乗員がこのクマを射殺しました。インターネット上では「クマは生息地で自分の身を守ろうとしただけで殺された」などと批判の声が上がっています。

ドイツの運航会社「ハパックロイド・クルーズ」によりますと、北極圏にあるノルウェー領のスヴァールバル諸島で28日、クルーズ船のツアー客を案内するため乗員4人が島に上陸したところ、そのうちの1人がホッキョクグマに襲われ近くにいた別の乗員がこのクマを射殺しました。襲われた乗員は頭にけがをしましたが命に別状はないということです。

運航会社はホームページで謝罪の声明を発表していますが、インターネット上では「クマは生息地で自分の身を守ろうとしただけで殺された」とか、「なぜそっとしておいてあげないのか」といった批判の声が上がっています。

北極圏では温暖化で氷が減少し、航行できる海域が広がった影響でツアー客が急増しているということです。



批判されてもしょうがないですね!

そのようなことに至らない様に注意すべきでしたが、慣れ、慢心がそれを生んだのでしょう。

でも、事故はどんな場合においても起こりえます。

そんなときどうするべきか?
自分は射殺に至ったことは悲しいですが間違っているとは思えません

人に手をかけ、危険な切迫した状況下では正しい行動です。

自分が現場にいても迷いなく撃ちます。

クマガークマガーというのは世迷いごとだ!

日本国内の有害駆除の現場はがんじがらめの法律で様々な矛盾をはらんでいます。現場の警察官もハンターもその矛盾を理解したうえで処理を済ましているわけですが、一刻も法律を改正しないとそのうちどうにもならなくなるでしょうね!

昔の有害駆除と言えば山の中、今は住宅地、本来銃器の使用は厳禁ですが、猪も熊もそんなこと言っていられませんので臨機応変な法的解釈。動物愛護団体や左翼弁護士が結託したら警察もハンターもたまったものではありません。

熊の射殺、人はこういうことが起こるなら行くべきではない、止めるべき、という後ろ向きな考え方と

結果を重視し今後に役立てていくという前向きな考え方に別れます。

自分は後者です。



本当はダメなのよ!でも大目に見て許す。

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今朝の風景!

消防団の詰め所前で一夜を明かしたチャリダー!

緊急時なら大変です。

でも、ある意味安全か?或いはトイレや水回りを使えることを知っているのか?(勝手に使用してはイケマセン)

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ママチャリです。

火災出動も無く、平和そのものですが・・・・本当はダメですからね!

これからの時代はシャッターにも緊急車両出入り口前に付き駐車禁止・・の但し書きが必要な時代かも?

当たり前すぎて気が付きませんでしたが、これで移動させたら訴訟なんて時代です。しかも有能な弁護士が付けば勝ってしまう時代、SNSでうまく表現すれば消防側が叩かれる時代ですな!

もう一つ、今朝の風景!

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羅臼の道の駅前に散乱したゴミ!

人目が無い深夜でしょうかね…捨てたのは?

柵に袋ごとひっかけてとんずらですので、カラスが散らかすのを前提での確信犯です。

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市場出荷時に見かけ、帰りに回収しました。

心が貧しい・・・でも本人がそう思っていないのでどうにもなりませんね!

こちらは大目に見れません!


通報ありがとうございます

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1昨日、警察が我が家に来ました。

近所の通報を受けてのことです。

実は長年の悩みの種でした。

言っても聞かず・・・物理的にどうこうしてもそれを破壊する。

警察官からの注意は絶大でしたね!

根は小心者なので!

長く頭に残るはず?

これでしばらくは助かります。

忘れてしまわないうちは!

居合の少女

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この少女の動画を見ました。

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北海道内では放送されていないという。

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居合抜きですからね!

素人が扱うと足の置き位置を間違えて、自分の足を切るか、指無くすか?

実は根室に住む友人に居合抜き6段がいます。

日本刀って銃ほど厳しくないのかな?



犬が喰われるって((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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数日前に記事にしましたが、ここにきて全国ニュースで流れていますね!

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マスコミはどこからこういう情報を仕入れるのか?凄い鼻です。

ニュースを見た人々の反応ですが、犬が喰われることに拒否反応が出ましたね!

前記事にも書きましたが必ずしも被害者が届け出るわけではないのですが、犬の喰われる被害って結構あるのを聞いています。夏、番犬として連れて行って消えてしまうのは大体・・・

知床のクマにとって犬は食糧です。

山羊も被害に遭ったのですがこちらにはほとんど反応が無いのは庶民感情かな?

喰われるっていうことに拒否反応が出るので人は熊を恐れるのでしょう。

新聞では柔らかく表現していますが、昭和な時代ならストレートな表現と画像が出ていたはず?
真実の報道はどこへ行ったのでしょう?

犬は埋められていたそうです。

いわゆる土饅頭!

せっかくなので皆さん見たこと無いでしょうから画像載せます。

土饅頭とありますが被せるのは土よりも周りにある物なら何でも被せます。要は食料を隠せればいいわけです。

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トドの土饅頭!この場合は海藻を使っています。

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トドの土饅頭、藪に引き込んで周囲の草をかき集めて被せています。

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エゾ鹿の土饅頭、同じく周囲の草木を集めて被せています。

人も喰われれば同様に!

こういう時、愛護団体は犬が可哀想?熊が可哀想?飼い主が可哀想?




㊟:土饅頭は熊が食料を隠す行為で近くにいて見張っていることが少なくないそうですので呑気に写真なんぞを撮影してはイケマセン、素早く周囲に注意して立ち去ってくださいね

知床五胡高架木道を(@_@;)

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常識外れのニュースが飛び込んできました。

何かのストレスなのでしょうか?だとしたらとても危険なタイプです。


内容はというと斜里町ウトロにある国立公園内の知床五胡においての騒動です。

なんとあの狭い歩行者専用の高架木道に大型バイクで進入するという無謀振り?

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ネットではすでにナンバーが公表されていますのですぐにわかるかと思われますが問題はこいつが個人情報を盾に訴えるとおそらく勝ってしまう可能性がある世の中だということ。

事件があったのは7月26日の事のようです。

以下文章そのまま

知床五湖高架木道(歩道)をバイクで侵入し走行する事例がありました。制止しようとしたスタッフに暴言を吐き、振り切り、減速せずにその場を逃げ去りました。現場は多くの利用者が歩いており、非常に危険な状態でした。警察に通報済みです。車種はFZ1 FAZERです。 

画像のナンバーだけこちらで処理しましたが石川県ナンバーです。

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昭和な時代の不良が校舎内をバイクで走るのとダブりますね!

でもこっちは高齢な方から子供、女性、外国の方、体の不自由な方まで歩いている木道です。

凄いことしますが、被害に遭われた方がいなくて何より!

ただ、既に警察の呼び出されているかもしれませんが、厳重注意で終わりでしょう。

道路交通法の適用範囲ではなく、被害者もいない、刑事事件として扱うことは難しく、本人は意気揚々でしょうね!

後は地元石川県の方々の良心、同じライダーの良心に任せるしかないでしょう。

現場に遭遇したら・・・ワクワクして捕まえに行ったわ!

A-tag見つかりました

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実はこちらでは公表していませんでしたが、北海道大学水産学部のM研究室の依頼で観測機器を海中に設置していました。

これまで4年ほど設置、今年が4年目です。・・・だったかな?

A-tagなる音響測定器です。

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1台約福沢諭吉さんが80人分です。

それが、昨年回収日数日前に突如行方不明に?

あれから1年、海に消えた我が子を探すかのように海上や海辺各地を彷徨い歩く自分、ポスターでの周知。

悪夢から覚めぬまま、今年もトライしました。

そして、悪夢の再来!

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なんと、それまで目視していたのに、回収日のその当日・・・忽然と現場から消えました。

どこかに移動しているのではないか?周辺海域を探し回りましたが、昨年同様に見当たらず!

後は一縷の望みをかけて海底掃除です。

鉤爪を4本用意して等間隔で横一列にし海底を這わしながら現場周辺を探すわけです。

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当然、現場には他の漁具類は一切ありません!

あるとすれば落ち網などの残骸等のゴミでしょうか?

後は地球本体を引っかけてしまわないことですね!(釣りではアルアル)

その昔、冬のスケソウ漁で海に落ちた船員の捜索で同様の仕掛けを作って捜索したことを思い出しました。
あの時は釣具屋で売っている引っかけ針でしたが!

早朝、向かう先には後光が射しています。

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何か良いことありそうな?

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あるといいな!

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羅臼海保の『かわぎり』が応援している(適当)

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船の周りでは帰港するまでカマイルカが遊んでいました。

凪ていたこともあり、あちらこちらでミンククジラの若い個体やネズミイルカの背びれが見えます。

そして、ついに揚がってきたのです。

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見えて来たときは何とも言えない気持ちでしたね!

GPSで位置取りはしていた、航跡を残しながら同じ個所を引きずらないように気をつけながらとはいえ僅か5mほどの幅、広い海です。ちょっと位置が違えば外れるわけで、運が良かったですね!

何よりも当初の設置位置よりも場所がズレていました。

途中のロープに寄りが入ってグルグル巻きになり、余裕がなくなってボンデンは海中に引きずり込まれ行方知れずになっていたようです。

何か強い力が加わったことを示すものですが、その何かは判りません!

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海中に引きずり込まれたボンデンの浮き部分は水圧で縮んでいました。

見つかったことに安堵し、昨年行方不明になった箇所に移動し、こちらでも捜索しましたが、2匹目のどじょうは無理でした。

昨年は使わなかった、アンカーを使ったことが幸いしたようです。

来年以降はこの調査を継続するかどうかは判りませんがこの結果を踏まえてさらに改良したいと思いました。

なぜ、素直に喜べない?

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2歳男児発見の尾畠さん「師匠」と呼ばれるスーパー78歳

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 山口県周防大島町で行方不明となっていた藤本理稀(よしき)ちゃん(2)を発見したボランティアの尾畠(おばた)春夫さん(78)は、被災地支援や行方不明者の捜索活動などを続け、ボランティア仲間から「師匠」と慕われていた。
 尾畠さんは大分県日出町(ひじまち)在住で、66歳で鮮魚店を閉めた後、徒歩で日本を縦断したほか、新潟県中越地震や、東日本大震災の被災地でボランティアを行った。2016年12月、大分県佐伯市で2歳女児が行方不明になった際も捜索に加わり、女児は無事に保護された。
 尾畠さんは西日本豪雨の被災地から一時帰宅した際にニュースで理稀ちゃんの不明を知り、周防大島町に駆け付けた。理稀ちゃんの家族と会って自身の手で引き渡す決意を伝えたうえで、15日午前6時ごろから単身、裏山に入った。「小さい子供は上る習性がある」と判断し、30分ほどで理稀ちゃんを発見した。
 尾畠さんは「体が元気なうちは、まだまだ世の中のために働きたい」と意気込んでいる。

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上へ・・・これは素晴らしい判断ですね!ハンターならわかるかと思いますが、動物含め上へ逃げるものです。
本能的なものなので2歳児なら当然の行動かもしれません?

これが大人になると下へ下へと行くわけです。

遭難したら、来た道を引き返すか、稜線上へ出るのは特別な場合を除いて鉄則です。

とにかく無事発見できたわけですから素直に喜べな良いものを必ず批判する人が出てきますね!

警察や消防はじめ捜索関係者は顔を潰されたというふうに取るかもしれませんが、そう思うのは一部の出世欲の強いキャリア組でしょう。

現場で捜索した経験上、みんな心から喜んだことだと思います。

それでも残念ながら僻むというか嫉む人が出てくるわけですが、どういう精神構造なのでしょう?

日笑 雷打うーん、ならば、日本以外にでも手を差し伸べて欲しいが・・流石にそれはムリ?

縄田 幹治目立ちたがりの饒舌だよね

飴玉の件もそう、揚げ足取りはいくらでも出来るわけですが・・・




どちらも多分、無理!

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犬喰った方はその日以来、用心して来なくなった(別な地域へ移動)

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(被害者宅付近の道路上で撮影)
山羊喰った方はまだ峯浜町内会をうろついていますが、用心深くて檻に入るようなタイプではない。(日付時刻は設定ミス)
夜間行動に徹している。


昼間、遭ってこんなふうに暴れられたら無理!

山羊襲った原田君だけでも何とかしたいね!

本当から言うと捕獲檻の餌は犬を襲えば犬を!

山羊を襲えばヤギを!

牛を襲えば牛を!

人を襲えば人を!

なんだけれど

少し有名になったニュースなので始末したら、お花畑が湧いてきそうだ!

足寄町動物化石博物館へ

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北海道、帯広市に近い足寄町、有名人を輩出していますが化石でも世界でここだけというのが多数あります。

あっ、その前に有名人ですが『松山千春』『鈴木宗男』両氏でしょうか!

さて化石博物館の方、最近新種に認定されたクジラ化石が一般公開されているのですが8月末で終了するというので急遽、お盆休みを利用して見に行ってきました。

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同時に自分も解体に参加したツチクジラBの全身骨格もどうなっているのか気になった次第!

あちらこちらで雨に関する警報が出ている中、熱い走りで阿寒横断道路の難所を制し、短時間で到着。

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タイキケトゥス・イノウエイ・・・・だそうです。

アシカの祖先も同時に、こちらの名前は『アロデスムス・ウライポレンシス』舌噛みそうです。

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頭蓋骨の一部らしいのですが、自分にもこれがどの部分なのかわかりませんが見る人が見ればわかるのですね!

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アシカの祖先なのですが現在のトドとあまり変わらないようで、こちらは骨を見ればどれがどの部分かはすぐわかりました。

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化石が出る地層が紹介されていましたが、実は羅臼、斜里にも同様の地層があります。
川を上れば羅臼なら松則以南ならどこにでも!越川層と幾品層がまさにそれで、貴重な化石が埋まっていてもおかしくないわけです。

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足寄町で発見されたクジラですがヒゲクジラなのに歯があります。

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ミンククジラ(下)とコククジラ(上)

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ミンクの肩甲骨を見て大きさや厚さから、最近ビーチコーミングで拾った肩甲骨がミンクではない可能性が出てきました。
澤村館長と話したのですが、持って行けばよかった!

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マッコウクジラとツチクジラの全身骨格はデカいだけあって迫力があります。

昔、根室の海岸に行ったときにマッコウクジラと思われる頭骨が転がっていました。あまりのデカさに重機でないと動かせないレベル!きっと時化やら何やらで風化したことでしょう。

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シャチは羅臼からお嫁に行きました。

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羅臼の方はぜひお立ち寄りいただければ!

ところでツチクジラBの話です。

通称『クロツチ』『カラス』とも呼ばれているツチクジラの未確認種です。

既に羅臼では数頭揚がっており、この足寄化石博物館にも、全身骨格が展示を待っている状態です。

関係者の論文もすでに出来上がり

あとは国立科学博物館の山田格先生待ちなのです。

澤村先生と話しながらもう少し尻を叩いてはどうかという話にも?

このままでは世界に向けての発表が他国に奪われる可能性が出てきました。

よりにもよって、それが韓国だという噂も!

大学生の行方不明事故

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知床の海岸でまた悲しい事故が起きました。

またということで、前回の事故の記事も併せて載せておきます。


今回の事故ですが、既に事故が起こった18日から日数が経過しているので皆さんの方が詳しいかと思いますが、自分が見聞きした範囲で掲載したいと思います。

尚、捜査状況について裏を取っているわけではないので事実と違うこともあろうかと思いますが、そこはご容赦ください。

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事故は前日からの荒れ模様の中、多くの漁船も操業を中止していた海況でした。

18日も朝から北西風(だし風)、北東風(しも風)が吹き荒れる悪条件。



土曜日ということもあり、知床岬へのトレッキングを計画していたグループが他にもいたようですが、中止していた中で行動を起こしてしまったようです。

16時頃に現場に差し掛かり事故が発生したという話です。

そこから推測されることは、おそらく午前中は待機していたのでしょう。

当日は昼頃に風が止み、晴れ間が見えてきました。

行ける』そう思ったのでしょう。

午後から出発したのなら、その時間に現場に到達したのもうなずけます。

2泊3日の行程、既に出遅れているわけで、予定していた初日のビバーク先は無理でも比較的安全に泊まれそうなモイレウシ湾を目指し、先を急いだと思われますね。

しかし、地元の漁業関係者ならわかることですが、この風が吹き荒れた後は津波のような高いうねりが続きます。南、南西の風が吹かなければ数日続くことも!

現場は化石浜と言いますが、具体的に聞いた場所を画像で紹介します。

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Aが今回の学生が海中に引き込まれた場所、Bが前回女性が引き込まれた場所です。

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Aの箇所は奥に向かって狭い切り込んだ崖をへつります。こういう場所に波が入り込むと逃げ場を失う波がさらに高く勢いを増します。当然引き波も強力です。

助かった学生が一晩明かしたということは、奥の緑の部分に逃げ込んだのでしょう。

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Bはこんな感じ!どちらも少しでも危険と判断されれば安全確保は必須ですし、当日の海況を想像するに安全確保すらできない状況だったことでしょう。

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当日は満潮に向かい始める時間でもあり、尚の事焦ったのかもしれません?

19日、捜索が始まり、ヘリがひっきりなしに飛んでいます。

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べた凪になり、浮いていればこの狭い海峡で見つけることは難しくありませんが見つからない。

そして、必死に生きようとザックを脱ぎ捨てたんでしょうね!


現在もうねりが続いていると聞いています。

潜水による捜索がどうなっているのかわかりませんが、難しい状況なのでしょう?



海岸トレッキングは登山とは違う能力が求められます。

足腰、特に足首や膝関節の柔軟性と強靭さ!(体重をかけた石が転がってもねん挫しないレベル)
20kgのザックを背負い不整地を歩き続ける脚力と切り立った崖をへつる、握力と腕力!
波の周期を読む力!

何よりも危険を察知する能力が求められます。

河野君、自転車で旅をする元気な好青年だったようです。

本人の死の恐怖、ご家族の心中、友人知人の心中、は如何ばかりか

早く見つかって、ご両親のもとに返してあげたいものです。



来年、地獄の釜の蓋が開くというお盆にでも久々に往復してみようかと、今から思うちょります。






悲しいことですが

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羅臼沖で発見の男性遺体 不明大学生とは別人と判明 専従での捜索は打ち切り

8月22日午前、北海道東部の羅臼沖で地元の漁師が漂流する男性の遺体を発見しました。
警察では、8月18日から行方不明になっている大学生と服装などの特徴が似ていたことから、確認を急いでいましたが、先ほど別人と判断しました。
警察によりますと、見つかった遺体は腐敗が進んでいたということで、遺体の身元の確認を急いでいます。
大学生の行方は今も分かっておらず、海上保安部では専従の捜索を打ち切り、通常業務での捜索を続けることにしています。

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(四ツ屋鮭定置番屋が見えているので転落現場の標津町寄り)

事実上、捜索は行われなくなります。運良くどこかで浮上し日本側へ漂着すれば見つかる可能性はありますが、対岸の国後島だとこちら側は人がほぼ住んでいないので難しいですね!

ブログを書き始めてからの8年間で身元不明の水死体が漂着するのは今回で3体目!

すべて、無縁仏です。

関係者の間では届け出ないで知床半島へ向かった人たちというのが通説にもなっています。

登山道用、届け出ない方、出発時に名簿記入しない方って普通にいるんです。

ほぼ原形をとどめ無い状態だと熊も人だという認識は無いでしょうから、そこから人を襲う熊になるという心配は無いでしょう・・・・・・多分?

海保も通常業務での捜索!

我々漁業者も日々の操業では気をつけたいものです。

学生の冒険心には共感できます。そういう学生は好きです。

なんとかして、ご両親のもとに返してあげたいです。

ビーチコーミングも多めにするかな!


セミクジラ

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少し話が長くなりますのでご容赦ください。(記録的日記の意味もあるので)

尚、内容については個人的な見解もあり専門家の先生方を差し置いて何言ってんだということになろうかと思いますが、日頃海の現状を観察していて思うことは間違っていないと思っています。

7月28日、根室にセミクジラが揚がったという情報が北大から自分に来たのがその日の午後遅く、既に根室市が翌日早朝から埋設するということで手出しのできない状況でした。

根室市の学芸員T君らが採材するということで市民でもない自分は任せることにした次第です。

根室の海岸にクジラ漂着 絶滅危惧種セミクジラか

【根室】根室市落石の三里浜で7月28日、波打ち際にクジラが打ち上げられているのが見つかった。絶滅危惧種に指定されているセミクジラとみられ、専門家は「打ち上げられるのは大変珍しい」と話している。
体長17メートル、メス、推定30トン以上あるセミクジラの死骸が北海道根室市の海岸に漂着し、近くの丘に埋められた。周辺では夜な夜な出没するヒグマを呼び寄せないように市がほぼ1日でスピード処分した。 
 絶滅危惧種で、捕獲が禁じられて30年あまり。海水ごと飲み込んだプランクトンをこして食べる長い「鯨ひげ」は弾力性に富み、西洋では、高貴な女性のドレス用コルセットの材料となった。
 日本では、文楽人形を操る仕掛けなどに珍重され、伝統を受け継ぐための鯨ひげの調達は困難を極めている。埋められた巨体をもったいないと思ったのは、クマよりも人間の方だったかも。【本間浩昭】 

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                   (北海道新聞の記事から)
仰向け状態で髭板が左側に見えています。
ヒゲクジラの死体は例外なくお腹が上になりますね!

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                  (毎日新聞本間さん撮影)
関係者(おそらく処理担当の土建会社の方と思われます)の方がクジラに上がっていますが、これでピースサインの画像でも流れたら、たちまち炎上でしょうか?


セミクジラについて

詳しいことはウィキへ
とにかく希少でその絶滅寸前に追い込んだのが捕鯨、日本が叩かれますが、実はアメリカやロシアの方がはるかに殺しているという事実があります。

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今現在で100~200頭という推定ですが,種としてこれはもう回復不可能な気がしますね!

なぜか?

それは昔から海を見ていて、圧倒的な海を漂うゴミの量です。

自然に還ることのない人間由来のゴミがありとあらゆる海の階層を漂っています。操業中でも海面から視界の利く範囲の中層をたくさんのビニル製品がクラゲや海藻の様に漂っています。

ヒゲクジラの仲間は大きな口で海水ごと様々な餌を口の中に入れて海水を濾して食べるわけですがビニル製品は、おそらく消化器官に入るはずですし、近年胃の中から大量のゴミというのがそれを裏付けています。

素直に肛門から出て行けばよいですが、柔らかいビニルばかりとは限りません!

我々の体になぞらえればよくわかるのではないでしょうか?

ちょっとした地球環境の変化で数十年後には絶滅しているかもしれないと感じています。

同じように過去、平成15年に茨城県日立市川尻港付近に漂着した時の対応です。


山田先生はじめ科博の方々も見えられていますね!官民一体での作業、多くの人が興味津々で見守っています。

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セミクジラはこんな感じとしてネットで紹介されていました。

今回のセミクジラは根室市のT学芸員が巻き尺で計測し、17mということがわかっていますので新鮮な状態なら60tはあったのではないでしょうか?

ちょうど、8月下旬に知床の斜里側の海域でセミクジラの目撃情報がニュースになっていましたし、過去には奄美でも動画が撮影されています。





どれだけ貴重な経験、情報だったかが窺い知れますが、今回は根室市の事情というか対応の仕方によりただのゴミとしてしまうのはあまりに悲しいことです。

話がそれますが、東大が管理していた貴重な絵画を処分したり、自治体らによる遺跡や貴重な文化物の破壊、美術、芸術品の管理不行き届き、後世に残していくべき遺産を雑に扱うことはイスラム過激派の破壊活動と同一です。

政治家はじめ上に立ち、導く者は金感情ではなく、未来を見据えて欲しいものです。

今回、熊がどうのこうのという理由付けされていますが、正直現場の地理をよく知っていて、根室の猟友会の方ともお話しする機会も多くいる自分として、また熊を追い払いながら検体採取を何度も経験している者としては言いたいことは山ほどありますが他所様の自治体の話、内輪の力関係みたいなので止めておきましょう。

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検体採取、死体回収の現場では時々、彼等とこういうことも


しかし、国の官庁でも環境省が一番弱いのと同様に地方自治体も同様の中、根室市の生物関係者が心で哭きながら・・・・悪あがきをしながら・・・最後の最後まで諦めなかったようで髭板と頭部の一部を回収することに成功しました。

回収した髭板と頭部は海岸の草地の上に!

野ざらしとなりましたが、言っている通りに熊が夜な夜なならば跡形もないはずで周辺は1か月たった今でも異臭が凄いです。せいぜいキツネが頑張って掘りに来ていますが!

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髭板、ロシアサハリンからの研究者らも見学に来るほどです。

1か月ほど野ざらし状態でしたが、ここでは公表できない諸般の事情もありこの髭板の回収依頼が北海道大学から自分に来ました。

出動となりましたが、折しも足を痛めていて練習もできず、漁模様も悪く、小定置の手伝いで食いつないでいた自分には時間があるという幸運?

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現場の正確な位置情報と画像がfbで送られてきましたが、そこはやはり現地で確認してみないとわからないことが多々あります。

奥が破壊されて一部が残っている頭骨です。手前の二つの黒い塊が髭板本体!段丘の上は冬季のエゾ鹿越冬地帯でJRの線路が走り、鹿の衝突、ワシの衝突の多発地帯で何度も現場に足を運んだ経験があります。

そうそう、ピンと来ないかもしれないので代表的な鯨の髭板サイズを公表しておきますね!

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ミンククジラなんてせいぜい30cmくらいなので化け物サイズですね

8月22日、現地に到着しました。

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頭骨だけで1.5tトラックの荷台がいっぱいですが、今回は依頼に含まれていないので放置です。

上に向かってくちばしが数メートルあったはずですが、粉々に破砕されてしまいました。
脂臭凄し!熊が居たら毎日噛み噛みしますネ。

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頭頂部はこんな感じ!穴について学芸員T君と話したのですが、これが噴気孔なのか頸椎とのつなぎ目の部分なのか迷いましたが位置的に噴気孔かと?

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まずは下の砂を掘り、均等に力加減が分散されるようにロープをかけます。

次に髭板に挟まり込んでいる砂を少しでも除去するために、間を開きます。

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作業は慎重にが鉄則です。

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左右あるので二つ目も同様に行いますが、既に髭板の一部は無くなっています。

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髭板からの自車方向!

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クジラ本体が埋められていますが、標本としての価値は絶滅した時に出るかもしれませんが、それまでにバクテリアに分解されて太い部分以外は残らないでしょうね!

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一応、下処理は終わり、やり遂げた感?

周辺の漂着ゴミもついでに拾って、対応をどうするか大学側と協議し、明日の午前10時に地元関係者集合ということになりました。

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現場の遠景!

翌日、早朝の小定置の網おこしを手伝った後、準備して現場へ向かいました。

9時半には到着予定でしたが、根室市から頭骨の移動も協力して欲しいという依頼もあったのでその準備です。

ところが、早朝既にお手伝いをお願いした漁業者(タイヤショベル)の方が気を利かしてくれていて既に待っているという連絡が!

作業中の画像はありません!

お手伝いいただいただけでも大変ありがたいことです。

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こうなりました。

この上に頭骨も!

頭骨は根室市の資料館の方に置いてきて、髭板のみ回収。

熊ならこちらが核心地ですが、自分の基地港に保管ということで慎重に移動中!扱いは丁寧にが基本です。

熊?出て来たらまた海の放り込むわ!

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8/27月曜日に調査、解体となりました。

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関係者、学生も4大学から!

調査の指示はストランディングネットワーク北海道(北海道大学水産学部松石研究室)が行います。

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髭板の分解。
指示されなくても自分が何をすべきか判断しそれぞれ動いてくれるのは日頃からフィールドワークの世界に居るからでしょうね!

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分解は大変でしたね!

女子率高し!
こう見えても腐った歯茎に当たる部分が凄まじい異臭を放っています。

このあと、分解調査されたクジラ髭はそれぞれの施設へと行き先が決まっています。

自治体にとってはただのゴミ、厄介なゴミという貧弱な判断をしがちです。これは10年前の羅臼も同じで、自分の目を盗んでクジラを施設に運び込むのを現行犯で見ています。

でも、貴重な研究資料。うまく活用する、研究者らを味方に付けることは決して損では無いです。

自治体はじめ現地管理者は柔らかい臨機応変な考え方で接して欲しいものです。

最近、生物系の友人らを見ていても昔はもっと柔軟だったようなぁ~と思う人が何人かいて、変わらない自分が馬鹿なのか、少し悲しくなっています。













鹿対策・見えぬ終着駅?

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北海道新聞の記事から!

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困った困ったと言いながら、実は様々な利害関係が絡んでわざと効果的な対策を行わないのではと思ってしまう。

有害駆除の現場は往々にしてそういう場合が多いかもですね!

大企業ほど、官公庁ほど、肩書に弱いし、聞く耳持ちません!

いわゆる現場の声を無視する傾向にあります。

今回の記事を見て呆れかえるのを通り越して、馬鹿なんだなと思った!

画像・赤線のところ!

ライオン』チョーウケるんだけれど!

御用学者に聞いたのか?はたまた癒着のある業者のアドバイスなのか?

悲しいを通り越してしまいます。

鹿に効果がある・・それはライオンを認識しているのではなく、聞き慣れない音、声に驚いているだけですね!

そりゃ慣れますって!

ましてや存在しない(日本にいない)動物の声です。どうしてそういう発想になるのか?
ゴジラの声を流すのと同じレベルです。

慣れさせない、慣れたら死が待つというのが理想です。

どうするのが良いか・・前にも書いたことがあるのですが、もう疲れたので止めときます。

ハンターに聞けばみな同じ答えを言うでしょうね!

でもきっと耳を貸さないでしょう。

彼らのプライドがあるから!

子供のうちは成長過程でプライドは必要ですが、いい大人がプライドに誇示すると本当に厄介です。

前記事の件では某新聞社の記者と某水族館の職員の対応がまさにそれでした。彼らから見ればただの田舎漁師ですからね!きっと○○大学の○○ですと言えば掌返しだったはずです。

停電は良い教訓になりました

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9月6日早朝、道央で直下型の大きな地震が発生し、揺れは道東にも、直後から停電したらしい?

というのもその時間は海の上!

当然、わかるわけもなく、手伝いで乗船していた地元の定置網漁船を降りて、今度は自分の船で沖へ向かう準備中に、周りの人からの情報で停電を告げられる。

それでも、いきなりの停電だったため、多くの人はその原因すらわからず同様に自分も再度出港!

地震が発生したことを知ったのは昼頃です。

あっ!前記事の投稿はその時間帯に投稿したことになっていますが、予約投稿です。

そこから徐々にあまり呑気にしてもいられない状況に!

『魚の城下町らうす』ということで鮮魚を扱う町です。

大規模で長い時間の停電は経済的な損失が大変なことに!

地震当日の魚も・・・

田舎ですので各家庭には大きな冷凍庫があります。大量の食料の備蓄!

ここからは時間との戦いですね!

イカ釣り漁師や番屋生活をする漁師は発電機を持っていますし、定置番屋に至っては数百キロサイズの発電機も常備してあるところが珍しくありませんが多くはありません!

我が家も同様に、欲しいとは思いながらも、停電は長くても1日以内の復旧でしたので備え無し!

今回の地震による停電では長くて1週間という話もありまして、急遽、7日の午後から探しに行きました。

中古含め、新品も併せて発電機探しの旅に!

併せて車からの電源確保も考えて24vインバーターも!

しかし考えることは一緒ですべて売り切れでしたね!

電話もネットも繋がりにくくなり、諦めて就寝中にfbのうめきを見ていた標津町の酪農家友人から発電機の貸与の申し出があり、飛んで行きました。

そして、自宅に戻り暗闇の中、エンジン始動。

その瞬間、自宅脇の街頭が灯りました。

『おお~、発電機すげぇ~』・・と一瞬思いましたが、そんなわけはなく!

凄いドンピシャなタイミングに苦笑いしながら素直に電気網が回復したことにホッとしました。

冷凍庫はギリギリ間に合いましたね!

落ち着いてから、友人には発電機を返しに行きます。

年々災害の規模が大きくなり始めていますので発電機購入します。

船や車両がディーゼルなので軽油は大丈夫、発電機はディーゼルのを選ぼうと思います。

食料基地でもある道東です。日本のためにどんどん生産して経済を上向かせましょう。



おぅ!

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8日、土曜日の午後は標津町の水産加工場会社北海永徳と自宅を何度も往復していました。

そんな最中、fb上では『海上保安に勤める友人から海鳴りがして数時間後にはもっと大きな災害がとか、自衛隊の情報で地鳴りが鳴っている、さらに巨大地震が数時間後とか』綺麗な夕陽と相まって流布されていました。発信元となったような方のfbは現在見つかりません!

ところで海鳴りって何?

地鳴りが鳴っているのね!

そして、目の前を動物が避難していきます。

        (3:30秒ぐらいから見てください)
はい、今年親離れした兄弟姉妹の2頭ですね!

国道を挟んで海から山へ!

海岸に何かあるかと期待して見に行きましたが何もなく

わりと体格が良いので2年以上一緒に居たのでしょう。
きっと冬眠も2頭で過ごすでしょうね!

ハンターに見られないように猟期は過ごして欲しいものです。

ひとり言:『どうしようかな?』

ここで、ふざけてSNS上で動物も避難を開始しました・・・なんてやったら・・・

逮捕案件ですので思うだけ!

ああ~クジラでも漂着しそうだな?なんて思っていたら・・・

つづく!
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