今年最初の登山に日曜日の早朝、急遽行きました。
天気予報は午後から雨ということで微妙でしたが、足慣らしも兼ねての登山です。
出発時の5時30分頃、自宅近くの国道からの羅臼方向は真っ白。
6時の知床峠では山が見えたのでなんとか行けそうです。
駐車場が満杯で車の置き場所に苦労しましたが、6時50分に出発。
すると、山開きだったんですね!
入山してほどなく、道警斜里署のお巡りさん二人と合流。
啓発活動にお疲れ様です。画像処理しなくても良いという話でしたが念のため目線だけ入れさせてもらいました。
同様に中標津警察署もこういうことは行っているんだろうかと思いましたが・・やっているんだと思います。
知床連山、遭難事故もありますし、見つかっていない人も幾人かいますしね!
(標柱の上の手袋等はゴミと化していたので回収しました)
大沢の雪渓は例年通りですが、雪渓対策の装備なしの方が半分は居て困ったことです。
雪が柔らかいときは何とかなりますが、それでも急傾斜は危険です。
この日も目の前でわざと尻滑りをして止まらなくなり、あわや事故につながりかねない場面を2度見ました。
流石に『注意しました』が素直に返事を返してくれて何よりです。
擦り傷で済んでいましたが、骨折だと大ごとです。
今年は羅臼温泉側からも登ろうと思います。
岩清水を抜け、頂上直下の雪渓は身近いこともあり、皆さん装備を持っていても装着しない方が多かったように思いますが、慎重さが足りないと思いました。
面倒でも、アイゼンなど装着すべきです。
後続の安全のためにアイゼンで削ってはステップを作りをしましたが、下りの人がそれを壊してしまうというジレンマ!
高山植物の見頃はこれからですね!
知西別、斜里岳方向。
知床半島方向。
出発から3時間。
登山でカップラーメンは初めてですが、美味い!
左上の足は頂上で会った斜里山岳会の友人S君、山開きだったのでたくさんの友人と会いましたね(笑
下山時に再度、ステップ作りをして下りると道警の二人が見ていてエールを交換!
事故防止の啓発活動のために登って行かれました、感謝感謝です。
羅臼平でいつも気になっていたゴミを回収。
埋もれているビン、割れた瓶、燃やして埋めたゴミ、これらは昭和の中頃の遺物です。
当時は日本中が埋め立て処理、或いは海山川空き地ならどこにでも投棄してた時代で、それが当たり前だったんです。当然山も同様、中学生の頃の羅臼岳頂上もそれは酷い有様でした。
今でも頂上近くの登山道わきには当時の名残のゴミが埋まっているはずです。
とりあえず回収。
ちょうど、藪の中に落ちて風化していたタオルがあったので、それに包んで安全対策
体力と時間に余裕があったので、余計なことをさせてもらいました。
頂上で会った友人S君も同様にゴミ拾い登山していましたしね!
12時過ぎに無事下山、途中ではこれから連山縦走に向かうという友人石田君とも会いましたが、最終日は大雨予報(@_@;)
下山後は木下小屋で美味しいコーヒーを戴き、再開したホテル地の涯の温泉に浸かり、デカイ青大将を露天風呂で拝み、良い1日でした。
ちなみに、1時過ぎには空が本降りに!