アフリカのモザンビークじゃなくて・・・・ジンバブエの民族楽器の小さなコンサートを開くので
『来いや!』という下命を受け・・・行ってきました。
ムビラとか言う楽器の演奏です。
起源は諸説あるようですが、個人的に感じたのは金属が使われていることからアフリカの暗黒時代、云わば植民地時代の頃ではないでしょうか?
演奏時はこんな感じで使います。
オルゴールのような綺麗な音色が特徴ですね!それに歌や踊りが混じるともうそこはアフリカでした。
演奏してくれたのはまさにこの方です。
名前は・・・・『むせきわ・・・チンごーざ』さんだ・・・・と思います?
実は拝命を受け、行くにあたり、思い描いたイメージは昭和な60~70年代の小さな会場に長髪(ここ大事)の男女が集まり、よく判らない服装、イケナイ葉っぱの煙が充満し、男女が虚ろな表情で音楽を聴くみたいな?
最近、長野でもありましたよね?
会場に着き奥の方に座りました。
ヒットマンに襲われることを想定した場合、出入り口方向を見ることができ、壁を背にした方が良いと聞いた気が?
しかし、これが後にピンチを招くのであった!
徐々に人が集まりだし始めました。
なんと女性率が異常に高い!
手放しで喜べる?・・・限度があります・・・・男は数名、風貌、服装など明らかに自分は異質です。
気の小さい自分は全て周りを女性に囲まれ、子犬のように怯えていました。
想定以上に集まったらしく椅子が足りなくて何でもかんでも・・・
自分はゆったりサイズの椅子に
後から来た女性は明らかに自分の〇倍
椅子はこれで、自分は入ったがきつかったのでパスした奴です。
位置取りは女性が自分の横顔を正面に見る位置です。
演奏が始まりました。
しかし自分はほとんど止しかかるようにしか椅子を利用できない女性の視線を感じてそれどころではありません!
椅子を譲るのは明らかに『し…失礼では?』…譲らないのは『嫌がらせでは?』
もう、頭が真っ白になり、、女性たちの熱気と汗と体臭で・・・しかし、視線を感じ流したことの無い汗が背中を伝わります。
心の中で『ドラえもん助けて』『どこでもドア』お願い!
コンサートはますます絶好調!締め切った室内・・・きっと騒音問題を考慮してのことだと思われます。
逃げ場を失い、いろいろな香ほりで酩酊状態になりかけた頃、主催者側の関係者が女性の椅子に気が付きました。
耐え切れなくなった自分は椅子の交換を申し出ましたが、関係者が違う椅子を用意してくれて『大丈夫です』という。
しかし、まもなく自分は気が付いた!
女性の大丈夫は大丈夫でないということを!
女性の言葉は反対の意味が多く、真に受けてはイケナイことをあれほど学んだはずなのに?
ムビラの演奏は続く!
お尻の3分の一も乗っからないその椅子って有り?
椅子は悪くないよ、そう・・・俺も悪くない・・・目を閉じ自分の世界に入り音楽を静かに聴くのは自分流!
コンサート会場で騒いだり踊ったりするのは自分は無理です。
ム・・・ムビラ最高!
声が聞こえます。
声が聞こえます。
目を開けるとムセキワさんの上にアイドルグループAKBの川本さんちの娘さん!別海町○○別の出身です。
かわゆい、天使に見えましたね!・・・・川本さんですよ
熱気でむんむんです。
でも背中は冷たいです。
正面と出口しか見れない自分!
コンサートはいよいよアフリカ~な!
全員立ちがって手拍子と教えられた発音?と踊りで建物が揺れます。
ここはアフリカ?
大勢のアフリカゾウの群れが入り乱れる中、子猫のように怯える自分!
楽器が回ってくる中、すべて拒否権発動!
完全に浮いてましたね!
やがてアフリカにも静けさが訪れました。
完全に場違いでしたが、それでもこういう音楽、楽器があるということを知ったのは人生の糧です。
楽器の造りは物理的に面白く、興味深かったですね!
なんでも、主催した代表者の方は「ナンシー」さんと言いましたが日本語は堪能でこれから道東に広めていきたいらしいです。
あっ、途中のドタバタ劇は100%作り話ですから・・・ね!
女性にバレません様に!