羅臼の海岸線は高潮災害の影響でそのほとんどが人工物で囲われ自然の姿そのままの箇所が本当に少なくなってきました。
それは、他の地域にも云えるのでしょうが被害を考えるといたしかたの無い部分です。
自分の住む町内会の海岸線も子どもの頃は遠浅で綺麗な砂浜が広がっていたのですが、今ではすっかり変貌しブロックに覆われています。
それでも、砂遊びが出来る唯一の場所があり、羅臼の幼稚園の子供たちが遊び来たそうです。
ただ事前にわかっていれば、危険物などを含めゴミは拾っていたのですが遅かったですね!
しかも、間が悪いことに数日ほど前に養生を兼ねてエゾ鹿の頭骨をスケルトン制作の為、砂浜に埋めていました。
砂の上には角の部分が出ていたので、園児たちが掘り起こし、海の中へ放り投げたり、草むらへ放り出したり・・・・
まだ完全に奇麗にはしていなかったのですが、大丈夫だったのでしょうか?
でも、個人的にはそんな園児たちを叱らずに自由にやりたい放題させて置いた先生たちに安心しています。
ヤレ『汚いだの、危ないだの』言ってストップをかけるようでは好奇心の芽を摘むことになります。
園児が帰宅後、様子を見ていた近所の方から『鹿の角を園児たちがおもちゃにしていた』という話を聞き、回収に!
ナントカ、無事5体回収しました。
海の中はさすがに『おいおい』と思いましたが、それくらいわんぱくでなくては!
気になったので、『次回も来ることがあるかもしれない』ということで醜い大人が原因のゴミを回収。
車は入れないので回収ゴミは擁壁の内側(港側)に放り投げました。
この後、分別し後日処分します。
2か月ほどの留守で港がゴミだらけになっていそう・・・少し心配な自分です。