その昔、戦争があった!
もちろん自分らは戦争を知らない世代!
80歳以上でしたら記憶がありますね!
戦争にまつわる遺産というかその名残を負と見るか、どうかはその人によるでしょう。
自分は淡々と事実として見るだけであり、当時その場に居合わせた人々や兵士の思いをあれこれ考えるだけです。
さて、道東沿岸部ですが大東亜戦争末期、連合国やソビエトの上陸に備え砂浜のある場所にはトーチカが作られました。
それなりに頑丈に造られはしましたので、今でもほとんどの場所に残っています。
上陸に適するような砂浜近辺を車で走行する際は注意して見ると意外とあちらこちらにあるものですが、興味の無い方にとってはそれが何であるかさえ分からないでしょうね!
根室沿岸部はたくさん見られますが、オホーツク海側も意外とあります。
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網走と小清水間の砂浜にも!
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上陸する側から見た風景
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敵側兵士目線で近寄った感じ
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この銃眼からでは機銃というよりは小銃での応戦でしょうか?
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銃眼の後ろに回るとこんな感じ、3人が限界でしょうか?
ハンターならわかると思いますが、動き弾をよけながら突進してくる兵士に単発小銃で確実に当てることの難しさを考えると悲壮です。
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トーチカの下には広い、居住空間というか弾薬庫というかそんな場所が確保されていましたが、詳しいことはわかりません!
上陸してくる敵兵士を見下ろせる場所からの風景!
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コンクリートと石を組み合わせた頑丈?なトーチカですが艦砲射撃の直撃を受けたらひとたまりもありません!
当時は上陸前に徹底的な爆撃と艦砲射撃で地形が変わるほど粉々にしてから万単位の兵士を乗せた上陸用舟艇が殺到するわけですから、トーチカは文字通り玉砕覚悟の棺桶でしたでしょう。
何らかの表示も無く、徐々に自然の浸食で風化されて行くトーチカですがそれはそれで良いのかもしれない。
ただ、当時、上陸してくる敵国兵士から国土、家族、国民を守るためにこの中に入って死守しようと考えていた兵士がたくさんいたであろうことは忘れてはいけない。