9日夕方から始まった吹雪が11日の午前にはかなり収まりました。
除雪もひと段落し、狩猟に午後から標茶町へ向かってみました。
エゾシカのデカオスを所望という要請があり、最近調子の良かった自分はまさに調子にのり出かけたわけですよ!
やたらとでかいオスの出会うことが多く、制限があるのでパスしていましたがたまにはいいだろうと!
しかしそういう時は出会わないという法則が狩猟界ではあります。
このままでは1頭も獲らずに帰る羽目になると感じ、昨年林業従事者が冬眠中のヒグマに襲われ死亡した現場方面へ!
その熊はその後駆除されること無くどこかに居るのか?あるいは別地域の箱罠にでも入ったか不明です。
忍んで、やがて4~5頭の群れに遭遇!
向こうは気が付いていませんが、狙おうにも木が絡んで難しく、首では無く心臓を狙いました。
他の鹿も一瞬、立ち止まってくれることを期待したのですが、一気に逃げてしまいました。
心臓を粉砕しているにも関わらず、50メートルほど丘を駆け上がりました。
下や横に走るのはわかりますが、上へあがったのは初めてかも?
野生の生命力の強さに驚嘆です。
毎回、心臓(ハツ)が欲しいという方が居るので摘出をしましたが、やはりごらんのとおり!
この後の車までの距離が思ったより遠かった!(1kmは無いけれど)
夕暮れ間近のチャンスを狙うつもりでしたが、引きずって車に着くと日没20分前!
車に積み終わって移動開始と思ったらもう10分前!
素直に帰りました。