先日、根室でエゾ鹿有害駆除期間中に事故がありました。
我々羅臼猟友会でも絶対に起こらないという保証はないので改めて肝に銘じましたね!
きっと、少なくとも北海道内のハンターは皆思ったはずです。
時期的に根室猟友会会員以外の発砲は考えられないのですぐに誰かわかるだろうなと思っていました。
銃弾はガラスを突き破り、別の部屋の引き戸にあたり転がったようです。
食事中の女性のすぐそばを通ったわけで大事に至らなくて何よりです。
思ったのはライフルですし、ガラス2枚で転がったということはほとんど推進力が無くなっていたわけで、かなり遠くから飛んできたことを意味します。
4000m以上先から飛んできたのではと!
鹿を狙ったというよりは現場の地形を考えると鹿を見つけて銃弾を装填中に謝って引き金に伝わり発射されたのではないかと!
いわゆる暴発と言う奴です。
当然、銃口は空に向かっているわけですので推進力が無くなるまで飛んでいきます。
根室のエゾ鹿有害駆除最終日だったという話ですので焦りもあったのかもしれません!農家の方に役に立つための行為が本人の意図しないまま残念な結果になったわけです
道東はこの事故を受けてみんなピリピリしています。
噂ではすでにご本人が自分ではないかということで出頭され銃もすべて返納しハンターとしての人生に幕を下ろしたとお聞きしました。
この点は素晴らしい人格者であると思います。厚真町の事件のように逃げたままに比べると貴重なハンターを一人失い残念ですね!
事故って、気を付けていても起きるときは起きます。警察官であっても、軍であっても、あらためて気を付けたいですね!