評価はする!
これは嬉しいことでしょう。
道内ハンターならばあまり実感がないかもしれませんが、北海道外のハンターは猟場が複数県にまたがるのでそれは大きな負担となり、ハンターの9割を占めるボンビー人には辛い仕打ちでした!
でも、これでハンターが増えるというわけにはいかないでしょうね!
猟銃という日本国内で民間人が所持できる最強の武器を携行するという責任!
周囲の理解、防犯上の怖さ、心身とも健康を維持できる?経済的な問題!
他にも様々なことがのしかかるわけです。
興味本位で簡単に持つにはかなり無理があると思います。
狩猟をするということは大自然に対する深い理解、動植物に対する知識、野山を歩き回る体力、危機を回避する直感と努力を怠ってはいけません!
ハンターを目指すには本人の強い覚悟と勢い?家族、職場をはじめ周囲の理解が必要だと感じています。
その覚悟をこれからの若者がどれだけ持つことができ維持できるのか・・・・?
動物を殺すという覚悟、その罪への自覚を持つことができないと難しいでしょうね
さて、我が知床羅臼町・・・人口は5千人弱!
一応、居住しているハンターは17名!
そのうち、土着のハンターで有害に対応できる生粋のハンターは数名!
野山を駆け回るだけなら・・・おそらく1~2名!
10年後には半分居るのか?
17名の半分を占める転勤族と知床財団の不安定要素を考えると後継の若手ハンターが全く育たないという現実!
獣害対策・・・今はこちらが羅臼町に於いては優勢だが10年後は逆転していると思う。
自分も含めやがて高齢となり、体力の衰えとともに狩猟に対する興味が薄れハンターを辞めるのは至極当然です。
自分なんかは特殊な家庭事情により、ある日突然辞めざるを得ない日が来る可能性がとても高いです。
自分が野山を歩けるうちに現場で巻き狩り勢子の役割を少しでも伝授したいなぁ~