北見管内、留辺蘂町温根湯温泉道の駅にある山の水族館に行ってきました。
実は1年ほど前にテレビ番組で過疎化が進む小さな町に奇跡をもたらした施設として紹介されていた番組を見てとても気になっていました。
留辺蘂町とはいっても、林業と農業と温泉施設・・・・ある意味道内内陸部では珍しくもない普通の町で・・・過疎化が進む地方市町村です。
その町で改築された小さな水族館が大きな集客力で町に復興をもたらしました。
こういう事例では旭川市の『旭山動物園』が有名ですが、ここも負けてはいないようです。
何が違うのか?
道の駅の広場です。広々として土地が無い羅臼では羨ましい限りですね!
水族館に隣接されたお土産店・・・・『深層水ソフト?』どっかで聞いたような?
入口はいたってシンプル!建物も!
その理由は後ほど。
メインの滝壺水槽!
自然で見ようと思えば潜水道具が必要ですね!
いわゆる行動展示というやつでしょうか?
水槽、魚種、実に少ないです。でもここには確かにお客さんを呼び込む魅力がありましたね!
出口はお土産店を通過しないと難しい・・・・これは考えましたね!
水族館の改築移転に伴っては中村元氏からアドバイスを受けたそうです。
①公共の水族館は建物にお金を掛け失敗していることが多い。
②水族館のお客は建物を見に来るのではなく、展示水槽を見る。どう見せるか展示の工夫が大切。
③水族館は大人が8割。動物園の大人5:子ども5とは違う。大人が魅力を感じない水族館は失敗する。
④水族館には魚よりも「水塊(すいかい)」に癒やしを求めて来る
②水族館のお客は建物を見に来るのではなく、展示水槽を見る。どう見せるか展示の工夫が大切。
③水族館は大人が8割。動物園の大人5:子ども5とは違う。大人が魅力を感じない水族館は失敗する。
④水族館には魚よりも「水塊(すいかい)」に癒やしを求めて来る
羅臼かウトロに在っても良い気がしますが。きっと網走のオホーツク水族館の失敗例が頭にあるでしょう。でも原因は判り切っていますがね!
あれは酷かった!
羅臼だと指導的立場の人材は豊富ですし、漁業者も進んで協力してくれるでしょう。
海洋深層水だってあります。
ノウハウは福島のアクアマリンが提供してくれるはずです。
土地?少し内陸だってよいんです。東京池袋のサンシャインビル水族館なんて小笠原から水を運んでいますからね!
でもそんな金・・・・!
留辺蘂も旭川も勇気と決断力がありました。
加えて、運営が公務員でなかったのも大きかったでしょうね!
我が町の町議もどこに見学に行って勉強しているのか知らないけれど、観光旅行になっていないか・・・・思うのは自分だけ?
余談ですが、広場に会ったからくり時計・・・・・これだけでも羅臼に欲しい!
ロマンチックなものならきっと大うけすると思う!
自分はからくり時計を撮影しながら、チェックの子が一番可愛いだろうと思うとりました。
ちなみに留辺蘂までは思ったより遠かったしぃ~!