日々苦労しているのはわが猟友会だけではないことが報道や他町のハンターとの会話で知ってはいるが、開始前から負けることを前提にしているのはつらい!
日曜日も、前日から欠席の連絡が・・・・・鹿、いないし私、俺、出席しなくても大丈夫ですよね?
という問い合わせ、せっかくの日曜日ですので『自分のために使ってください』と優しい隊長です。
回収引き取りを担当してくれる、斜里町の業者さんもあまりの少なさに費用対効果を考えて本日は来ないという・・・・・。
俗にいうダメ出しです。
でも、道東白糠町のように自衛隊も大量動員して1頭という大苦戦の話も聞いているので、もうあきらめの境地で朝市からテンションは低いままスタートです。
午前は英嶺山から湯ノ沢町の温泉街へエゾ鹿を追い出す作戦。
勢子は自分ともう一人しかいないので『ゲンに同行を願った!』
最近コツをつかめたのか、本日も大活躍!
4頭も待ち受けるハンターの前に追い出してくれました。=確保
おかげさまで、自分はゆっくりと英嶺山から下山し、景色を楽しむことができました。
熊見台から見た羅臼岳ちょびっと!
緑町方面!
確保した鹿は自家消費ということで仲間のハンターがわけていました。
午後からはあちらこちら、うろつきましたが当然無理で夕方の出没を待つことに!
3か所に分かれました。
午後3時から日没までの2時間半戸外でじっと息をひそめるわけです。
昨年までと違い、超~敏感な鹿に対して車や人の姿を見せるわけにはいかないのです。
一番可能性が低かった、知西別川奥、配置早々に第一社長と整骨院社長が獲ったと言いう情報がこちらもやる気が起きます。
やがて、次の可能性があった羅臼町共同墓地周辺・・・こちらも会社員Kさん、道職員Kさんが『獲ったど~』という知らせ!
我々は日没前に大量に牧草地に現れるのを待ちます。
既に、ハンターは急激に気温が低くなってきた戸外でじっとして2時間経過・・・・。
自分は皆に指示するため見渡せる場所で待機し逐一状況を報告します。
そろそろ出てくる時間です。
そして・・・・・
そして・・・・・・
やってきたのは激しい爆音を響かせてスノーモービルの一団がまさにその現場を列をなして走りすぎていきました・・・・・・
・・・・・・・・・終わった!
一瞬だけれど・・・・○意が・・・・・