北海道の許可を得て道東4町で行われる〇〇〇対策人材育成のための下調べに行きました。
![イメージ 1]()
![イメージ 2]()
![イメージ 3]()
![イメージ 4]()
![イメージ 5]()
![イメージ 6]()
![イメージ 7]()
![イメージ 8]()
![イメージ 9]()
その昔、現在の60代後半の方々が最後ですが春山を歩いて・・やっていたわけです。
しかし、保護行政の行き過ぎで技術伝承はほぼ途絶え、一緒に歩いて技術を盗むことは叶わなくなりました。
話を聞いて、それをもとに動くわけで、あとは自分で経験していくしかないわけです。
標津羅臼両町の経験者の方々から歩き方の指導をいただき、23日漁協総会を欠席して山に入りました。
早朝の冷え込んで堅雪のうちに時間を稼げということで・・
目的地は昔から熊の寝床が多数あるという羅臼町幌萌町猫山周辺!
昨年、猟期中に逃げられた熊もすべて猫山に向かっています。
早朝5時、寒暖差で今年初の濃霧!
そのうち晴れるだろうと順調に!奥に行く前に足跡があればという考えは甘い
直線で2kmぐらい奥からエゾ鹿の足跡が目立ち始めます。
上空からの目視調査ではわからないでしょうね!
猫山の裏側に遠巻きに廻り込んで近寄るわけですが、どんどん濃霧が駆け上がってきます。
奥に行き次第、鹿の痕跡が多くなり南側を向いた斜面はほとんどの笹が食べ尽くされています。
濃霧、お互いに姿は見えず鹿の警戒音がこだまします。
目指す猫山の裏が見える位置に来ましたが、濃くなる一方!
周辺の地形が把握できなくなり、一度高みに戻り1時間ほど様子を見ました。
電波が届くので、アドバイスを貰いに春熊経験者に電話しますが戻るように指示!
更に30分ほど待つ間にもっと悪い状況に!
諦めて帰路に着きましたが、早朝に出たことが裏目に出て自分の足跡がほとんどわかりません。
怪しくなっては何度か戻り、確認しては下るという行為に体力を奪われました。
今年は当初、少ない雪に冬眠明けが早いのではという一致した意見でしたが、3月初めに大きな降雪があり、その後の冷え込みで例年並みに!
今現在、羅臼での冬眠明けの情報はアウトドア登山者含めありません。
4月・・・2週間後には足跡だらけになりますが春の操業が3日から始まり、こちらも冬眠明けで熊どころではなくなりそうです。
でも、常にチャンスは伺う。