2月10日、第2回目のエゾ鹿有害駆除を行いました。
数日前からの最凶寒波の影響でエゾ鹿の動きは鈍く、下見でも難しい状況。
また個人的に前日前々日とのっぴきならない事件が起こり神経がそちらに向いていました(後日報告)
更に健脚な勢子不足で人の力ではどうにもならない中で、またしても名犬『ゲンタ』が本領を発揮してくれました。
まずは参加者の記録撮影。
可愛い女性が一人参加ですがハンターではありません
前回の反省を生かし、先にハンターが待ちにつきます。
配置後、ゲンタが酷寒の雪山に挑んでいきました。(画像の場所は違います)
寒さに震えながら、ゲンタの苦労を思いながら、でも寒さに負けそうになり、解除の話が出たその時に、追われた鹿が待ち構えるハンターらの前に現れました。
1頭のみです。
でも、前回は0頭の確保だったので\(^o^)/ですかね?
貴重な1頭を皆で運びます。
ゲンタもお疲れ様ということで・・・・
でも、歩き足りないゲンタが再度山に行くアピールをするので、1回目で終了予定が延長戦に
我々も登ることに・・・・氷点下10度で強風が吹く中、顔面がマヒして会話がスローモー・・・
齢55歳・・・置いて行かれる現実に、勢子はそろそろ引退かなと思う日々!
眺めは良いが、寒いの嫌い!
今度はエゾ鹿の危機回避能力が上回りましたね。
人の足音や気配に敏感に反応し、既に谷を挟んだ別の山を群れで移動していくのが見えました。
ゲンタはそれを追い、しばらく行方不明。
その後、解除し2回目の有害駆除は1頭のみという成果で終わりました。
自分が始めた頃は毎回2ケタだったのが夢のようです。
ゲンタはその後、日没前に何とか帰ってきました。
暖気が入らないと厳しいですね・・・鹿は全て山奥に逃げ込んで越冬しています。
減ってはいないんです、山間部の急斜面で暖かい昼間以外はジッとしています。
歩いて目視だからわかるのであって、ヘリではわからないと思います。