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大間のマグロに思うこと!

年末から年明けにかけて恒例となっている青森県大間のマグロ漁の様子ですが、自分も観ます。

あまりの大博打漁に少しヒキながらもそこは他人事としてバラエティの領域で

ただ年々思うことですが少し煽り過ぎているような気がしています。

それが事故を生まなければとも?

漁の様子は純粋に他人事として面白いですが、自分なら絶対に無理!

神経戦は耐えられそうにないです、表には出てきませんが想像として場所の取り合いやら魚の奪い合いなど、人間関係は微妙なのではとも!

それを感じさせたのが3億3千万の水揚げをした方の表情ですね!


それとは別にとても見ていて気になっていたことがあります。

ライフジャケット(救命胴衣)ですね!

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実は平成30年2月から義務化されています。

漁協が知らないわけもなく、ましてや海保も知らないわけもなく・・・

罰則が適用されるのは平成34年2月1日からだったかな?操業停止が待っています。

観ていても『おいおい』という場面に楽しんで観てはいれませんでした。

浮いていてくれれば助かる可能性もあります。

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イメージ 2

どんなに泳げても冷たい時化の海ではオリンピック選手でも無理です。

今や全国区となった大間のマグロ、それぞれの方にファンもいるそうな?

悲しい事故が起こってからでは遅いです。

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イメージ 3
                      (赤乗組員だけ膨張式着用)

ライフジャケットに対する苦言ですが実は各漁協が着用を進める某メーカーのライフジャケットが実は国土交通省の安全基準を満たしていないのでダメということを小型船舶検査機構の指摘でわかりました。

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それにこのライフジャケットには使用期限があり、中の浮袋がすぐにダメになりほぼ浮力が無くなります。
             
そして、適合品の3倍以上の価格です。

今現在ほとんどの漁船で常備されているライフジャケットはほぼ期限が切れていて浮力はゼロです。

一度、船主はもちろん、乗組員も漁協も海保も注意してみてはいかがでしょう。


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もう一つ、昔の羅臼の漁師たちの中にはこの知識が無く夜逃げせざるを得なくなった方々もいます。

3億3千万のマグロ。

税金の心配です。

その昔の羅臼の漁師の中には1~3月で稼いだお金を税金のことなど頭になく、湯水のごとく使い借金を抱え多くの人に迷惑をかけた人たちも沢山いました。

申告は来年になるのでそれまでにいかに節税対策するかです。

単純に考えるとその後も水揚げが普通レベルであり3億5千万とします。

諸経費を考えても船の規模からはどんなに見積もっても1億以上にはならないでしょう。

でも1億として、残り2億5千万に45%の所得税とすると1億125万円、住民税も計算されます。これも2億5千万に対して・・まぁ半分は税金で無くなりますのでそこをわかっていない人だと大変なことになります。


テレビを観ながら、よほどしっかりしていないと人生を狂わす、マグロ漁だなと思いましたね!

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