2018年の漁も終わりました。
1~3月は漁業権などの羅臼漁協内での取り決めで出漁を休みます。
来年も流氷の影響などが無ければ4月からの操業となります。
今年も漁に伴う怪我も無く、プライベートでも仕事に差し支えるような怪我も病気も無く無事操業を終えました。
心配した12月からのトドの被害は今回、漁場を移動したこともあり被害を皆無に!
ただ、隣で操業されていた方には被害があったので、日頃の行いですね
種たる漁獲物であるカレイ類は魚価安に悩まされ将来的に不安です。最終日には真鱈(1尾4kgサイズ)が回遊してきて今年一番の漁となりましたが仕方がないですし、例年ならばすべてトドの餌になって魚網はズタズタだったので良しです。
11月までは暖かかったのですが、12月に入り例年並みに寒波の中での吹きさらし操業(小舟なので隠れる場所がない)が堪えました。
海は怖いです。
来年は年明け早々、16年間も働いてくれたエンジンの入れ替えです。
自分はYAMAHAの船で、今まではYAMAHAの漁船エンジンでしたがヤマハが漁船エンジンから撤退してしまい、相性が良いと言われるヤンマーのエンジンにすることにしました。
それに伴いプロペラからシャフトから全て入れ替え、電送類も発電機も油圧機器も煙突の果てまですべて入れ替えとなり大幅な改装で多額の借金を背負うことに!
でも、組合も許可してくれたので多分、自分には返済能力があると判断してくれたのでしょう?
今回の入れ替えが年齢的に自分にとって最後でしょう。
女性の名前でも付けて、大事に労わって行こうと思います。
来年は資源減少が著しい毛ガニ籠漁からスタートですが悲観してばかりもいられません。
何よりも医者が太鼓判を押す丈夫な心臓と健康な体さえあれば何とかなるでしょう