根室管内では各市町村でフットパスコースが整備されていますが、羅臼町はその特異な地形?の関係上立ち遅れていました。
しかし、なんとか羅臼町もそこに入っていけないか考えた相談者から、あちらこちらをたらい回しにされた挙句最終的に自分のところへ来たようです(笑
まぁ、面倒と言えば面倒です。
自分にはうまい断る理由もなく、山間部をというなら最初から却下する予定でしたが、得意の海岸歩きということもあり了承。
しかし運営には関わるつもりはありません。
相談者からは事前のコースについて提案がありましたが、下見をしてみてということに
車両は峯浜パーキングへ駐車し、デポ車両はゴール地点へ移動しておきます。車は2台必要か、バスを利用するしかありませんが土日休日は便数が少ないので注意です。
スタート直後の風景。北方領土の看板付近から海側へ。
草刈りが必要な道路ですが、熊も利用する獣道でもあります。
海岸へ降りた直後の風景!
過去は下りた直後に熊に会っています。
参加ご協力いただいた方々。
町内在住の野鳥専門家1名、釧路町からの友人1名、中標津町から小学校女性教諭、休暇をとって某アイドルグループの女の子1名(肖像権の絡みで公表できません)です。
早速、熊の死体が!
あまりにも有名になった『プ~さん』ですが、モノホンの熊と混同して考えられる方々には困ったものです。
昭和初期、硫黄や褐鉄鉱鉱区が設定されていた時に利用されていた頑丈な土台が2年前の台風連続で露出しました。
洞窟、この辺りは猫山からの溶岩で形成されています。
硫黄の手掘り採掘跡。
コース3分の1となる神山水産サケ定置番屋が見えてきました。
エゾシカの角!
羆の糞!
コース、3分の2となる幌萌町南地区集落(4世帯)が見えてきました。
崩落した防波堤!
橋を渡る『青ちゃん(20歳)』(仮称)と万一に備える優しいTさんと何かを期待する自分!
小学校の先生と青ちゃん、何か起きないかな何か起きないかな
学生時代は陸上競技をやっていたことがあるそうです。
専門家によるご遺体検分中!
新生代、甲殻類の集合化石。この辺りはこういう巨大な破滅災害によると思われる大量死の化石が見られます。
2枚貝化石
数年前に起こった地滑り現場の手前。
これが
あっという間の浸食でこうなりました。
ゴールまであと少し。
住宅地が見えてきて、左側へ出ることが出来る道路があります。
国道までの道路。
ゴール地点の風景。
かなりゆっくり歩き、休憩をはさんで4時間の行程でした。
行う際の注意点は潮汐が一番でしょうね!
通行時は干潮時を選びましょう。
今回は女性もいたので幌萌町南集落の昆布番屋Fさんのところでトイレを借りましたので、その点も考慮しましょう。秋ならばサケ定置番屋も貸してくださるかもしれません。
報告書には道中の細かな注意点をまとめて提出したいと思います。