鉄道総合技術研究所(東京)がエゾ鹿の鉄道事故防止に妙案を考え着いたという話が北海道新聞に掲載されていました。
これについてハンターの一人として思ったことを書きたいと思います。
エゾ鹿の鉄道事故にはJR関係者はもちろんですが自然保護の観点からも2次災害として猛禽類の事故が起こるため問題視されています。
冬場、線路伝いはエゾ鹿にとってハンターから逃れるための聖地です。
生きるのに必死な彼らにとっては列車よりもハンターの方がはるかに怖い存在です。
もちろん、鉄道事故に伴う死体を食べるために野犬もいますが程度が知れています。
自分達の視界で車が停まるとそれだけで逃げだすエゾ鹿、発砲音などしようものなら一斉に視界から見えなくなります。
一度、有害駆除などで現場を叩くとほぼ寄りつかなくなります。そのまま何年も鹿の姿を見ることが無いのは当たり前なほど学習能力が高い!
犬の声と鹿の鳴き声だけでは危険が無いことを感じ取るとすぐに慣れるでしょうね!
発砲音でも実際に犠牲鹿が出なければ慣れてしまいます。
そこで線路保線に伴う作業の傍らシャープシューティングをしてはいかがでしょうか?
そうそうこれの少し大きいのがあったはずで、鹿の死体を回収していました。これにハンターを乗せて定期的に撃てばいいのです。
効果は絶大でしょうね!
路上発砲では無いし、保護区でもなければ問題ない筈、保護区であっても有害駆除で自治体が許可を出せば済む話でJRの言うことを蹴る勇気のある自治体は無いはずです。
死体は協力して回収すればいいでしょう。
地元の猟友会が、バイト代出せとゴネるならば全国にボランティアハンターの募集をかければいいのです。
シカはあなたの物、回収運搬は手伝いますで!
きっと逆にお金払ってでもやりたい人集まります。
それこそ赤字路線の臨時収入につながります。
警察は関係ないでしょう。
JRが本気で取り組もうと思えばできない話ではないと思います。
運行に支障の無いように細かく路線を仕切れば、殺到するハンターにも対応できるでしょう。
聖地を追い出された鹿は行き場を失い、市街地へじゃなくて元の可猟区へ戻るでしょう。
シカや猛禽類の事故は激減し、JRは臨時収入を得、良いことづくめなのでは?
でも、頭が固いので無理でしょうね!
とりあえず、犬の声と鹿の鳴き声で頑張ってください