北海道大学との調査で未来のための基礎資料を集めています。
行方不明となったA-tagなる装置もそれを調べる機器です。
イルカやクジラの定置網や刺し網での混獲はトドやアザラシと違い迷入では?或いは間違って・・・そんなふうに思っていましたが、どうも違うようです。
ミンククジラが定置網の手網を利用して餌を追い詰めてパクリとやっているシーンを何度か見たことがありますが、ネズミイルカやイシイルカも同様に利用しているようです。
少し種類の違うカマイルカなどが全く無いのはそれを暗に示しているとも言えます。
自分の網にもネズミイルカが混獲されますが、以前は網を入れるときなど海底に沈むときに誤って泳いできたイルカが絡まるのではと思っていましたが、調査のデータ解析ではそうとは言えないようです。
A-tagの近くで2件の混獲があり大事なデータが回収できず凹んでいます。
めんこいイルカですのでなるべくならお互いに不幸な結果を避けたいものです。
7月10日の混獲。
7月29日の混獲で過去最大級、通常の2倍の大きさで引き揚げるのにロープを回した。
食は無理だそうで、人の消化器官では分解できない脂肪を含むので激しい下痢と嘔吐に苦しむらしいです。