僅かな可能性にかけたいと思います。
実は7月に入り、某大学の依頼で海中の自分の刺し網の近くに様々な音響を収集する機器を設置しました。
機器の名前は『A-tag』(黄色いテープが巻きつけられている)
2基設置したのですが、そのうちの1基が行方不明です。
行方が分からなくなったのは7月22日頃の大潮時期です。
当時は潮流が速く、地元の定置網も休むほどで濃霧の中、我が刺し網のボンデンも潮が速く海中に飲み込まれて見つけられないほど!
想定では標津側の方へ流された気がします。
重りにアンカーではなく大きな石を2個使っていたので浮きにこの時期多い、流れ海藻が巻き付いて引きずられて行った可能性が高いです。
機器の高価なことはもちろんですが、それ以上に大事なデータが入っています。
時化がまずありえないこの7月時期に紛失は想定していなかったので名前や連絡先を明記していなかったのが痛恨の極みです。
あれから設置してあった場所に沈している可能性にかけて網を入れたり、カイデ(たくさんの鉤爪が付いた重り)を引き回して捜したのですが見つかりません。
もしも、どちらかの漁具等に引っ掛かって揚がってきたり、見かけない浮き球を見つけたときは回収しこのブログか直接自分宛てに連絡ください。
行方不明の反射テープが巻きつけられている浮き球
行方不明のA-tag(現物は黄色)とその付属物
A-tagの赤テープ。形は同じで1mほどの大きさ
音を収集する部分。
行方が分からなくなってから、随分探しましたが、設置個所から半径4海里以内には有りません、それ以上沖はもはやロシア海域、羅臼側は海が深く流れ出したら止まりません。標津側も薫別沖まで捜索しましたが無い!
どこかに漂着しているか既にごみとして回収されているかどちらにしても見かけた方は一報ください。
薄謝ですが¥謝礼したいと思います。