3頭の子供は珍しいと聞きますが、果たして春までだったらどうなっていたのか微妙です。
ところで、事前に巣穴が判るということはまずありえないので、きっと作業中に唸り声や、威嚇で出てきたのかもしれませんね?
ちょうどハンターが居合わせることは有り得ないので、その後呼んで対応をお願いしたという感じかな?
愛護的に考えると可哀想ではありますね!
林業関係者としては熊がいるからこの地域の作業は来年まで凍結というわけにもいかないのでしょうし!
でも、熊の生息数の増加から考えればこういうことは今後頻繁に起こるでしょう。
標茶町の死亡事故然り、厚岸町の重傷事故然り、今回は人的被害がなかったのは幸いですが、林業従事者は冬場も熊におびえなければいけないというストレスにさらされるわけですね!
このニュースを紙上で読んで、思ったのは今から6年前の2011年2月4日に胆振管内厚真町で起こった事故
この事件の後、林業関係者はもちろん、屋外で作業される方々の視線は厳しいものがありましたね!
事件の風化は良くないことですが、現場では徐々にハンターに対する目も変わってきているようです。
犯人は未だにしらばっくれて逃走中ですが、すべてのハンターが悪とされる理不尽さは勘弁です。
遺族の娘さんももう、成人になったでしょうね!テレビニュースで涙を流しながら訴えるお父さんの姿が今でも目に焼き付いています。
我々が林業関係者のできることは(道内に限る)これから先、林業被害の軽減よりは羆対策かもしれません?
子熊3頭、昔ならきっとそのまま見なかったことにされていたでしょうが、救い出し生を繋いだのは良心の呵責、罪悪感だと思う。
人間は身勝手ですね!
それが人間です。
おしまい!