既にトド被害から逃れるために漁期を終了している自分ですが、まだ操業を続けている浜の仲間の悲痛な叫びが聞こえてきます。
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とにかく、被害が酷いそうです。
市場に顔を出しました。
程度の良いものは出荷されます。
実際の被害はこの何倍もあると予想できますが、確たる証拠がないのが悔しいですね!
ある仲間はマスノスケの頭が揚がって来たそうです。
これは悔しい、自分も正月用の賄いを獲ることなく終わりました!
これは羅臼だけではなく、隣の標津町に於いても同様なわけで悲痛な叫びが聞こえてきます。
標津町のハンターAさんと『みね家』でこの点についていろいろ話をしながらこれから先のことを考えていました。
既に多くの仲間が被害から漁期を早めて終了しています。
基幹産業が打撃を受けているわけです。
保護動物だろうが何だろうが我々漁業者に何の保証もないまま我慢を強いられたのでは堪りません!
裏を取っているわけではありませんが、日本海側では被害に対して国や道から一定の保証があるという?
話しの真偽は定かではありませんが、補償してもらえるならありがたいことで我慢のしようもあります。
もう一つ、羅臼町ではトドについて観光資源にしようという動きが観光団体を中心にありますが、正直これには賛同できません!
駆除、追い払いにおいても遊漁船による観光、ダイバーによる撮影や観光に配慮し、中止或いは延期している現状は個人的に漁業者の立場としては看過できない。
補償してくれるなら話は別ですがね!
今後、どこかで話し合うことにはなるかもしれませんが、我々漁業者が納得いくような話にならなければどんな連中であろうと羅臼町民であろうと昨日までの友人であろうと敵対とみなす!
な~んてね・・・
ほ~んの少し怒っています。