今年一体、何例目か覚えていないけれどまたイルカの混獲がありました。
![イメージ 1]()
![イメージ 2]()
![イメージ 3]()
自分がストランディングネットワーク北海道に協力を初めて10年くらいは経過しているはずですが、始めた当初は年に4件くらいでした。
それが今では当時に比べ刺し網の数量規模も半分に縮小しているにも関わらず、混獲事例は右肩上がりに増えています。
今年は最終的に10例を超えているのでは?
何せ術後の11月だけで2件、多くなる12月はさらに増えそうです。
場所は変わらず・・・・!
餌の関係なのか?単にイルカの頭数が増えたのか?
原因を突き止めるべく北海道大学との研究も今年で2年目!
今回、研究に参加した学生の論文が国際学会で高い評価を受け受賞されたそうです。
反捕鯨国として急先鋒的な国々の研究者も多く出席されていたにもかかわらず、そこは理解があるわけです。
動物愛護団体の凝り固まった脳みそとの違いが学者の世界になると違いますね!
ある大学の教授から言われた言葉
『桜〇さん、動物愛護団体との争いは不毛です。彼らは聞く耳がありません、自分達の主張がすべてであり、それ以外は一切認めません』
クジラはダメでもコアラやカンガルーはOKという、良いイメージの無いオーストラリアにおいても研究者レベルでは垣根が無いことに安心しました。
まぁ、過激な動物愛護はビジネスと政治なのでしょうがないのですが!
さて、イルカの混獲があった日に同じ網で珍しいことが?
岸から6kmほど離れた沖合で混獲により揚がってきた鳥がいたのです。
狩猟鳥獣のクロガモと言ったような?
刺し網を海底に敷設する作業は深夜です。
水深は50m~60mほど。
そんな時間にそんな場所にいるようなカモではありませんが、不幸なこともあるのでしょう。
おそらく網がまだ海面近くにある状態で絡まって水死したのでしょう。
これも、捨てるではなく、標本として活用してもらうべく提供!
ところで、これは美味いのか?