入院中は二人部屋でした。
入院中は4回、同室の方が変わりました(みんな退院)
そして、2か月弱に及ぶ入院生活では独身の悲哀を感じましたね!
初めて、少し・・・欲しいなとか考えちゃいました!
皆さんよく頻繁に奥さんが見舞いに来ます。
中には愛人も!上手く時間帯をずらして鉢合わせ無いように来ていましたが、同室の自分は偶発的な戦闘に巻き込まれないようにいつもその時間は部屋を出ていました。
風呂の無いときは・・・夏ですから体を拭く医療用のウェットティッシュみたいなものをくれるのですが、自分は片手しか使えないので出来る範囲で!
みんなは夕方、奥さんが来たら隅々までやってもらうので・・・やっぱり気を利かして戸を閉め、消灯時間まで時間を潰しに出ていました。
でも一番驚いたのは一緒に入浴する方がいたことですね!
介助は必要ないんですが、お風呂は個室なんでありっちゃ~あり?
整形外科はお年寄りも多く、高齢から回復しての退院はとても望めないと明らかに感じてしまう方々が多かったですね!
認知症の方もたくさんいて感じてしまうことが多かったです。
施設から来て、入院期間限度を使い果たしてはまた施設に戻っていくのを見ていると、そう遠くない自分の未来を見ているようでした。
そんな病院の中でも若い連中?は元気でしたね!
介護士の方々は若い女性で可愛い娘が多く『あ~でもない、こ~でもない』看護師にだって・・・・いましたし!名前と顔を覚えるのは話題の必須条件だったようですが、自分はとうとう覚えることが全くできませんでした。
食事とリハビリ以外の空白時間は長く、退屈で耐え難いものがありましたが、良い友人に恵まれました。
釧路町に住むHideさんという友人がポータブルのDVDデッキを持って来て、観たいDVDを借りてきてくれたのです。
毎日3~4本ペースで映画を観ました。オリンピックと甲子園期間以降は本当に暇だったのでこれは助かりました!
そうやって暇をつぶし、人々の人生模様を垣間見ながら大人しい病院生活を送っている自分でしたが、窓から見える風景が自分を手招きしていたのです。
そう、お外に自由を欲し始めたのです。
つづく