日曜日、知り合いの女性と羅臼岳に急遽登ってきました。
前から登るときは声を掛けて欲しいといわれていたのでガイド?のような感じで出発です。
つい数日前までは雨の予報でしたがすっかり真逆になりましがそうとう暑くなる予感?
昼頃までは山頂部、雲がかかっていそうなのでゆっくりスタートすることにしましたが、この日の羅臼岳は山開きでかなりの方が入山していましたし、硫黄山方面への縦走者もかなりいましたね。
入山して直後、全身にまとわり付くような高温多湿に汗がポタポタ・・・・。
どこまで行っても暑い・・・・・・。でも大沢に入れば少しは・・・・・と期待します。
大沢に入りました。見事な雪渓が羅臼平まで続いていますが登山者の4分の一くらいはここで断念して戻っています。
途中の急傾斜部はアイゼンが無いと無理とのことでした。
でもね、一週間ほど前にここを街中を歩くような軽装備、靴で外人の女の子を連れてサクサク登った奴がいるんですよね?
でも、安全第一で出発です。
ちなみに自分のガイドとしての素質?は
この花はなんていうんですか?・・・・・・・・・・『さぁ?わかんない』
次の休憩地までどれくらいですか?・・・・・・・・『多分もう少し』
熊が出たら?・・・・・・・・・・『俺は大丈夫』
少し先行しては待つの繰り返しで出発後3時間で羅臼平に到着です。
途中で羅臼山岳会と林野庁の方々と合流です。
なんでも、今日は反対側からも環境省を交えた主力が登っていてチョキチョキ、カンカン、ギュッ・・・とやっているそうな?
岩清水付近では山岳ガイドのI君とも会いました。これから一泊二日で縦走らしいです。
ちなみに、頂上部は雲の流れが速く姿を見せてくれるのが一瞬あったりしますがかなり厳しい。
雲の中12時には登頂し、30分ほど雲が消える瞬間を待ちましたが無理でした。
かなり厳しく登らせた自分としては責任を感じます。
羅臼平から下は見事に晴れ渡っています。それも見るからに下界は暑そう?
下りは当然・・・・・・・・用意してきているとは尻ませんでした。
こうして、夕方無事下山しましたが予想通り、見事に雲は消えて青空に知床連山がくっきりと見えていました。
8月お盆明け予定の『らいず羅臼岳登山はアイゼンを持って来いとは言えないのでスコップでも担いで先行するかな?』・・・多分この雪渓は融け切らないうちに冬になるでしょう。