湊屋町長、よく知っていましたね?
そんな知識があったことに彼を知る同世代の一人として驚きです。
それと同時に、小さな地方市町村の首長が霞が関の俺様官僚に物おじせずに発信したことに、民間出身の特徴が良い意味で出ています。
これが公務員出ならきっと発信したかどうかは限りなく怪しいです。
少し見直しました(と偉そうに言ってみる)
さて、おさらいですが5項目の事業とは下記のあれやこれやです。
北方領土の経済活動、5項目を優先事業に日ロ合意へ
- 2017/9/6
日ロ両政府は6日、北方領土での共同経済活動について、観光や海産物の養殖などの5項目を優先して実施する方向で最終調整に入った。事業を具体化するための局長級の作業部会を設置し、10月にも現地調査に乗り出す。安倍晋三首相が7日にロシアのウラジオストクで予定するプーチン大統領との首脳会談で合意する方向だ。
早期に取り組む優先事業とするのは(1)北方領土のツアー(2)海産物の共同養殖(3)温室野菜の栽培(4)風力発電の導入(5)ゴミの削減対策――の5項目。まず比較的実現が容易な項目を取り上げ、経済分野での協力に向けた実績をつくる狙いだ。
局長級の作業部会は、5項目の事業の具体化と、人の往来の移動手段を検討する2つを設置。5項目の事業と同時に、飛行機を利用した墓参の定期化や北方四島に出入りする拠点の増設を進めて、島民との交流を深める。
北方領土の共同経済活動は、昨年12月の首脳会談で合意し、事務レベルで協議を進めてきた。今回、5項目への特定で合意することで、領土問題の解決に向けた環境整備が一歩前進することになる。
首脳会談では、政府や民間企業間の経済協力の進展に向けた合意文書もとりまとめる。高齢者向けの医療や郵便などの項目が中心となる見通しだ。首相は6日午前、出発に先立ち首相官邸で記者団に「共同経済活動、元島民の自由な往来をさらに具体化し、平和条約の問題を進展させたい」と強調した。
風力発電については猛禽類医学研究所の齋藤先生も懸念を表明していましたし、野鳥や自然関係に明るい方なら気が付いていたでしょう。
しかし、北方領土はソビエトに侵略されてそのまま実効支配されている場所で日本の力は全く及びません!
つまりは騒いだところで向こうがその気なら何でもありなわけです
せっかくの経済活動、政治家も外務省もその他、気にならない関係者なら鳥ぐらいでガタガタ言うなという話ですね!
それでも、きっと建てることになるでしょう。
でも、上のバカでかい風車では無く、根室に設置してある2種類の風車ならありかな?
こんなワシの風景だけは避けたいものです。
他の4つの項目も気になりますね
(1)北方領土のツアー なんか、向こうの『観光させてやるぜ』が気にくわない。ビザなし渡航で能天気に良かったなんて言う話を聞くとけっこう「馬鹿野郎め」と思っています。
武力が無いために島は奪われたんだよ!
(2)海産物の共同養殖 技術盗まれるだけです。定置網やら流し網やら籠漁やら全て喰いっぱぐれたバカな漁師が札で頬を叩かれて連中に教えるから後々困ることに、まぁ、国内大手の商社が金儲けのために糸を引いています
(3)温室野菜の栽培 農業はよくわからないが技術を盗まれないようにですね
(4)風力発電の導入 書いた!
(5)ゴミの削減対策 この話は絶対表に出てきませんよね!社会主義の時代から、国民性だとは思いますが、ゴミに対する概念が全く違います。環境破壊?何それの国で垂れ流し、ゴミの山だらけという。熊の餌付きは気にしない国ですしね!きっと無駄だと思うよ!
すっかり話が反れましたが、町長の懸念に対して環境省・・・官庁の力関係から言うと外務省に門前払いのような気が?
それ以前に働きかけすら怪しいと思うぞ!
ちょっと注意深く成り行きを見たいと思います。
PS:町長、世界自然遺産知床の峠にこれも頼むわ、特に除雪に難儀する場所でね!