みなさんは、社団法人と聞くとどう思われますか?
自分もそうでしたが、多くの方々はとても公平性があり清廉潔白でとてもしっかりとした法人団体のように錯覚しますね!
実はNHKクローズアップ現代でも取り上げられたように非常に深い闇があります。
数年ほど前に多くの法の解釈の変更があり、規制が緩められました。
異常なほど!
まるで、大陸系や半島系の団体、闇社会のためのマネーロンダリングを後押しるるかのようです。
今回はその中でも特に問題とされた『一般社団法人・非営利型』という分類についてあるカルト集団利用していることについて述べたいと思います。
法人格を取得するにあたり簡単に説明すると法務局に書類手続きを行って行けば済むことですが、問題なのは中身!
非営利型というのは4点ほどの要件さえ満たしていますよという自己申告で認められてしまうようです。
非営利性が徹底され余剰金の分配を行わないこと・・・つまり金儲けしないよということです。
定款に解散したときはその残余財産が国若しくは地方公共団体又は次に掲げる法人に帰属する旨の定めがあること。
ⅰ 公益社団法人又は公益財団法人
ⅱ 公益法人認定法第5条第17 号イからトまでに掲げる法人
ⅰ 公益社団法人又は公益財団法人
ⅱ 公益法人認定法第5条第17 号イからトまでに掲げる法人
各理事について、その理事及びその理事の配偶者又は3親等以内の親族その他のその理事と一定の特殊の関係のある者である理事の合計数の理事の総数のうちに占める割合が、3分の1 以下であること。
その主たる事業として収益事業を行っていないこと
行政庁からの認定手続き等は不要です。
非営利型法人の要件の全てに該当する一般社団法人及び一般財団法人は、特段の手続を踏むことなく公益法人等である非営利型法人となります。
実はこのカルト団体!
例えとして、長野県ちくわ市千本桜という住所にあるとしましょう。
仮に『ℒ』という名称で代表者は『M』。
信者からの寄付金ですべてをまかなっています。
教祖のMは定職につかず、その寄付金で何やら潜入捜査なる怪しい事業を展開しているのかしていないのか?
ひたすらSNS上で架空の女性会員を作り上げては騙される男性信者を集めてはワンクリック寄付を募っています。
手口は巧妙です。
話しを元に戻しましょう。
社団法人について法務局に行けば日本中どこの団体でも『履歴事項全部証明書』という法人の内容が書かれた書類を手に入れることが出来ます。
その架空団体の内容を見て手が込んでいるなと思いましたね!
理事にずらりと名前がありましたが、ほとんどが設立時には高校生だった子たちです。
よく知らないまま名義貸しを行ったのでしょうね!
きっと子供たちはわかっていないと思います。子供たちは東北の被災地の子たちで右も左もわからぬまま利用されたのでしょう。試しに名前をSNSで検索すると出てくるでてくる、
でも高校生を使うこと事体、違法ではありません!
さらにいざとなったら法の処罰を逃れるために代表理事には代表者を語る『M』の名は無く、長野県内の『匠』の世界の方の名前を入れてありました。本人の氏名は一切ありません!
法人税について国税局に聞いてみたのですが、非営利型で事業収益が無ければ申告する必要はないということです。
つまり、確定申告も収支報告も一切必要ないという自己申告の世界!
これは驚きです。
寄付金がいくらあろうとも1億あろうと10億あろうと課税の対象にならないという話でした。
これで、本人が必死になって寄付金を集めるのに奔走する理由がわかりました。
北朝鮮にでも送金しているのではと思ったりしてみますが、遊んで暮らせるだけ集めて海外にトンずらすることも可能です。
NHKが指摘したように、非営利型・・・・これって自分でも悪用できるわけです。
『一般社団法人非営利型・知床桜組』を設立します。
理事は組員全員!
団体としての事業収益は無し!
組員からは上納金という裏社会の名前がありますが、寄付金を口座に振り込んでもらいます。
ウハウハですね!
どんな手段で集めようが、法人に寄付してしまえば綺麗なお金に早変わりです。
申告する必要も無し!
脱税の隠れ蓑として利用するには最適です。こんな法が施行された政治の裏はいったい何が行われているのか?NHKがさらに踏み込めなかったのは取引があったからでしょう。
でも、架空の『ℒ』という団体、思うように寄付金が集まらず焦っているようでfb上では盛んに寄付が足りないと最近ほざいています。
せめて、収支報告をするのが筋というものですが、それをやっちゃぁ~終わりですからね!
経理の経験者ならわかると思いますが、数字というのは誤魔化せません!
こんな法で守られた脱税方法がまかり通る不思議な世の中でした!
今日は字ばかりでゴメンナサイ!