午後から、野付半島の真ん中付近にある森の中へ散策に出かけました。
海抜が現在はほぼゼロメートルですが、森の中には太古の人々が生活をした痕跡があります。
まずはここ数年で爆発的に増えた野付半島のエゾ鹿による食害が顕著でしたね!
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鳥獣保護区でもあり越冬地でもあるため増えないわけがありません!
カバノキもご覧のあり様!幼木などは存在しない森となっています。
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トドワラで有名な野付半島ですが、それが地盤沈下による海水の流入でしたが、森はエゾ鹿の繁殖によるトドワラになりつつあります。
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擦文時代の住居址(8世紀ごろから13世紀ごろ)ですが、道東はオホーツク文化とのちに融合しトビニタイ文化へそしてアイヌ文化期へ移行して行きます。
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当時はトドワラが示すようにもう少し地盤が高かったはずですので、後々水没の危険がありますね!
縄文時代の温暖な時期と違い、過酷な冬の自然との闘いは大変だったでしょう。
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水に抵抗が無くなってきたルリ!
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ポーズをとるバレリーナのようです。周りに白鳥でも居れば絵になりました。
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一通り、散策を終え戻る途中でワシの残骸を見つけました。
最初はオジロワシだとばかり思っていましたが、画像を見た友人の指摘で気が付きましたが、オオワシのようです。
オジロワシには見られない、真っ黒な羽も多く、オオワシの亜成鳥か成鳥の可能性が濃いですね!
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周囲に骨が無いか探し回りましたが、とうとう見つけることが出来ませんでした。
キツネにお持ち帰りされたことでしょう。
この場所から道路が見えていて(200mほど)、その間は木々が生えていなく見通しが利く場所だったので発見できなかったのか残念でなりません!
多くの野鳥愛好家やカメラマンが道路上に車を止めて撮影するので、ほんの少し注意していれば衰弱している時点で発見できたはずなのですが、被写体をどういう目で見て居るかで差が出ますね!
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欲しいだろうがあげないよ!
とりあえず、大きな羽だけは回収しては見たが、骨などが無い状態なのでこれを届けてもしょうがない!
この絶滅危惧種、人の目に触れず死んでいく個体はとても多いと思われる。