漁期が終了し、船を上架し、陸での後片付けも24日に終了しました。
世間はクリスマスイブ?
実は毎年、この時期は最後の漁をどこで切り上げるか天気予報とにらめっこでそれどころではないのですが今年は違った!
25日は基地港の年明け漁港利用組合総会に向けての事務仕事でてんやわんやし、後は年末の記帳と〆で終了です。
ひと段落した午後から、餌付けを行ったが故の苦情対応で羅臼中心街へ!
その道中、時間があったので足跡を探して獲る事にしました。
やがて真新しい足跡を発見!
忍んでいくと!
居ました。
様子を見ていましたが、1頭の単独らしい?
そろそろ、皆肉を所望しているので母子か若いオスが良いのですがそんな簡単には行きません!
雪もあり、回収にはかなり楽な条件となったので殺ることに!
鉄板の肉固デカオス
弾の入った穴が首に見えると思いますが、今度は頭蓋骨は大丈夫と思われ、これもスケルトンへ!
回収後はあたりが暗くなり、これから出没すると言われる富士見町、栄町界隈のキタキツネを探りに!
キタキツネの餌付け行為が複数の方により行われ、飲食店街が建ち並ぶ一帯では大変迷惑しています。
毎晩のように警察も苦情で呼び出され難儀しているとのこと!
キタキツネは見た目は可愛いかもしれませんが、そこは野生、いざとなれば大変危険です。
咬傷となれば危険な狂犬病や破傷風、その他の菌により場合によっては短時間で多臓器不全になり死に至る可能性すらあります。
また、マーキングを頻繁にする動物ですので糞尿は犬と同様にそこいら中にします。
風土病であるエキノコックス虫を媒介する中間宿主、糞には卵が混じり、何らかの過程を経て口に入ればその後の人生は一変します。
一度でも餌づけを行えばそれでもうアウトです。
その後始末、餌付けを行った方では無く、我々のような人種が行うわけです。
なるべく近いうちに複数頭居ると思われる餌付けキツネは自分が殺すことになるでしょう。
仲間の猟友会員、誰だってやりたくないんですよ!
しかもすべて手弁当、労力も、時間も、弾も通う燃料代もすべてボランティア!
熊同様、これでキツネを射殺している写真でもカメラマンに撮影されて『酷い』とやられれば多くのハンターは凹みます。
ちなみに俺は『やんのか、上等!』です。
獲ったら誰のせいでこうなったのかアップするね!