9月現在、ホッキ貝の桁引きをやっているのですが、如何せん羅臼にはその漁場がほとんどありません。
隣の標津町だと無尽蔵にあるのですが、言っても始まりません。
以前、その標津町の漁船に勉強で乗せてもらったことがあるのですが、その資源量の多さに打ちのめされましたね。
その日の1隻の水揚げ量が、自分の一か月分の水揚げ量とほぼ同じです。道具、船の規模は同じで・・・・・。
新規漁場として目をつけたのが麻布町にある漁港の北側です。
港が出来て砂が溜まり、漁場としては申し分ないように感じていました。
これは居る・・・。船に積みきれるだろうか?
そんなことを考えながら、船の周りに集まるイカナゴの幼魚を眺めていました。
幅150cmのステンレス製の籠で100mほど砂の中を水流ポンプで掘りながら収穫していくのです。時間にして40分ほど
そして、1回目が揚がって来ました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
悪い夢でも見ている気がして、再度場所を少し移動し最も可能性が高い場所に投入
2回目が揚がって来ました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これ以上は時間の無駄ということで帰港。
うまいこと行きません。
今使用している主たる漁場は来年から工事の関係で消失する運命にあります。
どうしよ・・・考えると・・・・防衛本能から眠くなる自分です。
昔から、難しい問題が発生するとまずは寝る・・・・それが自分の基本です。