これから書くことは個人的な思いであって、危惧に終わることが望ましい話ですが、おそらくこれから問題になっていくことではないかと思います。
尚、個人的な一ハンターとしての思いであって、羅臼猟友会や関係機関とは全く関係なく意見のすり合わせを行ったこともありません。
知床が世界自然遺産登録され、その中で日本最大の猛獣である羆の取り扱いについてもいろいろな方が意見していました。
あれから10年が経過し、すこし現場の状況が変わりつつあると感じています。
熊の対応の仕方で有名なのが知床斜里町宇登呂ルシャ地区の話ですね!
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この話はすっかり有名になり、様々なマスコミが来て話題を提供してくれています。
ヒグマとの共生・・・・ここに理想空間があります。
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目指すはこういう空間なのです。
しかし、これは全て人の側にも徹底した対応、判断が求められるわけです。
でも最近は悪い方向で人が慣れてきたのはこの間も言いました。
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野生動物との不用意な接近!
ここは例外としても?
ルシャ地区で人を勉強した羆が新天地を求めて移動したときにあちらこちらで問題が起きているようです。
良い意味だったはずのルシャでの共存!これに似たことが今、他の地域でも起こっています。
大きく違うのはそこには女性も子供も高齢者も普通に生活しているということです。
残念ながら、皆が皆、正しく対応などは出来るわけも無く、今後問題をはらんでいくでしょう。
先日、トドが漂着したのですがそれが熊を呼ぶことを理解していても意にかえさない人たちも増えてきています。
他に何も悪さをするわけではないから、良いのではないかと言う理由!
そうなんですが・・・あなた達は良い!
観光客もカメラマンたちも良いかもしれません!
でもそこで学習したクマがどんどん、人との生活圏に入ってくるわけです。
事故が起きる可能性を誘発しているわけで、起きたときの対応は誰がするのでしょうか?
対応して狂信的な愛護団体の矢面に立たされるのは誰なのでしょうか?
遥か昔なら問題熊を倒したハンターは英雄でしたが、今は違う扱いを受けます。
町民の皆様はじめ、観光客でも良いのです。
事故事件を未然に防ぐ意味からでも痕跡、目撃、誘引されるようなものを見つけたときは知らせましょう。
熊はどこにでも移動するということをお忘れなく!