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積丹岳の遭難訴訟について

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今から6年ほど前の1月に起こった遭難事故です。

事故は平成21年1月31日北海道の道南日本海側にある後志管内積丹町積丹岳(1,255m)の山頂付近で起こりました。
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スノーボードを楽しむための入山が一転して悲しいことになったわけですが、この事件がのちに山岳関係者の間で問題となって今日に至ります。

本来起こっては欲しくない事故、しかしいつもその危険をはらんでいる2重災害、事故が起こってしまいました。
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現場は普通の場所ではないわけです。

助ける方も当然命がけですし、常にベストを尽くすわけですが、
100%ということはあり得ないわけです。

そして、危惧していたことが起こりました。

最愛の息子を失った悲しみから救助しようと努力した側を訴えたわけです。

このことは多くの山岳関係者や救助に関わる方々に動揺や怒り、心配、様々な思いを与えました。

危険を冒して自然の懐に飛び込む側はそう言う覚悟があると思います。しかし、残された側にはそういう思いは無いわけです。

故植村直己氏の奥様が会見で最後に『夫は幸せでした』と言っていたのを思い出しました。

訴えた親御さんたちの気持ちはただの怒りや悲しみの行き場をどこにぶつけて良いかわからぬまま、間違ったところにぶつけてしまったように思います。

そして、昨今同様!
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裁判官の浮世離れした司法判断です。(上告は今年に入って

こんなことがまかり通っていくようなら、仕事とはいえ誰も自分の命を天秤にかけてまで助けには行けませんね!

最終的にはどうなっていくのかわかりませんが?

なんで今更こんな話を蒸し返したのか?

これって、様々な面で言えます。

海外での拉致や遭難、・・・そろそろ現場で頑張る人を縛り付け苛めるのではなく、様々な法的整備や保護、身分の保証多岐にわたって守るべきです。

北海道内も夏山シーズンに入り登山者が増えます。
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昨年の登山関連の事故だけでもかなりあります、

知床でも5件、うち1件は死亡しています。

気を付けていても事故は起こるときは起こりますが、その際に多くの方に迷惑をかけるわけですから、気を付けたいものです。

ちなみに個人的には訴訟を起こすこと自体間違っていると思います。

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