羅臼町には北海道の天然記念物に指定されている観光名所としてマッカウス洞窟と言う場所があります。
実を言うと中を覗くのは高校生のときにバイクで来たとき依頼かな?
数年前に落盤があり、安全上の配慮からすっかり味気ない風景になっています。
この洞窟にはヒカリゴケが自生していることで知られているのですが、ん十年ぶりに見に行きました。
驚いたのは右側の柵の中を通っていくと、途中から奥の檻みたいな所に行けるのだとばかり思っていたのですが・・・・・・行き止まりなんですよ?
なんと行けないのです。
手前の駐車場には幾重にもロープが張られていて、ほとんど読めない立ち入り禁止の水袋?これって他に立ち入り禁止という看板が無かったのでマズイ感じです。
ロープを潜って行って事故があったら問題になりそう・・・・?
とりあえず、柵の中を通って見に行くと『ここからヒカリゴケがよく見えます』?
奥を覗き込んでも水分が多い泥の地面だけ
が・・・・・・手前をよく見ると、微かに蛍光色のコケがシダ系の植物の間にちらほらありました。
正直、あまりのことにしばし呆然・・・・・!
町民だから正直に言います。『何これ。』風前の灯です。
実は見ている最中にも観光客が次から次へと来るので様子を見ていると、みんな、このシダに混じって生えている他の植物をヒカリゴケだと思っています。
当然でしょうね、初めて見る訳で比較するものが無いわけですから・・・。
思わず、来る人来る人に・・・・ペンライトを照らしてにわか解説員となって説明しました。
これを観光名所と呼んで良いのか・・・・・・・ショックでしたね。
どうしてか?
同じ町内に自生している秘密の場所には踏み潰すほどあるんです。
これを日頃、目にしてマッカウスを見ると・・・・・
天然記念物だから弄る訳にはいかないのはわかりますが、そのうちきっと無くなる