先日の大騒ぎ?
幌萌町海岸の地すべり隆起ですがそこは置いといて別な話!
知床半島の形成された歴史から地滑りが起きやすいことは言いましたが、過去の大きな痕跡と今現在の痕跡について素人ながらにちょっとだけ!
知床硫黄山が今の形になったのが3000年ほど前とか聞いています。
(誇張しています)
元は1800mを越える山だったようですが、登ってみると明らかに崩壊したことが判ります。これもある意味、地滑りですね!
そうそう、斜里岳も元はもっと高かったことがわかっています。
先日、知西別岳とか言っちゃいましたが、まちがえました!
遠音別岳です。
大まかですが赤枠の部分が地すべりによる山体崩壊あとです。
知らない人が見ると噴火口のあとのように思えますが、地質調査で判明しています。
そして最近では羅臼町麻布町精神川奥が大規模地滑りを防ぐために大掛かりな工事が行われましたので、今回の幌萌町海岸についても同様の工事がされるのかもしれません?
その精神川の地滑り現場はいろいろなところから見ることができますし、工事のための林道が残っています。(通行不可)
同様に地下に巨大な地下水脈があり、毎年山が移動していました。そのためその地下水をどうにかしたらしいですが、詳しいことはわかりません!ただ現場には巨大な直径数メートルの井戸が何本も造られてそれが用を成しているようでした!
何でも、その地すべりに伴う泥水が海底から湧き出ていたらしく?昆布などに悪影響があったって聞いたような気が?
今回の災害?であらためて知床に住む我々は斜里町も含めて明日は我が身と考えるべきですね