根室管内の狩猟も終わり、他所の地域まで出向いてエゾ鹿狩猟を行っています。
でも、実を言うと完全にスランプです。
この日は忍びが成功し過ぎて距離10m以内・・・・頭を狙って思いっきり外しました。
距離が近すぎるとスコープを覗かない方が良いとは理解していたのですが、やっぱり覗いちゃいますよね?
最初は選んで探していたのですが、後半は余裕がなくなり、子供やでかオスまで狙うように・・・!
しかし、鹿の密度が濃すぎるので忍んでも他の場所から見ている鹿に鳴かれては逃げられるの繰り返しです。
さて、そんな最中厚岸の国道沿いに南下を始めた午後終盤、尾幌手前で何やらカラスの群れが見えました。
線路上に死体があるようです。
雰囲気からまだ新しい死体のようです。付近にはカラスの様子を見て安全が確認されたら舞い降りようと考えているワシの姿がチラホラ!
我々ハンターは狩猟期になると広角で周囲を見ていて、動く動物に反応しています。
正確にはほとんど前を見て運転していないというのが実情かな?
現場に行くには金網ゲートを乗り越えるしかなく、関係機関に連絡し現場を後に!
その後も、鹿を眺めて終わりの連続で撃ちひしがれ日没終了!帰路に着きました。
帰りに気になったので現場を通りかかると線路上を歩く鹿の親子!
ゲートの除雪をしてなんとか進入!
現場に行って、1枚目を撮影するとエクトプラズムが
嫌な気配を感じながらもう1枚!・・・・今度は大丈夫?
付近の木にはワシたちが集まっています。
ただ、鹿の死体の状況からまだ、警戒心からワシは啄んでいないようです。
明日の朝一、交通量が少ない時間帯を狙っている感じ!
相当なスピードで撥ねられたらしく首や四肢の骨が折れています。
子ども
母親
人間も飛び込むと悲惨で拾い集めるのが大変だと聞いています。
首が折れているのはきっと正面から撥ね飛ばした感じ?
線路が近く、このままでは朝一にワシと列車との事故が懸念されるので勝手に移動させてもらいました。
法的にはかなりマズイことらしいのですが?
線路内に許可なく立ち入ると不法侵入らしい?
鹿に触れて勝手に移動させると、不法投棄、廃棄物処理の違法らしい?
ハンターベストは不味いので脱いで作業を行いましたが、帰宅ラッシュの車輛からは線路付近で不審な行動をするテロリストかもしれません!
んでっ!
こういう事故死体を見て獲れないハンターの心によぎる名言というか日本語があります。
この言葉・・・・日本人独特で、これに代わる言葉は外国ではないそうです。
ああ~『もったいない』
さぁ日頃、自分から鹿肉が届く皆さんも復唱を!
『モタイナァ~イ』