毎年、暖気が入るようになる3月頃に雪崩が発生し、一時通行止めとなる箇所が近所にあります。
今年は例年にない大雪と、定期的に強い寒気と雨の日があり雪の層を調べると氷の層が何枚か挟まるようにして雪の層があります。
実はこれが良くないことは山登りする連中なら常識ですね!
ここの斜面は元々は豊富に樹木が生い茂っていました。子供の頃はよくその辺りの木にはカラスが巣を作ったので襲ったもんです。
それが、そのままで良いのではと思えるのに、よく判らない理由で木々を伐採し人工的に奇麗に見栄え?の良い法面に仕上げます。
当然、木々が無くなるので雪崩が発生しやすくなりそれを防止するためにさらに防止柵を設置するわけです。
こういう土木関係には様々な特許やら天下り官僚のための裏話があるのを聞いていますが、物理的に矛盾すると思うこともゴリ押しするのはそのためなんでしょうね?
話は戻り、いよいよやばいと思ったのか事故が起きて裁判沙汰になって出世が危ぶむ前にやることになりました!
道東一帯はどこもかしこも通行止めだらけで重機も人手も足りず大変なようですが作業開始!
人力で崩してはユンボでかき集めてロータリーで飛ばす。
下の方をあまり取りすぎると、抵抗が無くなり一気に雪崩が発生するので重機に乗っていても怖いでしょうね!
思うんですが、中途半端な防止柵を置くくらいなら、無い方が良いのでは?
逆に積もらないような斜面(岬町にある)にすれば良かったように思います。
きっと、さらにたくさんの防止柵を設置するような?
ルサ以北の道道法面に設置された、たくさんの雪崩防止柵と壊れたままの柵に景観上の違和感を覚えるのは自分だけか?
もう雪はいらんぞ!