今朝はのんびりしています。
暴風波浪警報でお休みです。
ゆっくりとネタを更新!
子供の頃、一時ハチの巣を集めるのに凝ったことがあります。
今でもいい感じのを山中で見つけると持ち帰ります(ただし宿主が死滅してから)
狙うはスズメバチの巣でした。
羅臼では大型で凶暴なオオスズメバチは居ません(多分?)今まで見たことがありませんが、今後北上するかもしれませんね!
狙うのはキイロスズメバチ!
そしてケブカスズメバチ!
ポピュラーなクロスズメバチ!
今思うと結構、無茶しましたね!
でも幸いなことにクロスズメバチ以外には刺されませんでした!
スズメバチの仲間は何度でも毒針を使用できますがミツバチなどで知られるようにハナバチの仲間は一度使用したら抜けて死んでしまいます。
勘違いされるのがハナバチを一般の方は『クマバチ』と呼んだりして悪者扱いしますが、実は死に直結するためよほどのことが無い限り刺したりはせず噛むことがほとんど!恐れる必要が無い蜂です。
ちなみにミツバチもハナバチの仲間です。
よく一般的な常識で黒い服がやばいと言うのがありますが、あれはそばに巣があった場合です。
ハナバチなど花の蜜や花粉を集めるタイプは青い色に執着します。
これはおそらく紫外線を識別できる四色型色覚を持ち、花の色と関係しているようですが詳しいことはわかりません!(人は三色型色覚)
同じようにスズメバチの仲間で蜜を集めるクロスズメバチも青色に執着しますので、羅臼町民の方は青い魚箱や青いブルーシートに反応するハチを見ているはずです。
なので、夏場は青い服にハチが来ますので注意してください。クロスズメバチは9月に入ると攻撃的になるのでこちらも併せて注意!
さて、良く集めたのがクロスズメバチの巣!
キイロスズメバチやケブカスズメバチは樹洞が多く小学生だった自分にはハードルが高く(切り倒せない)見つけてもほとんど不可能でした!
でもクロスズメバチは地中だったり木の枝だったり、雨さえしのげればどこにでも作っていたので比較的簡単に!
狩猟中に見つけたクロスズメバチの巣!
クマの通り道に在ったので何度も襲われたのでしょうね・・・巣が小型化しています。
ハチの巣の模様・・・・材料となる樹種によるものですがほとんど芸術品だと思う!
幼虫が過ごす正六角形の巣は物理的に大変頑丈な構造らしく、それができるのが自然界の不思議です。
今年倉庫の軒下に作られた巣・・・でかくなるのを楽しみにしていたのですが…最初の成虫が生まれる前に女王が死んでしまったようです。
ちなみに過去4回刺されていますが、今のところ具合が悪くなったことはありません!
最近では1年ほど前に河原を散策中に地面にあった巣穴見つけ、爆竹をほうり込んで逆襲に会いました