先週、急速に発達した低気圧とその後の台風19号の影響でオホーツク海を含む根室海峡沿岸の海水温が急激に下がりました。
これは今後の漁模様にどのような影響を与えるのか興味津々です。
前にとある高名な大学の先生から注意深く見るように言われて日頃観察はしているのですが、どうなるのでしょうか?
2年前の画像です。海水温が高く南方系の魚類も含めイカが獲れています。道南は高すぎて不漁でしたね!
昨年の画像です。やはり、同様でイカが豊漁でした。太平洋側からのイカの来遊供給があったのを示していますし、斜里網走方面が低く秋サケが豊漁だったのが判ります。
今年はどうでしょうか?
10月初めまでは例年通りでした。
ところが・・・!
これは既に南方系の魚種は入ってこないことを示しています。
閉じ込められたブリやシイらは獲りつくすでしょう。イカがどうなのか?この図で示す通りしばらくすると不漁に転じるのか?
釧路沖がイカが豊漁だというのがこの図でもよくわかります
物理的に海底に近い方が海水温が高いということはあり得ないので今後データが正しく参考になるのか注目です。
自分的には昔の羅臼の海に戻って欲しいと願うばかりです。