知床連山の縦走から帰って来て、疲れ切った初老の体をいたわるべく、隣町標津町の薫別温泉へ行ってきました。
林道が閉鎖されてから約10年、すでにあちらこちらで決壊、崩落しており徒歩か自転車、バイク以外でないと辿り着くのは無理です。
林道はすっかり原生林へと戻りつつあり、ますます困難になるでしょう。
せっかくなので、大型の枝切狭を持ってジョキジョキしながら進みましたので初めての方でも笹の狩り跡を進めば辿りつくのは可能です。
でも、熊は居ますので自己責任でお願いします。
林道に沿って歩いていくと、最初の赤い橋に到着します。
さらに進むとどんどん笹が濃くなってきますね!道を知らないと不安になるのではないでしょうか?
なので、これらもわかるように刈りました。
二本目の赤い橋と言うか2か所しかないのです。
湯の橋と言うのですが割れていて見えませんね!実は数年前に誰かが故意に石で割った後がありました。
ここまで来るとあとは100mほどです。登って左手をのぞき込むと!
ありました。
先客がすでに湯の中でくつろいでいます。
すっかりありがたくなっています。
こちらは湯浴びをしていたような?
実はかなりな高温!
でも、羅臼の『熊の湯』が平気な方なら
入浴中、犬たちは水遊び!
もう一度、綺麗に洗って置きました。バケツはそのまま置いてきたのですが、みなさん湯船から出してしまうので飛ばされて遺失してしまいます。
来られる方はバケツ持参の方が無難です。(熱いのが苦手な方)
お湯が溜まる時間は1時間30分!その間大きなオショロコマが釣り放題!
これから紅葉の季節を迎えますが、渓谷と紅葉が相まって午前中に行くと綺麗です。