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Channel: 知床桜
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助かってよかった!

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<知床半島>道迷い洞窟で待機 42歳男性が7日ぶり生還

 24日午前9時半ごろ、北海道・知床半島(斜里<しゃり>町)の林道で、道路わき斜面に男性がいるのを知床財団の職員が見つけた。道警斜里署によると、17日に知床連山に入山後、行方不明になっていた札幌市白石区菊水3の5、会社員、難波敏次さん(42)で、病院に搬送されたが、命に別条はないという。

 同署などによると、難波さんは道に迷い沢に滑落。ほら穴の中で予備の食料を食べて救助を待っていたが、食料が尽きたため自力で林道に出ようとして発見されたという。

 難波さんは17日、斜里町の羅臼岳(らうすだけ)岩尾別(いわおべつ)登山口から日帰りの予定で入山。その際、知床財団からクマよけスプレーを借りたが返しに来ないため財団が20日に通報。同署などが捜索していたが、22日でいったん捜索を打ち切っていた。難波さんを発見した財団職員はクマの生態を調査中だった。
 
 
もうだめだと誰もが思っていたでしょうね!
 
遭難したことは不幸ですが、生きて帰ってこれたことは幸運です。
 
熊スプレーを借りるときには羅臼岳日帰りと告げていたようです。
 
登山口での名簿への記入時には硫黄山日帰り(いわゆるピストンらしい?)
 
いわゆるピストン(往復)は過去に自分も挑戦しましたが、中間点あたりのオッカバケ岳まで約4時間近くかかり、断念した経緯があります。
 
もしも挑戦されるならフルマラソンを2時間台で走る能力を有し、装備を持たないで走れば可能だと思います。
 
難波さん、それでも午後1時頃には硫黄山付近に到達していますので健脚であることは間違いありません!
 
ここまでの行程の途中で往復を諦め硫黄山カムイワッカヘ下りようと考えたのか、硫黄山付近で考えたのかはわかりませんが予定を変更したようです。
 
ここまでは賢明な良い判断だと思います。
 
しかし、下山を開始して間もなく大きな判断ミスを犯してしまいました!
イメージ 1
画面中央の岩から左側へ下りて行かなくてはいけないのに、右側へ行ってしまったらしいのです?
イメージ 2
地図だとこんな感じ!黒い点線が登山ルートです。
 
イメージ 3
拡大すると、こんな風景なんです。
 
イメージ 4
ウブシノッタ川の渓谷へ向かって!地図でもわかる通りヤバイ崖だらけ!
 
きっと途中で間違いに気が付いたと思うのですが、初めてなので疑心暗鬼に駆られたでしょうね!
 
最終的にはきっと☆印のあたりから登り返して下がったんだと思いますが、骨折もしながらよくぞ下山しました。
 
普通は死んでいます。
自分が同じ立場ならカメラを動画にしていろいろと言うだろうなぁ・・・遺言!
 
こんなところですよ!
イメージ 5
                           画像提供協力:北浜番屋山岳ガイド石田氏
 
間違いに気が付いた時にはもう手遅れだったのでしょうね!
 
今回、硫黄山の日帰りならコースを間違えることは無かったでしょうね!
 
初めてのコースで自分だったらと思うと『間違えない』とは断言できないと思った!
 
知床、現在までけっこう行方不明者もいますし、死亡事故もそれなりにあります。あらためて遭難した時のために届け出や装備の重要性、早めの判断、勇気ある撤退、感じた方多いと思います。
 
もちろん自分も、特に縦走挑戦は過去も道警に登山計画書をメールで送っています。
 
山は楽しいけれど、怖いよね!
 
 
 

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