8月15日午前7時20分ごろ、北海道斜里町と羅臼町にまたがる知床硫黄山の斜里町側山頂付近で、登山者が滑落していると消防に通報があった。北海道警のヘリコプターが救助し、羅臼町内の診療所に運んだが、同11時すぎに死亡が確認された。道警斜里署などが身元確認を急いでいる。
斜里署や消防によると、死亡したのは50代ぐらいの男性で、単独で登山をしていたとみられる。現場近くを通り掛かった別の登山客が滑落しているのを発見した。(2014/08/15-12:58)
斜里署や消防によると、死亡したのは50代ぐらいの男性で、単独で登山をしていたとみられる。現場近くを通り掛かった別の登山客が滑落しているのを発見した。(2014/08/15-12:58)
死亡男性は西宮市の66歳=知床硫黄山の滑落事故―北海道警
時事通信 8月15日(金)18時52分配信
北海道斜里町の知床硫黄山の山頂付近で15日朝、滑落し死亡した男性登山客の身元について、道警斜里署は同日、兵庫県西宮市仁川百合野町の無職河本佳夫さん(66)と発表した。
同署によると、河本さんは7月末から1人でキャンピングカーで北海道を訪れ、8月いっぱい道内旅行を続ける予定だった。死因は捜査中だが、頭蓋骨を骨折していたという。
同署によると、河本さんは7月末から1人でキャンピングカーで北海道を訪れ、8月いっぱい道内旅行を続ける予定だった。死因は捜査中だが、頭蓋骨を骨折していたという。
お盆の最中に起こった事故ですが、詳しい事故状況を同じ町内会のAさんが報告書としてまとめ上げてくださいましたのでアップすることにしました。
実は知床の硫黄山、自分も何度か不明瞭なルートで迷って山頂に張り付いたり、下山したりしています。
春先はまだ積雪と雪解けのためによる不明瞭さから正規のルートを外れてしまいました。
あとは濃いガスにまかれたときも見失っています。
山頂付近は山体崩壊による切り立った崖状で、高所恐怖症の方はかなり厳しいと思います。
また、登頂間近な時点で疲労度が激しい場合も危険ですね!
いつか起こるのではと思っていた事故でした。
ご冥福を祈ります。
そして、そう言っている間に今度は
羅臼岳で札幌の42歳男性が遭難か クマよけスプレー返却せず
(08/21 11:56)
【斜里】20日午後1時20分ごろ、札幌市白石区菊水3の5の会社員難波敏次さん(42)が羅臼岳などの登山用に借りたクマよけスプレーを返しに来ないと、オホーツク管内斜里町岩宇別の知床自然センター職員が斜里署に届け出た。
同署などによると、難波さんは、羅臼岳(1661メートル)の斜里側登山口から硫黄山(1562メートル)を17日に1人で日帰り縦走する登山届を登山口で提出していた。20日に会社の上司が札幌白石署に「休暇明けの19日になっても出勤しない」と相談もしている。難波さんは1人暮らしという。
斜里署は難波さんが山中で遭難した可能性もあるとみて、21日朝から捜索している。
なんでも最初の説明では羅臼岳往復だったらしい?
それが、登山口の入山名簿には日帰り縦走とか?
話によっては硫黄山をピストンするとも?
この方がどんな人なのかは全くわかりません?
当日の天気は稜線上、良かったということはわかっています。
迷うような天気では無かったそうな!
普通の登山能力のある方なら遭難するようなレベルではない気象条件です。
羅臼町の山岳会も捜索に加わっていますが、自分も日曜日に日帰り連山縦走を予定していたので、ついでに協力したいと思います。(天気が良ければね)
知床の山も結構、怖い山なんですよね!
熊の密度も高いし!