知床にご旅行に来たことがある方、あるいは在住されている方ならこのマークを見たことがあると思います。
熊に餌を与えないでほしいという願いからの啓発活動として昨年?あたりから関係車両や施設に張り出されていますね!
知床でのクマのエサやりについては過去にも何度となく問題になっています。
2年前は夏のヒグマの食環境の悪化に伴い、人の生活圏への大量出没が相次ぎ啓発活動の一端となった事例がありました。
観光客による餌付けです。
羆の写真を撮影したいがための餌付けです。(100%間違いない)
でも、羆が強調されるあまり他の動物に対しての周知はどうなのでしょうか?
実は先日、ウトロ側の知床五湖へ行った帰りに偶然、キタキツネへのエサやりに遭遇しました。
前を行く白い車の家族連れが反対車線に停めて窓から・・・そして撮影!
自分が来たことで走り去りましたが、キツネは煎餅を食べ始めたところです。
この煎餅、人でも口の中が乾いていると、ねっぱる!(貼りく)
このキツネも難儀していました。
よく見る紅色のえびせんべいで、子供のおやつでもあります。
よく道路中央や脇でジッとしているこれらのキツネはすべてこの餌やり効果の賜物ですがいかがなもんでしょう。
個人的には駆除の依頼が減るので嬉しいのですが!
その数日後、羅臼岳登山に向かう途中の羅臼側道路に捨てられていたゴミ!
ゴミの感じからすると衣類が多く生活感たっぷりで、地元の方だと思いました。
生ごみだとまさに餌付け行為!
自分が思うに、こういう野生動物へのエサやりにしてもゴミの不法投棄にしてもこれらの行為を行う人は啓発されている熊の問題にも無関心でしょうね!
関係機関はもう少し周知の方法を考えた方が良いのかもしれません?
さて、自分はこれからベランダにバードテーブルを!
餌付けして愛猫のエサ・・・ではなくて狩りの練習台にしようという目論見があるのでした!