以前、根室の別当賀付近で野犬が鹿を襲うシーンの写真が新聞に出ていましたね!
今期の狩猟では、その野犬と随分出会うことが多かったです。
羅臼町では野犬と出会うことはありませんがすぐ隣の標津町、崎無異地区にはそれなりの群れが居るのを時々見かけますし、実際に数頭で鹿を追い込み刈ろうとしているのを河口付近の海辺で見ています。
これはその時の一部ですが、とても用心深く自分の車が停まったことで狩りを中止し、散会しました。
これが、浜中町や厚岸町に行くと保護区内の柵の中で鹿を追いかけていたり、自分も忍んで奥に入るとバッタリ出くわす事が度々ありました。
その多くは、狙う鹿が一緒だったのかもしれません?
幸いどの犬も一目散に逃げていくので対峙して睨み合うことにはなりませんでしたが、驚くというか、人によっては恐怖です。
犬好きの自分でも敵意をむき出しの野犬に囲まれたら銃を持っていてもどうだろうか?
鹿の死体に喰い付いている時はそっと、その場を離れるようにします。
野生化した肉食獣は飢餓状態にあると大変危険です。
人に馴れると可愛い犬も、捨てられたことを悟った犬や野犬になると人間は敵でしかありません。
悲しいことですね!
そういえば最近耳にしたことです。
羅臼町の郊外に置き去りにされていたビーグル犬交じりの犬、処分されたそうです。
地理的なことを考えると捨てたのは、ほぼ羅臼町民でしょう。
きっと子犬のうち可愛いけれど大きくなると余したので・・・。
そんな感じかな?
郊外の自営業者なら何とかなるだろうという安易さが見え隠れします。
だから、浜中や厚岸、標茶方面は多いのかな?