先週の金曜日に長女と一緒に釧路市の郊外にある猛禽類医学研究所に行ってきました。
出入りの業者でもあり、鉛中毒問題に率先して関わっている釧路猟友会会員でもあるSさんの案内で施設を廻りました。
館内のコーナーには猛禽類に関わる諸問題、特にハンターによる禁止装弾、鉛弾を使用した不法残差による汚染問題が取り上げられていました。
今年もあちらこちらで中毒に陥ったワシ類が保護されていますが、人目に触れないでこっそりと土に還る個体が相当数いるはずです。
2年ほど前の5月中旬に捕まえ損ねたオオワシも酷い下痢症状だったので、きっと鉛じゃないかと思っています。
風車の問題もあります。根室の海岸線に計画があり、建設は時間の問題でしょうけれど、きっとバッタバッタワシも含めて刈り取られるでしょうね!
どこが自然環境に優しいのでしょうか?建設に当たってはそこいら中の植生破壊も起きます。
さて自分の保護したワシも含めてお外の見学です。
なんでも普通の方は立ち入り禁止だそうで、保護した経緯もあり特別に許可をいただきました。
当初、自分のワシは野生復帰は無理ではという診断でしたが、強い回復力で何とかなりそうな話でした。
野生復帰を目指せる個体は徐々に広いゲージへ移動。
やがて、問題ないと判断されると空に帰ることになりますが・・・・放鳥の時期はやっぱり冬なのかな?夏にオオワシ放してもね?
シマフクロウも見学させてもらいました。たまに見ることはあってもやはり珍しいです。
すっかり、Sさんに案内してもらい、さらにステッカーをもらいました。
釧路猟友会御用達らしい?
そう言えば今猟期貼っている車を見た記憶があります。
でも、自分の猟友会も含め他では無いので限定的なんでしょうね!
使用禁止はもちろん所持も禁止となりましたが、ザル法になりそうです。
外見からは区別がつかないようにすることも可能ですから!
でも、一歩前進でしょう。
ところで、このステッカーを逆に悪用する連中も居る気がしてなりません!
身障者マークをホームセンターなどから購入し車に貼り付けて、優先駐車帯に堂々と止める輩がいるように!